赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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気分転換のための文章
とてもそうは見えないと思うんだけど(笑)、ちょっと息抜きのつもりで、
先日キッカケがあった、ある意味不明な文章を書いてみる。

アイマス・ニコマス成分が含まれる文章ではありません。
でも似たようなシチュエーションは探せばあるかも知れなくて、
それを理解できるのはとりあえず一人しかいないハズ(笑)。

何の話かというと、ゴジラの事。松井じゃないよ!
それも、俗に「平成ゴジラ」と呼ばれているシリーズの話です。


特撮方面に疎い方も多いでしょうから、ものすごーくザックリと
説明をしますと、初めてゴジラの映画が上映されたのが1954年。
それ以来、1975年までシリーズが続くんですが、そこで一度
長い休止期間が生まれるんです。これがいわゆる第一期

で、復活するのが1984年。この時はまだ年号は昭和なんだけど、
この次のシリーズが1989年に公開されたので、ここからをひとまとめに
平成ゴジラシリーズとして括ることが多いわけです。
この辺はホントにザックリとした説明なので、詳しい方は
あんまりツッコまないでねお願いですハイ。

第一期のゴジラは、途中から「地球の味方、子供の味方」みたいな
立ち位置で戦っていたんですが、平成ゴジラになると原点回帰で
ゴジラはあくまでも人類の敵というスタンスで、そのゴジラと
人類とのバトルを基本軸にお話が展開していきます。

で、これまたザックリな説明で恐縮ですが、ゴジラと戦うために
人類が用意する兵器ってのが色々出てくるんだけど、面白い事に
主役級のメインウェポンは全て「ゴジラありき」なものばっかりなんですよ。

例えば「スーパーX2」なる超兵器。これの最大の武器は
ゴジラが吐き出す熱線を反射させる装置。クロスカウンター狙い。
で、その反射装置が使えなくなってしまい通常の武器で戦った途端
通用しないで結局やられちゃうと。

例えば「メカゴジラ」。言わずもがなだなこれ(笑)。
ゴジラを倒すんなら同じもので!というわかりやすい発想?

このカテゴリに当てはまらない兵器もたくさんあるんですが、
何も機械ばかりが兵器じゃない。生物兵器にも色々ありまして。
例えば「抗核バクテリア」なんていうシロモノ。

「核を食べる遺伝子から作り出された
 核物質をエネルギー源にするバクテリア」


って、説明わかりづらいよ(笑)。ゴジラは歩く核兵器みたいな
存在なんで、その核物質を食うバクテリアをブチ込んだら
エネルギーを失って困るだろうと、そういうことです。

この路線ではビオランテという怪獣もいたりするんですが、
ともあれ共通しているのは、その元ネタとしてG細胞という
特殊な細胞がある、という点。このGが何の略なのかはご想像のとおり。

ちょっともう収拾がつかないのでこの辺でまとめるとですね。

ゴジラを倒すために、ゴジラ自身の助けを得なければならない。
でもって、だいたいそれは上手く行かない。物語の構造上、
ゴジラは何らかの形で封じ込められなければいけないわけですが、
それはいつも人間の側の描いたシナリオ通りにはいっていない。

そこにはジレンマがあって限界があって。それはある意味で
メッセージ的なものなのかもしれませんけど、そういう事なんです。

うーん。「選択する手段」の問題といわれたらそれまでだし、
でもその手段を使って本当の意味でねじ伏せるのは大変だと思うし。
そこまで言うんなら自分でやれって事なんだろうから、まぁ自分でも
ちゃんとやろうとは思ってたりなんかするわけなんですが。
って、何の話なのかどんどんわかんなくなっていきますね(笑)。

あるものに向かい合う時に、自分の手には何が握られているのか
本当にそれが自分にとってベストのものなのか。それを知る事って
案外いろんな局面で重要だったりしますよね。足りない事も、
やり過ぎの事も、見当違いの事もきっとあるんだろうし。
でもそれを振り下ろす時には、きっと躊躇っちゃいけなくてね。
逡巡するのは、手に取る直前までじゃないと。

まー何のことやらわからせようとしないまま筆を走らせましたが、
自分で忘れてしまわないよう、備忘録的に書いてますんで
結論めいた事を書かないまま終わらせちゃいます。え?それは
いつもの事だろうって?その通り(笑)。

お仕事も大詰め。もうひと踏ん張り。
この記事に対するコメント

>>赤ペンP
ゴジラの一作目が怖かったです。
確かアメリカ核実験の所為で生まれた怪物だという事だったと思います。
つまりは自然からの天罰みたいなものなんですけど、
その罰が当の実験を行った米軍ではなく、理不尽にも日本に・・・
という点が特に恐ろしい。

赤ペンPのおっしゃるゴジラへの対抗手段とか、それが上手くいかない理由ってその辺から来てるんじゃないですかね。つまり日本人の自然への畏れみたいなものが作品に反映されてるんじゃないでしょうか? 要は「敵わない」という無意識的な認識です。

とか適当に書いてみましたが、どうでしょう。

PS:
ゴジラを滅ぼすことが重要なんじゃなくて「負けなければ勝ち」ってことなのかもしれません。
ハリウッド映画と日本の映画の傾向の差異とかに注目してみるとおもしろいかも知れませんね。
あちらさんは何が何でも敵はやっつけちゃいますから。
【2010/03/25 21:45】 URL | Tom #eOwU5P3o [ 編集]


> Tomさん
あー、それもあの映画の骨子のひとつではあるんでしょうね、
というか第一作は色々と重いものがありすぎますからね。
どれだけ東京を壊しても皇居には近づかないゴジラとか
語り始めたらどこまでも語れちゃいますし。
あと、東宝の怪獣映画はとりわけ「倒してスッキリ」的な話に
ならないですよねー。ハリウッド的勧善懲悪でカタルシス、
みたいな事になかなかならなくて。

・・・ここは何のブログだったっけ?(笑)
【2010/03/27 22:02】 URL | 赤ペン #Td/ILGRk [ 編集]


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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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