赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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アクセルの話、再び。
"再び"とはなっていますが、以前にこの例えを使った時は
「アクセルとブレーキ」の組み合わせにしていました。
今回は、単純にアクセルのみのお話。内容も特に前回のものとは
関係ない・・・と思う(笑)。

車のレースで早く走るためにはどうするか。
速度を上げるだけならアクセルを踏んでりゃ済む話ですが、
ブレーキで減速しなけりゃいけないケースも出てくる。
そんなお話です。


早く走るために一時速度を緩める。
直接的には矛盾してて、でもトータルで見たら正解。
コーナーが目の前に迫ってきて、ここで減速しなかったら
オーバースピードでコーナーを曲がりきれない。それは
客観的なデータとしても、主観的な感覚としても間違いない。

普通は、そこでキチンとブレーキを踏みます。
でも、時々それがもどかしくなる瞬間があるんですよね。
自暴自棄になっちゃったわけではなくて、もうなんていうか、
純粋な衝動として。理屈じゃなくて。

あるいは、こんな感覚。
もしここで思いっきり踏み込んだら、どうなるんだろう。
単純な興味本位ってヤツですね。
ちゃんとコーナーを曲がる勉強をしたり、教育を受けているからこそ
そう考えるのか、あるいはそんな風に考えてしまうって事は
まだまだ勉強や教育が足りないのか、その辺は何とも言えませんけど。

で、ある時ホントにブレーキを無視してアクセルを踏み込む。
幸いコーナーをクリアできる場合もなくはないですけど、
大抵は予想通りオーバースピードでスピンしたりクラッシュする。

そういう出来事を目の当たりにした時、普通の第三者
ごくごく当たり前の感想を抱くわけです。
なーんでそんな事しちゃったかなー。どうなるかなんて
想像すりゃすぐわかるだろうになー。いやはやごもっとも。
どうという事はない当たり前の一次方程式に値を入れて
解が出てくる、わかりやすいメカニズム。

でも、普通じゃない第三者は、やはり同じような感想を
持ちながらも、もうちょい別の事を考えてたりする。

わかるわー、その心境わかるわー。
自分だったらこういう事はしないけど、なんか別の形で
思いっきり発露しそうだわー。

その行為を全肯定はしません。でも、並々ならぬ
シンパシーをそこに感じるわけです。で、そんなことを
考えてしまう『普通じゃない第三者』とは、すなわち『同属』。

無論、"やっちまった"後には色々考えますよ。
間違った手順を踏んだのならそれを改善すればいいし、
判断ミスだったら次にそれを生かせばいい。

でも、衝動のままに動いてしまった時って実のところ根本的に
反省のしようがないというか、反省してないんです。
だってその行動に意図した部分は何もないんですから。
そしてそれは反省や改善を飛び越えて生じる出来事だから。

その行動によって生じた結果に関しては、納得できるものも
出来ないものも等しく混在していますけれど、その行動自体の
原動力となった衝動そのものは、基本的には肯定されるもの、というか
否定する事が難しいものかなと。それを否定してしまうと、
人が歩を進める原動力そのものを否定することのような気がして。
ああ、ちょっと違うかな。肯定して欲しいのかな。

なんだか随分と奥歯に物が挟まった言い回しになっちゃってますが、
あんまりハッキリ書くのもアレだしなー。うーむ。

要するにね、
そういうものが形になって出てくるって言うのは、
こういう事なんだと思うわけです。
そしてそういう存在は、そもそも見る人がどう思うかを
超越したところから生まれてくるものなので、
一般論で語り尽くせるものではなく、結局はその人が
どう捉えるかだけが問題であり本質なんだと。

ってことは、その本質の数だけやり方があり、
また限界があるってことなんだよなぁ。
大切なのは、その限界を知って語るのかどうか。
知ってて超えようとしているケースと、知らずに好きに
振舞うケースは、なんだかんだで"違う"って直感的に
感じたりするもので。それもまた興味深いところではあるんですが。

なんかさらに余計な物を奥歯に突っ込んだ感がありありですが(苦笑)
まぁそこは察してくれ、察せなかったら忘れてくれという事で。
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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