赤ペンPの添削日記 778

08 | 2023/09 | 10

778

週マス編集部

今週の週刊アイドルマスターランキングで、
拙作が11位にランクインいたしました。
見てくれた方、コメントをくれた方、マイリストしてくれた方、
ブログなどで紹介してくれた方、本当にありがとうございます。

2007年8月19日にデビューしてから、2年とちょっと。
これまでもエンディングの文字のとこ（31位以下）や
ピックアップ、増刊号などで何度かお邪魔していたんですけれど、
30位以内に入ったのは、これが初めての体験です。

で。

うん。

そりゃ嬉しいですよ。嬉しくないはずがない。
普段から数字はあんまり気にしないとは言っても、
やっぱりこのランキングに入るのは憧れであり目標、ですよね。
私は週マスにも背中を押されてデビューしてるわけですし。

でも、なんというか。

すっごい淡々としてるんですよ。

いつかはそこに行きたいなって心のどこかでずっと思ってて、
でも行けなかったとしてもしょうがないよねって思ってて、
その場所に唐突に足を踏み入れることになって、
辿り着いた場所に何があったのかって言うと、

ただただ、深い感慨がありました。

来たんだねぇ、ここまで。
動画の"ど"の字も知らないところから、2年かかりました。

ゴールではないよなぁ。でも通過点ってのともちょっと違うかな。
1回ランクインしたからもういいや、とも思わないし、
この先自分がランキングの常連になる図も思い浮かばないし。

あー、困った。ホント、言葉がないんですよ（苦笑）。
大喜びしたり泣いたりできたらわかりやすいと思うんだけど、
全然そういう空気じゃないんですよねぇ。

例えば、もっと早くにランクインできてたらどうだったんだろう。
例えば、これがあずささんの誕生祭の作品だったら？
あるいはもっともっと時間がかかってたら？

想像するだけ無駄ですね。何の絵も浮かんでこない。

とりあえず確実に言えるのは、この先ニコマスから足を洗う時に、
心残りになりそうな懸念がひとつ、消えたって事くらい。
今はそれでいいのかな、とボンヤリ考えてます。

私に、他人に誇れる才能だのセンスだのがどれだけあるのか
自分じゃわかりません。自覚もないし。
ただ、少なくともこの2年ちょっとの間やり続けてきた事で、
ひとつの結果を出せた点は、素直に胸を張りたいと思います。

そうそう、このエントリのタイトルにした数字。
私がデビューしてからこのランキングが公開されるまでの
日数を数えたら、こんな数が出てきました。
あと1日早くランキングが公開されてたら777日で
なかなか素敵な事になってたのに！（笑）

「これを知る者は、これを好む者に如かず。
　これを好む者は、これを楽しむ者に如かず。」

知っていることは、愛好することの深さに及ばない。
愛好することは、楽しむことの境地の深さには及ばない。

最近某所で見かけた、論語の一節です。
知って、愛好するところまでは、間違いなく来れました。
だからこれからは、楽しみたいなと。もっと。存分に。

改めて、ご視聴頂いた全ての皆様に篤く御礼申し上げます。

2009/10/4　次の作品の曲が決まらず悩みながら　赤ペンP

【2009/10/04 17:47】 | as a producer | TRACKBACK(0) | COMMENT(8) |