赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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File037:「According to you」


ご存知の通り、5月半ばまでの赤ペンは
とにかく裏方稼業をあちこちでやっていました。

動画製作ではない作業の方が多かったし、
作った動画にしても習作やメドレー用の作品で、
普段の自分とは色々違う状況だったわけでして。

そんな諸々のスケジュールが5月までずれ込むかな、
という目処が立った時点で赤ペンが考えたのは、

「このまま誕生祭の作品を作るのも、ちょっと違うよなぁ」

という事でした。

自分の中のギアを、裏方稼業用のシフトではなく
単純な「動画を作る人」用のそれに入れなおす作業が
必要になるかなー、と。

だから誕生祭の前に、とにかく何か1つ作っておこう。
それがこの作品を作る、1番の動機だったりするんです。

メドレーの作業の息抜きとして聞いていた曲の中から
単純に「作ってみようかなぁ」と思えるものを
いくつか候補として選びました。その中から
この曲にしたのは、すごくロジカルな理由付けでして。

・候補曲の中で一番時間が短かった
・ダンス以外の素材を用意する必要がなかった
 (美希のコミュはほぼ全て揃ってるので)
・完成形が今までの自分の作品に近くなると予想された


語弊を恐れずに言えば「一番都合がよかった」という
表現をしてもいいかもしれない。少なくとも
特別な意図やメッセージがあって選んだわけでは
無いんですよ、実は。

この事からも導き出される、今回の作品を作る
一番の目的は何だったのか。それは、
「今の赤ペンが、なるべくニュートラルな状態で作った動画」
を、自分自身で見てみたかった、という事になります。

ギアは重いところに入れっぱなしにせず、肩の力を抜いて、
でも習作とかいう位置づけではない動画を作ったら、
いったいどんな事になるのか。それを確認しないと
先には進めないなー、と。

え?
そんな事自分で判るんじゃないの、だって?
それが判るんなら誰も苦労はしないですよ(苦笑)。

最初に書いたように、動画も作ってはいたけれど、
基本的にこの半年の間、赤ペンはずっと「企画屋」でした。

そこでフルに使っていたスキルは、自分の動画を
作るためのそれとは必ずしも同じではないし、
作品に対する考え方、自分の関わり方みたいな部分も
微妙に変わってくるし、何より動画そのものを
それほど多くは作ってなかったわけです。
そりゃメドレーの「隣に・・・」はすっげー胃は痛かったけど(笑)、
それでも尺は1分なかったわけで。

無論「やりたくもない事をやっていた」というわけでは
ありません。何かを押し付けられた覚えもないし。
ただ、少なくとも「自分のやりたいようにやる」という
発想は、優先順位を下げていた
事は間違いなくて。

その状況から抜け出た今、自分はどんな事ができるのか。
何を得たのか。どう変わったのか。あるいは変わってないのか。
それを確認する一番手っ取り早い方法は、実際に動画を
作ってみる事以外にないだろう
と、そういう事です。

さて、それではもうちょい動画の中身について書いておこう。
この曲はご存知の方も多いと思います。マイケル・ジャクソンの
ツアーに参加する予定だったオーストラリアの女性ギタリスト、
オリアンティのナンバーです。オリジナルのPVはこちら。



しかしまぁ、

「洋楽、しかも女性ヴォーカル→美希」

というわかりやすい思考回路が真っ先に浮かんだのは
いかがなものかと自分でも思います(笑)。

うん、最初はその程度の思い付きだったんですよ。
この時はまだまだメドレーの仕事の真っ最中だったので
それ以上深くは考えずにアイディアをストックして
しばらく寝かせておきました。

で、メドレーの作業が完全に終わってからもう一度
改めて作る作品について考えて。その時、原曲の歌詞に
加えて、改めて和訳の歌詞を読んだんです。
そしたらまぁこれが案外と美希ハマりそうで。
他のアイドルでも出来るとは思うけど、多分ベストな選択は
美希なのかな
、と。

普段の赤ペンなら、そこからさらにトコトン突き詰めていく事を
してたのかもしれませんが、今回はそういう「練り込み」は
敢えてしないのが目的
でしたので、とりあえずこの歌詞を
自分なりに意訳するところからスタートしました。
去年は和訳入れないで色々言われたからなー(苦笑)。

原文→直訳→豪快な意訳ときて、最後に美希語訳。
この時点で言葉の使い方や雰囲気を確認してもらうため、
たまたま身近にいた美希派のプロデューサーを
2名ほど巻き込みました(笑)。

卓球P


七夕P


たとえこの動画の話じゃないところだったとしても、
二人を紹介するとしたら、それぞれこの動画を
貼ったんだろうなぁ。というか
「Producer's Endless Waltz」とか「隣に… 3A07edition」なんて
意地でも貼るかっつーの(笑)。

2人には曲名は教えず、美希語訳の文章だけを
渡して見てもらい、言い回しに不自然な部分がないか
チェックして頂きました・・・というか、もしここで
もの凄い勢いで添削されるようなら、作品の方向性を
もう一回考えるつもりではあったんですけどね。

この美希語訳が出来た時点、5月頭くらいから製作に。
今回は久々に絵コンテなしで作りました。
美希語訳の文章が、そのままコンテ。

だからこの動画の骨子は、あの意訳歌詞そのまんま。
それ以上のメッセージやストーリーは、基本的には
乗せていないつもりです。解釈は見た人任せ、的な。
一応作る上での指針として、「アナタ」は美希に
あんまり興味のない人で、「あの人」は美希好きの人、
程度のイメージは持ってましたけど。

基本的な構成は、今まで通りPremiereでカッチリ組んで、
80%くらい組んだところで、この半年の間に得たスキルである
AEさんのご登場です。スキル?(笑)
エフェクトとか3D的なレイアウトなんかはこっちで追加。
まだまだ自分がAEで出来ることは限られてますから、まずは
出来ることをキチンと。次に手がすぐ届く部分で色々試して、
次への布石的な実験もしながら格闘。道は長いね・・・。

以上。え、アッサリすぎるだろって?
しょうがない、選んだ曲の内容に従って
「手なり」で作ったらこうなっちゃった、
という
それだけの話しかないんだもん(笑)。

例えばもっとメタ視点な作品にする事も
ストーリー的な話の流れを入れる事も
映像的に突き詰める事も、出来なくはなかったと
思います。でも、それは今回の目的ではなくて。
まぁその分、私の普段の在り様的なもの
出ているかもしれませんけど(笑)。

ともあれ今回に関しては、とにかく今の自分の
「基礎体力」の確認
がしたかったので、出来たものを
素直に捉えておこうと思っています。でもまさかこれで
週マスにランクインするとは思ってもみませんでした(笑)。
ありがたいお話です、ええ。

さぁ。
もう次は7/19まで一直線、です。

ほぼ間違いなく、これが「最後の誕生祭」になるでしょう。
来年自分がこの界隈からキレイに足を洗っているかどうかは
微妙ですけれど、他の様々な状況を鑑みれば、ね。

また胃の痛い日々が続きそうですが(苦笑)、ちゃんと自分で
納得できるものを作りたいなと思っています。となると、
どう考えても内容は完全内向き俺得動画、すなわちいつもの通り
「アイドルしてないあずささん」になってしまうでしょうから、
そこは諦めてあらゆる数字は一切気にしません(笑)。

ともあれ、頑張ります。自分の為に。
もし宜しければ、動画が出来たら少しだけ
お付き合い頂ければありがたいかな。そんなところです。
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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