赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
07 | 2017/08 | 09
S M T W T F S
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

久々の由無しごとを少々。
赤ペンは動画に限らず何事であっても「技術を語る」という
タイプではないようです。ニコマスとは、いや動画とかとも
無関係な、そんなお話。たまにはこんなのもいいかな。

どうにもこうにも、世間で騒いでいるほどには
フィギュアスケートってもんに興味がわかんのです。
というか去年のいつ頃だったか、演技が終わった後の
キムヨナの表情を見て、

「あー、この人が現役でいる間は、ミスが絡む以外に
 誰もフィギュアでは上を行く事はないだろうなー」


なんて思ってしまってから、オリンピックが近づいても
ぜーんぜん盛り上がらなくて。
そもそも私の頭の中にあるフィギュアの選手といえば
せいぜいキャンデローロとかボナリーなんて名前くらいなもんですし
技術論どころか最近の事すらよくわからない。

でもまぁ、世間の話に乗り遅れるのもアレなので、
帰宅してから上位陣の演技をひと通り見たわけなんですけどね。


同じ19歳とは到底思えなかった。
それは、「どちらかに比べてもう一方が」みたいな事ではなくて、
二人ともあまりに浮世離れしてたって意味で。

さっきも書いたけど、キムヨナの顔はとても19歳のそれには見えなかった。
この世のものならざる空気すら漂わせてた。それがミス無く演技をすれば、
そりゃ誰だって敵うはずがないよ。現役を退く日まで、多分その地位は
安泰なんじゃないかと思う。

だから、それは本当にどうでもいい事なんだけど、ふと思った。
彼女が引退した後、その先には競技者としてのそれよりも
遥かに長い人生が待っている。もちろん今が人生一番の輝いている
時期であっていいと思う。でも、それに匹敵するくらいに
輝ける日々が、彼女に訪れるのだろうか。

芸能界に転進?素敵な彼氏を見つけて結婚?まぁいろんな可能性が
あるとは思うけれど、そういう節目で女性が、いや人間が放つ
いつもより強い輝きすらも、氷上の自分の姿に注ぎ込んでいるような、
そんな危うさを感じた。「今の自分の全て」では無くて、
「自分の人生の全て」のような、強過ぎる光。

浅田真央の顔も19歳のそれには見えなかった。
というか、我々が彼女を知った5年くらい前から
まるで変わっていないように見える。

注目されもてはやされるのは仕方が無いとしても、
常に彼女は「真央ちゃん」だった。それは単なる呼び方の問題じゃ
無くて、気がつけば彼女は「浅田選手」では無くなっていたように
感じてしまう。オリンピックのこの本番の舞台ですら。

人間、年齢を重ねればどこかでちゃんと「大人」になるものだし、
あるいは周囲からそれを求められるものだけれど、果たして彼女は
現役を続けている間に「大人」になれるのだろうか。いや、
周囲が彼女を「大人」と認めてあげられるのだろうか。

本番でトリプルアクセルを決めても、それを目の当たりにしても、
まだ多くの人にとって彼女は「真央ちゃん」のままのような気がする。
あるいは現役を離れた後なら、果たしてどうなんだろう。

さっきも書いたけど、私はフィギュアの技術的な事はよくわからない。
ジャンプの事も表現力の事も、見たまんまを語れるかどうかも怪しい。
確かにキムヨナの演技は世界歴代最高得点と言われれば納得がいくし、
浅田真央の演技も決して悪いものではなかったと思う。
共に素晴らしいスケーターである事は間違いないのだろう。

それでも、なんて言うか、見ていて響くものがあんまり無かったというか。
私にとって二人は「一流のスケーター」という存在でしかなくて、
そしてフィギュアに疎い私にとってその肩書きは、心を揺さぶる
決定的な要因にはなってくれなくて。だからどうでもいいような事を
ふと考えてしまって。

適当にテレビをザッピングしながら見てたので、先に二人の演技を
目の当たりにした後で、ロシェットの演技を見る事になった。

彼女の身に唐突に降りてきた出来事に関してはここでは割愛するし、
またその事を必要以上に取り立てはやし立てる事もしないでおく。
そして先程の二人の演技と比べた時、素人目にもその滑りは
1枚落ちてしまう点は否めない事も、正直に書いておこう。

安藤美姫の演技も、その後に見た。
浅田と同様に期待され、でもその期待に応え続けてきたとは
お世辞にも言えなくて、紆余曲折があって、今年を迎えて。
ポテンシャルはあるけれど、やっぱりさっきの二人には
及ばないように見えて。

でも、この二人の滑りの方が、響いてくるような気がした。
そこにはこの世のものと思えぬ空気も、突き抜けた技術も、
確かになかったと思う。
でも、自分の足で、自分の意思でそこに立っている人間の姿が、
間違いなくあった。そう感じた。

もしかしたらさっきの二人のあまりに突き抜けた演技が
私の理解の範疇を超えてしまっているから、3位以下の選手の
ちょっとしたミスを見て安心をしてしまっているのかもしれない。
だとしたらそれは随分失礼な事だから、謝らなければいけないのだけれど。

恐らくこの先、ロシェットや安藤がキムヨナや浅田真央の
上に来ることは無いんじゃないかな、と思う。
でもそれは、同じフィギュアスケートの舞台の上だけの話。

競技者として頂点に君臨する存在であっても、いずれは
その場所から去ることになる。その後に残るものって、なんだろう。
それが言葉に出来て、それをキムヨナや浅田真央が手にしたのなら、
その時初めて、私は二人の演技に本当の意味で酔いしれる事が
出来るのかもしれません。そう思いました。

うん、由無しごとを大いに語った。満足満足。
スポンサーサイト
この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://akapenp.blog107.fc2.com/tb.php/932-e43eaf63
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

赤ペンP

Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

このサイトの価格(時価)

Locations of visitors to this page

FC2カウンター

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

リンク集<クリックで展開>

覚書的リンク集

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

最近のトラックバック