赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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2008年を振り返る:2nd scene "Another side, but same existence"
色々あってラジオをやる事になった時、やっぱ一人じゃ間が持たないから
誰かと話をしたいなー、って事になって。

幸いな事に、私にはそういう話に乗ってくれる知り合いがたくさんいたから
それは決して難しいことではなかったんだけど、でもどうせなら、
"はじめまして"の人と話をしてみたかった。だって「ゲスト」なんだもん。
今なら知り合い相手でもゲスト扱いできないこともないけど、
やっぱり放って置いたら普段の茶飲み話で終わっちゃうでしょ?

自分名義のラジオならそれでもいいけど、
「24時間アイマスTVとの同時進行企画」なんだから、
やっぱりそこは考えたいなぁ、って思って。

だからこの人がブログでこっそり出演の意思を見せてくれたのを
見逃すはずがなかったわけですよ(笑)。そんな導入で2回目は始まりますが、
別にラジオの話ばっかりするわけじゃありませんのであしからず。

GateP



ブログを長くやっていると、往々にして「本人光臨」の場面に
出くわす事があるわけです。前回書いたダムPは別格として、
このブログでの「本人光臨」で印象的だった方を挙げろといわれたら、
ノータイムで二人の名前が上がります。

一人はハイドP。昨年のこの企画で取り上げた「Dreams Dreams」の作者。
もう一人がGateP「恋愛症候群」を作るキッカケとなったこの作品の作者。



初めてコメントをくれた時のエントリはこれ。

自分が他の誰かの作品に対して思い入れる事は珍しくないけれど、
誰かが自分の作品に思い入れてくれる事が、どれだけ心を揺り動かすのか、
この時改めて実感しました。

さて、ラジオでも直接話したんですけど、とにかくGatePは選曲が印象的で。
私は意外と、自分の作品で使う曲を選ぶ時に遠慮してる部分があって。

いやさだまさしはどう考えたって自重してないだろ!という声が
聞こえてきそうなわけですが(笑)、私の中では別にそれほど驚くような
チョイスではないわけですよ。他の人が別のアーティストの曲を使って、
それを見た私が「その選曲の発想はなかったわ」と言ったところで、
その人にとっては普通の選択なのかもしれない。ま、そこはまさしく
それぞれの個性って事になるんでしょうけど。

でも、確かに最初はそれなりに考えましたよ。
私の中で曲とアイマスを秤にかけて、ギリギリ破綻しない限界点
まっさんだったんですよね。もちろん他の人からしてみれば十分に
破綻しているように見えるのかもしれないけど(笑)。

あれから1年以上も経つと、さすがにその「破綻」のラインは変わってきて。
でも、それを確認する作業を、いつもどこかでしたかったんです。
自分の中にある理由や必然だけではない何かに触れる事で。

昨年末、ブログのコメントからGatePとのやり取りがはじまって、
そのすぐ後にこの作品を見て。「あー」って思った。この「あー」
文字じゃ絶対伝わらないニュアンスだなぁ(苦笑)。

アナザー・モーニングはどう考えたって真のために作られた曲じゃないんですよ。
でもこうやって見ていると、真のためにあるような曲にしか見えてこない。
いわゆる「泣けるアイマス」的な感じとはちょっと違って、
ズシンと来る感じ。それは処女作以来、私が真と仕事をしていないことや、
曲が持っている空気が、どこか影響しているのかもしれませんけど。

極論を承知で書くと、誰かアイドルを選んで、何か曲を選んで作品を作ると、
「このアイドルを見て欲しいからこの曲を選びました」って方向性と
「この曲を聴いて欲しいからこのアイドルを選びました」って方向性、
大抵の場合はどっちかに針が傾くと思うんです。

でもこの作品を見た時、私にはそのどっちにも見えなかった。
ええ、カラオケに行ってアナザー・モーニング歌いましたとも。
次に真で作品を作る時には、こういう方向性になりそうな気がしまくってますとも。
処女作でゴシプリ使ってるのに、次もまた着せそうな気がする(笑)。

そこにあったのは、曲に無理してアイマスが合わせているのでも、
アイマスに無理矢理曲を合わせたのでもない、きっとどこにでもあって、
ただゲームの中では、曲の中では、具体的に語られていないだけの光景。
曲は絵が語る物語のBGMであり、絵は曲が伝える想いを視覚的に表したもの。

身も蓋もない事を書いてしまえば、絵を描く人は、曲に合わせてその世界を
自分で作ることができる。ゲームの映像を使って作る場合は、その時点で
765コマンドがあろうがAEがあろうが、ある一定の限界が生じる。
その意味では、選曲の幅が広いという穿った見方もできなくはありませんけど。

でも絵を描けばそれで済む問題なのかと言われれば、断じてそんな事はなくて。
前にも書いてますけど、手法の違いは方法論の違いであって、本質的な部分を
決定的に線引きするものではない。限界を超えようとする事も、
限界のないところで勝負する事も、それぞれに意味がある。

いずれにしても、ゲームの中の何かと、ゲームの外の何かを組み合わせて
何かを作るという事。それはアイドルたちが内包している物語と、
曲が内包している物語を結ぶ行為。そのための方法論は数あれど、
それを繋ぐのは、作り手である自分の中の何か、なんでしょう。
その何かは、決して突拍子のない発想ばかりでは、決してない。

今年印象に残った作品たちには、多かれ少なかれそういう事を考えさせられてます。
その代表として、この作品にご登場いただきました。

さて、そこから月日は流れて、6月になって。
どうせラジオで誰かと話すんなら、それも生涯初めてのラジオなら、
ただダベってるだけの会話はやりたくなかった。それはもうちょっとラジオを
やるようになってからでも遅くはない。
そんなタイミングであのブログの発言でしょ?そりゃ喜んで声をかけますって(笑)。

でも、結構迷ったんですよね、実際に声をかけるまで。
まぁおしゃべりは大好きではあるけれど所詮は素人の趣味レベル。
まして「24時間リレーラジオ」という企画の中のコーナーみたいなものですから、
「赤ペンPだから聞く」と思ってくれる人以外にも、さらに多くの方が
聞いてくれているのだろうし。
(実際、あの時のリスナー数は自分のどのラジオよりも多かったわけで)

そんな場所で、まるで面識の無い人を呼んで話しつつ、一応は番組として
成立させるなんて、相当なギャンブルです。私は確かに競馬好きだけど
リアルな生活を俯瞰すると決してギャンブラーじゃありません(苦笑)。

思い切って声をかけて、本放送の1週間前に軽く話をして、
ざっくりとした台本しか作らずに本番を迎えて。

ギャンブルして、本当に良かった。そう思いました。
一応「ラジオの人」呼ばわりもされている私ではありますが、
それはGatePをお呼びしてトークをしたあの1時間があったからこそ。

そしてあの場での会話は、作品を作っている赤ペンPにとっても、
すっごく大きかった。今でも作品で使う選曲には頭を悩ませるんですが、
現時点で私の構想の中の選曲を眺めてみると、少なくとも自分の中では
今までに比べたら「遠慮」とか「自重」は、減った気がします。
まぁそこから形にするのが大変なんだけどね・・・それでペンディングに
しちゃってるケースも多いんですが、少なくとも思い付いた事を、
自分だけの判断で何もせずそのまんま捨ててしまう事はなくなりました。

あの時の音源は、今でも時折聞き返しています。
煮詰まったり手詰まった時、ふと「アナザー・モーニング」を見ています。
来年は今よりももっと、自分の好きな曲で、自分の選んだアイドルを、
キッチリとプロデュースしてみたい。

その為のヒントは、ここにある。
そしてその答えは、きっと自分の中にある。
それに気付けるかどうか。実のところ、それだけの事なのかもしれません。

ちょっと気の早い来年の目標を立てながら、2作目のご紹介でした。
この記事に対するコメント

まさかこんなところで祭り上げられるなんて…(笑)
GatePの「欲望」は、俺もかなり鮮烈な印象が焼き付いてますね。
俺の目指してた方向と近い(と思い込んでいるw)作品だったので、
大いなる羨望と嫉妬と感動を味わったものです。
【2008/12/13 01:45】 URL | ハイド #su5KoE9w [ 編集]


> ハイドP
(あれ、ここで祭り上げるつもりはまだなかったんだがなぁ・・・w)
【2008/12/13 23:02】 URL | 赤ペン #Td/ILGRk [ 編集]


こんちわ。ホイホイ釣られたGateです。
選曲ついては(一度話したことがあるような気がしますが)自分の持ってる女性曲のネタが無いってのがありますね。
自分のやりたいことをやるには、女性の歌じゃパンチが足りないってのもあります。
女性曲でもやりたいんですけどね。よっぽどじゃないとできないですね。
そんなわけでこれからもこんな感じの選曲が続くと思います。
新しい音楽を探す事が無くなったので、同じアーティストばかりが並ぶ結果になりますがw

「このアイドルを見て欲しいからこの曲を選びました」って方向性と
「この曲を聴いて欲しいからこのアイドルを選びました」って方向性、
大抵の場合はどっちかに針が傾くと思うんです。
曲は絵が語る物語のBGMであり、絵は曲が伝える想いを視覚的に表したもの。
自分の場合「このアイドル"の内側を見たい・見て欲しいから"この曲を選びました」って方向性になるのでしょうかね。
絵描きPはこういう事が出来るので、やっぱり選曲に関しては有利だと思います。
その分「作り手である自分の中の何か」というものが更に求められるわけで、ネタの早い者勝ち具合は相当なモンですが。
動画MADにはソレが無いと言いたいわけではありません。
動画MADでは「まっすぐM@ster」とか同じ素材で云々ってことが出来るけど、絵描きでそれやったらまぁ酷いだろうなと言いたいわけです。

一応「ラジオの人」呼ばわりもされている私ではありますが、
それはGatePをお呼びしてトークをしたあの1時間があったからこそ。
自分にとってもラジオ出演は大きな出来事の一つでした。
自分の作品を好きだと言ってくれてはいましたが、まさかゲストまでとは思っていなかったので。
出演して変わったことといえば、そうですね、プレッシャーが大きくなったことかな?w
上記のように言っていただけるのは本当にありがたいですが、自分としては「もっと喋る事あっただろう」とか反省しきりで、酒って怖いよねという言い訳でうやむやにしたりなんかしてます。
でも、アレぐらいが分相応なのかもなーとも。

今回、取り上げていただいてありがとうございました。
自分のブログで記事にするのは恥ずかしかったのでコメントにて失礼しました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。


追伸:ハイドPへ
大いなる羨望と嫉妬と感動を味わったものです。
またそういう気持ちになるようなものが作れるように精進しますw
ありがとうございます。
【2008/12/14 15:06】 URL | Gate #mQop/nM. [ 編集]


> GateP
はい、まいどー(笑)。

ま、どっちの方法論を使っても、どこかで必ずいろいろ考えなきゃ
ならんって事なんでしょうね。私は絵を描かない人だから具体的には
わからないけど、そういうものがあるんだろうなー、ってとこまでは
なんとか想像できるから、直接話してみようってのもあったんですが。

最初のラジオだからトークはあのくらいで丁度いいとも思うし、
足りなきゃ自分でラジオをやっちゃえばいいんだよ!(笑)。

ってことで来年も宜しくお願いします。
【2008/12/14 16:18】 URL | 赤ペン #Td/ILGRk [ 編集]


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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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