赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
03 | 2017/04 | 05
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2008年を振り返る:3rd scene "Works"
今年印象に残った動画としてこの作品を選ぶのは、もちろん私が
無類の競馬好きであるという事が影響しているのは確かなんですが、
それ以外の部分でも思うところが大きくて。

プロデュースする、という事。我々はごく当たり前にこの言葉を使っています。
そりゃアイマスはそういうゲームなんだから不思議な事じゃないんだけど、
それをふと見つめ直したくなる瞬間ってのが、時折あります。

しみじみ、そう思わせてくれたこの作品が、3回目の主役です。

masaminP



つか、そもそもmasaminPと言えば、私が大好きなこの作品の作者さんでもあるわけです。



他にも「浪漫鉄道」なんか、まさしく今回書きたいことを体現してるもんなぁ。
こういうのは自分でもいつかやってみたいと思ってます。

さて、この表現はmasaminPにとって失礼にあたると思います。
思いますが、惹きを強くするために敢えて書かせてください。
その非礼を先にお詫びしつつ、特に競馬に興味のない人に聞いてみたい。

競馬のことはわからなくても、この動画は、普通に映像作品として見られますよね?

ああ、改めてmasaminPホント申し訳ないです変な表現で。
要するにね、この作品は「競馬を知らない人」にもちゃんと届く作品だって言いたいんです。

それを別の言葉で表現するならば。最初からやれって話ですね(苦笑)。
つまりこれは、まごうことなき"あずささんのお仕事"なんですよね。

私があずささんの担当プロデューサーとして、この仕事を取ってきたとしたら。
ちょっと脱線して、そんな話を書いてみましょうか。

普通に考えれば、あずささんが「実は競馬が好きでした」という話はないだろうなと。
当然この仕事を請ける決断を下したのは私であり、その際に自分の趣味が影響している点は
どれだけ否定しても信じてはもらえないでしょう(笑)。

とは言え、痩せても枯れてもプロのお仕事。
割に合わないギャラだとか、明らかにあずささんのイメージを損なうような仕事であれば、
ナンボ競馬好きであっても受けません。いろんな意味でソロバンが弾けないようじゃ、
プロデューサーは務まりませんから。

このPVの仕事は、舞い込んだ仕事の中から、様々な要素を検討した結果選ばれたもの。
それはきっと、特別ではない、ごくごく日常的な光景。

さて、仕事が決まったから内容をあずささんに説明せねばなりません。
あのイカした作者コメントみたいな事にはならない気がするし、
きっとミーティングは無駄に長くなるでしょうね(笑)。
今回の歌の事、PVのコンセプト、目的、スケジュールなどの事務的なこと、
最低限必要な情報はとっとと説明して、後はもう競馬のことばかり。

ラムタラ、サイレンススズカ、グランドナショナル、キーストン、中島啓之、
大川先生に血統にエリザベス女王に
・・・エトセトラエトセトラ。
話したい事はたくさんある。で、恐らくその説明は無駄に空回って、
まぁ話の1/10くらい伝わるかどうか、みたいな事になって。

あずささんは恐らく競馬のことなんてまるっきり知らずに今日まで来てると思うし、
今ここでどれだけ熱く語ったところで、某テレビ局の女子アナみたいに
「秋天はノリが乗るツルマルボーイの2着付け馬単で勝負」
みたいな事には断じてならないと思う(笑、実話、しかもこれで当てたらしい)。

でも、知らなければ知らないで、「自分が知らないところに、そういうものがある」
という事実への理解は、すごくしてくれそうな気がします。
知らないものに対して無理に理解しようとしてあらぬ方向に曲げてみる事もなく、
ただ淡々と突き放して仕事に徹する事もせず、そこにあるものを、そのまま。
そこにある多くの想いを、そのまま。

それを形にすると、こういう映像になる。そんな感じ。
私は確かに競馬好きです。でもこの仕事は、きっと他のアイドルには
回さなかったと思う。文字通り「これを託せる人」に託したい。

悔しいよね。
こうやって出来上がった実際の映像や作品を見れば、いくらでも語れるのに。
語れるってことは、それが自分の中にまるで存在しない風景じゃないって
ハッキリ証明してくれているのに。どうしてここに至らなかったんだろう。

私のような競馬好きがこの作品を見た時に、様々な思いが脳裏をよぎるのは当然です。
オグリキャップやディープインパクトが中山競馬場を駆け抜けるシーンの裏には、
ただそのレースの記憶のみならず、様々な想い出が張り付いている。その記憶が、
記憶の積み重ねが、どうしようもなく胸を熱くする。

一方で、そういうものを持たない人は、ただ流れる映像を見るより他ない。
下手をしたら流れる映像は、ただ曲に乗せたイメージにしか見えないかもしれない。
でもこの動画には、そんな事はない。そういうことを知らなくても、きっと心に届く。
それは必ずしも「競馬に興味を持った」って形じゃないけれど、でも、何かは届く。

以前、私が「ハナミズキ」のアイディアを思いついた時、最初は競馬の映像と
コラボした形の作品
を考えていた、という話を書きました。
使う映像は色々あってもいいし、あるいは自分が競馬を見始める直接のきっかけの
1頭であるオグリキャップにフォーカスしてもいいかなぁ、とか、まぁそんな感じの
漠然としたアイディアだったんですが。

もし、そのアイディアをそのまま映像にしたならば。
きっと自分だったら、「わかる人だけわかってくれ」的な作り方をしてたんじゃないかな、
なんて思うんです。それも決して悪い事じゃないとは思うけど、でもこういう形の方が
多くの人に届けられると思う。この動画が競馬を扱っている事、あずささんがいる事、
美しい映像である事、それらだけじゃない何かが、さらに乗っかって迫ってくる。

この動画が心に響くその理由。
さて、私はあずささんと、こういう仕事ができるんだろうか。
できるのかもしれないし、できないのかもしれない。それはわからない。
わからないけど、その根っこにある想いは、同じでありたい。

作品の、アイドルの、選んだ題材の、それぞれの在り様。それを考えるヒント。
私にとってはたまたま競馬が入り口でした。他の人にとっては、別の何かが
その入り口になってくれるのでしょう。そういう作品に出会える事もまた、
得がたい幸運のひとつに違いありません。その事に感謝しながら、
この作品をご紹介させていただきました。

今週末は朝日杯。そして来週末は、有馬記念。
年の瀬の興奮は静かに、確実に、近づいてきています。
この動画を見返しながら、その想いを強くする冬の夜でした。
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[アイドルマスター][masaminP]あずささんの11月のお仕事 ~乗馬あずささん@中山競馬場 喝采~この道の先に~ アイドルマスター~

乗馬あずささん@中山競馬場 喝采?この道の先に? アイドルマスター‐ニコニコ動画(ββ) 自分のマイリストに入れて人に見せまわるぐらい大好きなこれがあんまり伸びてないのに気がついた 日々の御伽噺@ニコニコ部【2008/12/16 01:15】

プロフィール

赤ペンP

Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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