赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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おま早なんだけど、真の誕生祭と言えば
自分がデビューするタイミングとして選んだ日だったりするわけで、それを思えば
随分と真の事はほったらかしにしてしまってるわけなんですが(苦笑)。
っつーかね、「ハスキーボイスな女性ボーカル」から抜け出たほうがいいのか
そこまで深く考えなくてもいいのか、その辺を結構真剣に考えながら、自分の中で
決めかねたりするわけで。

さて、今年の真の誕生祭から、敢えてど真ん中の直球を引っ張り出してきて
ちょっと書いてみようかなと思って。そういう作品よりも、完全に自分の趣味と言うか、
琴線に触れるような作品について、思いっきり書き連ねてる方が、こと文章を書くという点では
遥かに楽なんですよね。だから、逆にこういう誰もが驚き納得するような作品について
書く時はもの凄く考えるし、自分の底の浅さを露呈するかも?!みたいなある種の
危機感的な感情を抱いたりもします。

その意味では、異種格闘技戦だなこれ(笑)。

M@co.jP



しょっちゅう書いてますけど、私には絵心というものが壊滅的にありません。
だから「この人は絵が上手いなぁ」っていう判断の基準を自分の中に求めてしまうと、
そのハードルはメチャクチャ低くなるし、そこそこ上手い人も超一流も
あまり変わらないまとまりとしてしか認識しない面があって。
これはあくまで主観的な考え方で、他の人からしてみればそうじゃないかもしれないけど。

だから、別にこの人に限った話じゃないんだけど、「絵が上手いですね」なんて褒め言葉は
使いたくないんです。言葉を受け取る側からすればそういう言葉も嬉しいのかもしれないけれど、
使うこっちからしたら正直失礼極まりない発言かもしれないって不安がいつもあって。

そして、たくさん絵が描いてあって滑らかに動いてる、っていう部分は、
「褒める」ところじゃないと思ってるんです。その労力を費やした事に対して
「敬意を表する部分」だと思ってます。それはもう単純にスゴイですよ。
だって、1時間で1枚絵が描ける人がいたとして、じゃあ10時間で10枚とか
そういう単純計算には、きっとならないでしょう?描くものにもよるんだろうけど。

しかしここまで書いてて既に論旨がメチャクチャですね(笑)。
作品を貶そうなんてこれっぽっちも思ってないのに、自分で勝手に褒める言葉を
封印しちゃってるというドMな展開になってきたな。

絵が描けるなら、あるいはそういう方面に造詣があれば、もっと技巧的な部分、
絵を描く人特有の視点で書けるのかもしれない。だからこの作品を見てて
一番印象に残った部分は、ある意味的外れにも程がある部分なのかもしれません。

真が背中を向けて走ってるところがあるじゃないですか。元ネタの映像では
上着の丈が長くてそうはなっていなかったんだけど、あそこで
上着の下に着ているセパレートの水着が、チラチラと見え隠れしているところ。

絵やアニメーション、それにまつわる力学的なロジックに疎い私は、
これが「非常によく動きを再現している、観察眼の賜物」なのか、
実は「あの衣装と動きじゃ実はああならないけど、こう見える方がそれっぽい」という
判断に基づくものなのか、そこら辺もよくわからない。そしてどちらにしても
それって凄い事なんじゃないの?って思ってしまって、それ以上がない。
さっき書いた「ハードルが低い」って話の実例です。

プロという言葉がよく取り沙汰されるけど、そこには二つの意味があると思ってて。
ひとつは単純に、技術的な部分でのプロ。もうひとつは、スタンスとしてのプロ。
山際淳司がプロのスポーツ選手って存在についてこんな事を書いてて。

「プロとは、自分の人生におけるなにがしかの方向性を決めた人である」

好きでやっていれば済む物事が、プロになった瞬間そうではなくなる。
やりたくもない事を強要されるかもしれない。締め切りや期限に追われるかもしれない。
例え自分が納得しなくても、生きていくために飲み込まなきゃならないかもしれない。
好きだから上を目指して鍛錬するだけじゃなく、生きていくためには鍛錬せざるを得ない
シチュエーションってのも、決して珍しくはないのだろう。

そういう事の積み重ねの上に立っているのが、そういう事がどれだけ積み重なっても、
それを愛してやまない存在が、プロなのだと。


好きで好きでしかたがなかったはずのゲームの会社に就職したのに、そこをほんの3年半で
飛び出した後、そういう事をアホみたいに考えて沈み込んでました。
さすがに今はそこまで深刻には考えないけど、折に触れて思い返しちゃうなぁ。

ともあれ、この作品を見ていると、なんと言うか、そういう匂いを感じるんです。
もっと踏み込んで書けば、それは「凄み」って表現してもいいのかもしれない。
ニコマスというどこまで行っても趣味の世界に、それは必ずしも求められるものではないし、
それがあるから評価される、ないから評価されない、って類のものでもない。
コースとして供されるディナーの最後に出てくるデザートのケーキと、
ケーキ屋で販売されているケーキは、その目的も趣旨も違うんだから全然別物であり、
ウエシタを論議するべき筋のものじゃないわけで。

でも、この作品を見て、凄さを認めつつも素直に賞賛する事ができないでいる絵師の方の
存在を数多く目の当たりにすると、やっぱりそれって凄い事なんだろうな、と感じます。
そして、そういう複雑な感情を持てる人を、ちょっと羨ましく思う。
それは同じ土俵の上にいなければ決して持ち得ない感情だと思うし、だからといって私は
この先絵を描く人になる事もないでしょう。同じ土俵に上がる機会は、きっとないから。

じゃあ、ニコマスを離れた素の自分、赤ペンPの中の人として、例えば自分には
そういう部分はあるのだろうか。動画とは全く関係のないところであっても。
もうこの年齢になれば相応に人生ってもんをやってるわけですから、それなりに
その方向性が決まってないと、やっぱりまずいんだろうと思う。

この作品、この人に限った話じゃないけれど、そんな気分にさせてくれるモノを見た時に、
ただ手放しで賞賛する事を躊躇うのは、実のところそういう部分にあるのかもしれません。
まぁ結局私の側の問題だし、単にひねくれてるだけってのも否定しませんけど。
そしてこの人が忙しくて決して多作な作り手でなくて良かったよ。
しょっちゅうこんなもん見せられたら、絵を描く人じゃなくたって凹むぜきっと(笑)。

決して深いお付き合いがあるわけじゃないけど、そういう世界を垣間見る機会
ただの趣味の世界であるはずのこの界隈であるのは、すっごく幸運なことなんだと思う。
その意味では、賞賛の言葉よりも感謝の言葉が先に来るから、
正面切って褒めるのが難しいのかもしれません。

私信
ね?だから文章書くの大変なんですよ(苦笑)失礼な発言があったらスミマセン。

追伸
あずささんに関しては一切文句はありません。むしろモットヤレ(笑)。
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この記事に対するコメント

なんか文章稼ぎの例題が
今回うまい例えになっていない気がするので
分かりやすく3行で説明して下さいw
【2008/09/07 07:49】 URL | た #mQop/nM. [ 編集]


> たP
頑張って
脳内補完して
分かった気になれればそれでいい(笑)。
【2008/09/07 23:38】 URL | 赤ペン #Td/ILGRk [ 編集]


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赤ペンP

Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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