赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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"Reason"
先日、めるりPのラジオに乱入してえびPと好き放題プロレス談義に花を咲かせ、
その勢いで放送終了後も二人でなんやかんやと話をしていました。
その中でえびPが発したこんな一言。

「自分、ありすえPの削除祭りの翌日がデビュー日なんですよね」

そう言えば、あれから1年近く経つんですね。


ありすえPと私との接点は、あるようなないような。熱心なファンというわけでもなかったですし。
ただ、ありすえPが林原めぐみの「街へ出よう」で作品を作ったことに強烈に感化されて
「がんばって!」を作ったり、昨年末のMegm@sへの流れが生まれたことは深く印象に残っています。

何度かやり取りさせて頂いたこともあるんですけど、そんなに深く話をしたわけでもなくて。
共通の話題があんまりなかったし、それにほら、私も駆け出しのころで遠慮もあって(笑)。
ああ、そういえば「ロードス島戦記」(注:もちろん初代OVA版)のサントラの話で
盛り上がったことがあったなぁ。またなんという懐かしいところを(笑)。

で、唐突に話題を変えますけどね。
私はこの界隈における「引退」という言葉が、あまり好きではありません。

もちろんそれぞれの人にそれぞれの事情があるわけで、その事情によって
動画を作ることをやめる(やめざるを得ない)という決断を下さざるを得ない、
って事は、それこそ私自身の身の上に降りかかってくるかもしれない話です。
そしてその決断に対して、赤の他人である私がどんな意見や感想を持ったとしても、
それを覆したりする権利もなければ手段もない。無論逆もまた、然り。

好きになれない理由は、その言葉の響き。
なんつーか、退路を経つ感覚というか、
そう宣言しないといけない感というか、
そうしないと他の人に迷惑がかかる感というか・・・
うーん、上手い言葉が見つからないんだけど。

好きで始めた事なんだから、好きなときに辞めたって構わないと思う。
でもそれならば、辞めた後でも好きなときに戻ってきたっていいんじゃないか。
だとしたらバッサリ退路を断つような大仰な言葉は出来れば使いたくないし、
使って欲しくもないって感じてしまう。

単純に、それだけの事なんです。で、私にとって「引退」ってのはそういう言葉であると。
人によってはこの言葉にそこまでの意味を感じないかもしれないから、ホントにこれは
個人的な感覚でしかないんですけどね。そこはご了承いただければ幸いです。

だから死ぬほど好きなプロレスに対して唯一文句があるとすれば、何かというと
「引退」と「復帰」が連発される点にあるんですが(笑)。

私がこの界隈から足を洗うときは、この言葉は使いたくないなぁ。せめて休養とか。
「今後忙しくなるので気の向いたときにやりまーす」とか言って、ゆっくりフェードアウト。
っつーか、動画作るの辞めるときよりも、このブログを辞めるときの方が
いろいろ面倒なことになりそう
とか思っちゃうんですけど(苦笑)。
あ、一応書いておくと、現時点でそーゆー事は全然考えてません。
まだまだやってみたいこと、たくさんあるしね。

「期待されて迎え入れられる事は、誰にでも出来る。
 だが、惜しまれながら去る事は、誰にでも出来ることではない」


念願叶って入社したはずのゲーム会社を3年半で飛び出す時、最初にお世話になった上司に、
そんな言葉を掛けられました。だから次は頑張れよ、と。
自分で決めた事に後悔はしていませんが、この言葉を聞かされた直後が
一番つらかったなぁ。だからリアルな生活もそうだけど、こういう趣味の世界であっても、
そうありたいなぁと思ったりするわけですよ。

やっている事がやっている事ってのもあるし、いろんな理由で「不本意な辞め方」を
せざるを得ない場合があるだろう事は、受け入れるしかないと思ってます。
それに他の人が私を惜しんでくれるかどうかは、私自身でどうにかできる筋のことでもありません。
だから自分で出来る範囲のことと言えば、せめて笑って、前を向いて、
感謝して辞めていきたいかな。っつーか、絶対にそうするつもり。

アイドルたちに対して。アイマスというゲームに対して。バンナムに対して。
曲を使わせてもらったアーティストに対して。使わせてもらった素材に対して。
共に楽しくワイワイと過ごした仲間たちに対して。
そしてもちろん、見てくれた皆さんに対して。
好き勝手やってる私に付き合ってくれた人、全てに対して。


今までにもずっと書き続けてきましたが、私はどんな物事にも必ず終わりがある、と
最初から決め打って入るタイプです。ニコマスもまた然り。動画を作る理由はいくらでも
言葉に出来るけれど、全ての源流になるのは、そういう事なのかなぁ。
どうせいつかは終わるのなら、例え結末が望むものとは違ってしまったとしても、
最後まで明るく。楽しく。気持ちよく。
そうなって欲しいし、そうでありたいし、そうしたい。

だからあんまりB'zって聞かないんだけど、この曲だけは好きなんだな。

願いよかなえいつの日か そうなるように生きてゆけ
(B'z「ねがい」)

少々話を戻して。
去年、ありすえPの削除祭りの話を聞いたときに真っ先に考えたのは、そういう事でした。
身を引いた本当の理由は知らないし、知りたくもないし、知る必要もないし、
本人だけがわかっていればいいことだけれど、少なくともああやって、見る人も、
そして恐らくは本人も、楽しく去っていく事は理想のひとつなのかもしれません。
まぁ、あれはありすえPにしかできないやり方ではあると思いますが(笑)。

それでも、やっぱり「引退」ってのは、ちょっとイヤだな。それはそれ、これはこれ。
偉大なる先人に恐れ多くもひとつだけケチをつけるとするならば、それくらい。

まーずいぶん湿っぽい話になったねしかし。書いてると気分が鬱になる(笑)。
なるべくいい辞め方をしたいと思うし、そのベストタイミングは、当分訪れそうにありません。
それはきっと、幸運で幸福な事なんでしょう。

あれから1年近く。
もうこれだけ時間が経てば、回転の速いニコマス界隈の事ですから、
ガスマスクとドリルの組み合わせがいったい何を表しているのかわからない人も、
あるいは伝聞でしか知らない人もいらっしゃるでしょう。

それはもう、どこにでもある致し方のない話。私が時折例え話に使う、
「王、長島を知らない近頃の若いもんは」
「昔の事ばっかり懐かしみやがって」

っていう、新橋の飲み屋でもれなく聞けるぐでんぐでんのオヤジの愚痴(笑)。
言い出したらきりがない話です。ありすえPはそれを知っていたから、
「マンガ雑誌」って例えを使ってたのかな。

もっとも、もう保管には向かないくらいの状態の古びた雑誌を、
今も大切に持っている人がいたり、もう見られないマンガの話を熱く語ったり、
その時の感動を胸に秘めて何かを作ってる人が、たくさんいる。

何をどう頑張っても、記憶は時間が経てば薄れて色褪せていくものです。
でも、その源流にあるものはきっと、その時々に合わせて形は変えていっても、
その本質はそう変わらないものなんでしょうね。人が心を動かし何かをする理由なんて、
実は単純でありきたりなものなんだと思います。だからどれだけ薄れても色褪せても、
その価値は、その意味は、変わらない。

さて、ご存知の通りありすえPは引退に際して自作を全て削除してしまっているので、
知らない人がその作品を見る機会はあんまり多くなかったりするわけです。
本人があまり望んでいなかったミラーの作品は薦めたくないし。

だから思いっきり捻って、ひとつ貼ってみる。
1年も経てばネタバレもへったくれもないだろうから自重しませんぜ(笑)。

知らない人は、これを見て首を捻って欲しい。
これっていったい何事なのか、と。
知ってる人は、見ないように。
喉の調子が悪いので部屋の湿度を上げたいってんなら止めませんけどね。

てんじゃP


最後に、見ている可能性は限りなく低いけど、私信。

あの後、「風のファンタジア」で作品を作られた方がいらっしゃったんですよ。
やっぱり同じようなことを考える人は、どこかにいるもんなんですね。
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この記事に対するコメント

お、なんか紹介されとる。

引退については同意見。
あと、追加の自分の考えを
1、コメントが付いて完成。ニコニコ動画はコメント付いたら自分だけの作品ではないという考え。
2、一度公表したものは完全に削除なんてできないということ。必ずどこかに残ってる。

このシリーズはしばらく出してませんがまだ出しますよ。
BGMはまだまだストックありますしw
【2008/10/30 01:51】 URL | てんじゃ #GQEklplQ [ 編集]


コメ書こうと思ったけど、なんかいっぱいいっぱいになったから、いいやw
【2008/10/30 03:26】 URL | メイ #- [ 編集]


自分はありすえPのファンだったんですけど、あえて削除祭は見ませんでした。動画も別に保存してません。引退するもしないも、宣言するもしないも、作品を削除するもしないも本人が決めることで作品に対して自分が感じたこと思ったこと、その思い出は自分のものだと思ったからです。
自分もきっとこの日々にも終わりはくるということは頭の片隅にはあります。引退に関しては先生と、動画に関してはてんじゃさんの意見に全く同意なんです。自分もコメントつけてもらった時点で自分だけの作品だとは思ってません。

…なんか、言いたいことは全部先生と他の人に言われてますねw(自分もなんか書いてていっぱいいっぱいになってます)

最後に一言だけ
もう、えびPさんと先生でプロレスラジオやってください!マジで聞きたかったよぉおおおお!!!
【2008/10/30 09:30】 URL | RED.P #/tVxdjDU [ 編集]


本記事にコメントするのは、ありすえP信者である事を知らしめる感じですね(笑)。
まあ、信者と言う言葉とか、そうである事を知らしめる事がどうかとかは別として。
漫画雑誌という考えは、今も心に残っております。というか、今の自分のスタイル。
それは、ありすえPの様に漫画雑誌でありたいなと考えた末に出来たものでした。
ニコマスでの自分の一番の楽しみが、土曜日徹夜してありすえPの作品を待つ事。
そうだった人間として、こういう嬉しいエントリを書いて頂けた事に感謝致します。
自分も、終わる時には、自分も、周りも笑顔でいさせられる様にと最近考えます。
まだまだしたい事、書かねばならない事があるので、そう容易く終われませんが。
【2008/10/31 00:35】 URL | ot02070 #- [ 編集]

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このコメントは管理人のみ閲覧できます
【2008/10/31 20:30】 | # [ 編集]


律子派が増えたと聞いて(ry

> てんじゃP
確かにちゃんと見せてるのは間違いないんだけど、基本的にこの動画は
事実の羅列しかしていない、ってのが凄いよね。追加の意見には完全同意。
おー、BGM目当てでwktkせざるを得ない!(笑)

> メイP
うん、それでいいよ(笑)。

> RED.P
やり方もスタンスも人それぞれで、全員に当てはまる共通の正解なんて
なかなかないんだろうけど、楽しくやって楽しく終わろう、ってのは、
その共通の正解に近いのかなぁとは思ってたりします。
プロレスラジオはどこかでやりたいですねぇ。需要どんだけあるんだ?
それにしてもこの日以来、えびPとの会話がプヲタ丸出しの
フレーズばっかりになって困ってます(笑)。

> ot02070さん
なんでしょうね、1年しか経ってないのにこの懐かしさは(苦笑)。
とりあえず結果はさて置いて、そういう気持ちで取り組めるかどうか、
って事が、実は一番重要なんでしょうけどね。で、それは決して
難しいことではないと。うん、そういう事でいいかな。

> 非公開コメント様
お返事しておきましたので宜しくですー。
【2008/10/31 23:04】 URL | 赤ペン #Td/ILGRk [ 編集]


好きなものと特別なものって違うじゃないですか。
好きなPは?と訊かれて出てくる人が特別じゃないんですよ。
できればそういうPになりたい。
だからそんな時にデビューを決意したのかもしれないなあ。

だったら誰が一番プヲタか決めたらええやんけ!
【2008/11/01 11:11】 URL | えび #YUnqwnA6 [ 編集]


> えびP
私はダムPや桃月PやorgonePを、今更「好きなP」には挙げません。
この3人は私にとってそういう人たちじゃないから。言葉は悪いけど、別格。
だからその気持ち、痛いほどわかります。特別な存在。
話のとっかかりにしか使ってないのに反応してくれてありがとうございます。

お前今言ったなコラ!吐いた唾飲み込むなよ!
【2008/11/03 12:43】 URL | 赤ペン #Td/ILGRk [ 編集]


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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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