赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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Creater&Editer
センスのあるなしについて語り始めたら、まぁ恐らくは
自分で自分の事を「センスがあるぜ」と豪語する人は少数派でしょうし、
「あなたのセンスが羨ましい」「いえいえあなたのセンスの方が」という
譲り合い(そして最後は「どーぞどーぞ」で終わる)になるでしょう。

その話はまた別の機会に譲るとして、「適性」って表現ならば、
そしてその選択肢を絞って二択にしたら、もうちょっとみんなが
答えやすいような気がします。それもその選択肢が等価ならなお良し。

じゃあその選択肢はどんなのがあるんだろうね、というのを
ひとつ考えてみたのが、今回のエントリのタイトル。
自分に都合のいい解釈をしちゃってるので、英語に詳しい方は
その辺ご容赦いただけると幸いです。

って事で、ちょいと昔話を。とは言っても、
以前からブログやラジオでお話ししてる内容なんですが。


私が長文を垂れ流す人間となる直接のキッカケは、
学生時代に関わっていたサークル活動にあると思っています。
そこで私は、サークル会報の編集に携わっていました。
たかが私設のファンサークルですから、編集といっても
規模は知れていますし、私自身もライターの一人として
文章を書くことが多かったんですけどね。

ただ、会報ってのは当然、複数の話題に基づいて、
それぞれが独立した記事になるわけですよね。
だから自分以外の人が書いた文章もそこにはあるし、
自分の文章にしても、記事によって書くべき内容を変え、
個別に起承転結を作って完結させ、場合によっては文体も変えます。
淡々と事実を書くだけの時もあるし、読者を煽るような
ラフな文章にする事もある。

こういう言い方は乱暴だけど、文章を書くことに対しては
それほど頭を使う必要はありませんでした。
小説や散文じゃないから、上に書いたような文章も
テンプレート的なものを作っておいて、それを活用する。
特に込み入った技法を考えることもせず、淡々と書けばOK。

それよりも、レイアウトだったり全体のバランスだったりを
こまごまと調整する事に気を配ってました。自分で撮った写真、
他の方に描いて頂いたイラストも加えた全ての構成要素を配置する。
原稿や素材は、原則としてそのまま使うのがルールでしたが、
文章に関しては一応添削らしき事はしてました。ま、これも
私設サークルレベルですから、せいぜい誤字脱字の修正くらいでしたけど。

そんな感じで色々頭を悩ませつつも、作った会報を
会員の皆さんにお届けするところまでが私のお仕事。

シビアなチェックが入らない状況で、期間としても1~2年。
2ヶ月に1度くらいのペースで月末発行が多かったものの、
明確な締め切りに追われることもありませんでした。
当然毎日やっていたわけでもないですし、「経験」と呼ぶには
あまりに稚拙な話ではあります。

それでも自分の原体験として、この時期に色々やってた事が
巡り巡って今の私、さらには赤ペンPに随分と影響を
及ぼしているように感じています。

さて、最初の話に戻りましょうか。
クリエイターとエディター、似て非なる二つの存在。
あなたはどちらですか?そう訊かれたら。

私は、どこまで行ってもエディター気質なんだと思います。
無から何かを生み出すというより、そこにあるものを
組み合わせて何かを作る事が得意というか、そっちの方が好きというか。
Editerという単語には「編集するもの」って意味がありますしね。

逆にクリエイター気質の人は、ある程度は既にあるものを
利用しても、基本的には自分で何かを生み出していく、
そういう事が得意だったり好きだったりするんじゃないかなと
勝手に想像しています。

あ、もちろんこの区分はザックリ過ぎるので、
大雑把な考え方だって事はご承知置きくださいね。

今年の誕生祭の1作目まで、私(の動画)が指向していたのは、
無印でプロデュースしてコミュを見て、そこにあるものを拾い集めて
編んでいくという方向性です。そしてそれは「そこにあるもの」への
共通認識が前提。
だから強く内側を向いていたわけです。

その意図については今回の趣旨とは別の話だから置いておくとして。

ある知り合いと話していた、例え話の受け売り。
PhotoshopとIllustratorってあるじゃないですか。
で、Photoshopにタイムラインをつけて動かすとPremiere。
同じ事をIllustratorでやるとAfterEffect。

そんな考え方が出来るんじゃないかって。
実情はともかく、発想のひとつとしてね。

何しろ私はIllustratorをまるで触ったことがないので
果たしてこの例えが適切かどうかはわからないのですが、
もしこれが本質を突いているとするならば、
私が(最初に手元にあったとはいえ)Premiereを使い続けていて
AEは触ってみても現状ではイマイチしっくりこない事や、
絵というものに対して「描けたらいいね」程度の認識で
あまり積極的にアプローチしていない事が、一応説明できたりして。
ちょっと苦しい上に説明するメリットは全然ないけど(苦笑)。

このブログでは毎度お馴染みの表現になりますが、
もちろんどっちがウエシタという話ではありません。
それぞれにそれぞれなりの特徴があるし、動画を作る上では
両方の作業をやっている事がほとんどでしょうし、私にしても
ここで言うクリエイター的要素に興味がないわけではなく、
むしろそれをどうやって取り込んでいくかが今後の課題かな、
って思ってますから。あくまでも"本質的な部分"って程度の意味ね。

だって、さっきの例えで言うならば。
フォトとイラスト。写真と絵。
写真が発明された事で絵が衰退するかといわれたら
そんな事はなかったわけで、むしろ写真であるが故、
絵であるが故の表現や世界が広がっていき、それは時に
お互いの存在がある事で際立つ事となった。
優劣を論ずるのは無意味でしょう。

我々は便宜上、動画を作る行為の事を「動画編集」という言葉で
表現する事が多いんですが、そこにも色々あるよねー・・・と、
そんな事を思う次第です。ソフトが違えばやり方も違うし、
同じソフトでも使い方が違うから、あくまで大雑把な概念として、
というお話ですけど。くどいな(笑)。

ここ最近の作品は、その辺の意識をしたところが今までとは
微妙に違うのかなー、も思ってるんですが、もうここまでで
随分書いたので、また別の機会に!(笑)
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この記事に対するコメント

ボクはエディターちゃん!! (AA略

二次創作者は全員エディターなんじゃないかなぁ。
……ってのは乱暴かしらね。
ニコマスで考えると、二次創作でも動画と手描きがあって、
動画屋さんから見たら絵描きさんはクリエイターっぽくて、
絵描きさんから見たら動画屋さんもクリエイターっぽくて、しかもエディターっぽくもある。
でも、どっちも結局アイマスをいじくってるだけでクリエイトはしてないわけで、
本当にクリエイトしちゃうと、所謂「アイマスじゃなくてもいい」になっちゃうし、
そもそも二次創作なんてしてない気もする。

っつーかエディター(編集者)なんてのは、
人のやってることに口を出すのが大好きな人間なわけで、
ニコマスなんか「俺のアイドルはこうだ!!」の集まりで、
そういった意味でも二次創作はエディットなんじゃないかなーと思う次第でございますが、
それを言っちゃぁおしまいなんだろうかw
【2009/11/07 13:09】 URL | Gate #mQop/nM. [ 編集]


どうも、元印刷屋です。
印刷屋からするとイラストレーターは印刷物のレイアウトなんかを作る基本部分です。
フォトショで加工された写真はイラレ上に配置されます。
だもんで、イラレがAEかと言われるとしっくりこない部分があるが・・・、
いやここにニコマス動画ならではの特殊事情があった。
ニコマスではAEで最初から最後まで作ってしまうのがスタンダードみたいだ。
エフェクトのためではなく動画のレイアウトのためにAEが使われている。
ニコマス独自の動画技術の発展なんだろうなぁ。

で、そのレイアウトの部分がエディッターになるのかな。
そこを詳しく定義することはしませんが、
二次創作の中にも感動をクリエイトする部分があるから僕らは楽しんでいるんだろうなあ。
【2009/11/08 12:31】 URL | まこT #- [ 編集]


> GateP
鬱陶しい人ktkr
まーアイマスを題材にしてる時点でクリエイトしてないという
そもそも論もありますしなぁ。そこまで根幹的な色分けを
しようと思っているわけでもないし、「やりたい事を実現する」という
目的のためにどんな方法を取るか、という考え方をしてしまうと
今度はその色分け自体が意味を成さなくなったり。
自分で書いてて言うのもなんだけど面倒くさいねこれ(笑)。

> まこTP
あ、その話は聞いた事があります。AEで全部編集してる人がいる、
って知人に言ったら頭の上に「?」マークが5個くらい飛んでて(笑)。
自分はほぼニコマス専なんで、その分見えてない部分も多いんだろうなと
思う次第だったりします。

最後の1行はパクリたいくらい同意です。
感動はエディットしようがないですよね、確かに。
そこまで計算して出来たらプロの技術なのかもしれません。
【2009/11/08 13:09】 URL | 赤ペン #Td/ILGRk [ 編集]


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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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