赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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赤ペンPが生まれるまで・その2
数字は、人を狂わせます。

それはニコ動においては、羅列されているだけなら感覚的に「上手い」「下手」、
「好き」「嫌い」、「知ってる」「知らない」といった二元論で語れば事足りていた
それぞれの作品が、「再生数」「コメント数」「マイリスト登録数」という、目に見えて
わかりやすい基準を与えられた瞬間、作り手も視聴者も、その数字の多寡を気にし始めて、
より大きな数字、人よりも上の数字を求めるといった具合です。

あるいは知らず知らずのうちに、「数字が大きい=位が高い」という不文律が芽生えてしまい
そういう視点でついつい作品を眺めてしまう。

ましてその数字の多寡がランキング形式で表示されたら・・・そこに「順位」という
新たな数字が加わり、自らの感覚とその数字の乖離を是としない一部の人間が、
「自分の感覚こそが正しい」と声高に主張をはじめ、他の作品やそれを支持する人達を
非難し始めます。その具体的な例がいわゆる「荒らし」というヤツです。

私は彼が、Pである前に一人の人間としてどんな人間性を持っているのか、
当たり前ですが詳しくは知りません。直接の面識はありませんし。
けれど、意識的であれ無意識的であれ、彼はこういう事を理解していたに違いないと思いますし
それが「当たらずと言えども遠からず」である事は、私なんかが改めて言わなくても、
彼の作品を毎週楽しみにしている皆さんが、一番よくわかってらっしゃるでしょう?




赤ペンP二人目の生みの親・桃月P。ゴメン、代表作はこっちを出すのがデフォなんだ(笑)。
アイマスMADイラネ!と思っている人、このジャンルを滅亡させる現状で一番確実な方法は、
桃月Pの国を対象にして、毎月「あんさつ」コマンドを実行することですよ~(笑)。

およそ趣味や娯楽の世界であれば、どんなところにも一定数、こういうことが好きだったり
得意な人間はいるんですよね。定量的な数字を集めて、データとしてまとめ、様々な切り口から
それらを検証する事にやりがいを見出す人って。私自身にもその傾向は少なからずありますし。

だからアイマスMADに初めて週刊アイマスランキングが出てきたときも、言わば「想定内の驚き」が
あるだけでした。実際に毎日数字を集計し、作品の形に仕上げるその労力には素直に
敬意を表しますが、悪い言葉を敢えて使えば、それは
「労力さえ惜しまなければ、誰でも到達できる場所であり、アイディア」
なんですよ。

ああ、このジャンルにもやっぱりこういう人がいたんだね。ようやるわー。
言葉にしたら、それが嘘偽りない私のファーストインプレッション。
その安直な感想は、さほど間をおかず、根底から覆される事になります。
いつものように上がってきた6月2週のランキングの中で、それは現れました。

元動画等において
当ランキングに関連するコメントは控えていただければ嬉しく思います


ぶっ飛んだ。
そんな言葉が、あっさり出てきやがった。

そしてさらに驚いたのは、その言葉に対して同意し賛同するコメントが連発した事。
「こういうお願いは最初に持ってきたらいいんじゃないかな?」という意見。
そして翌週、その意見はあっという間に取り入れられました。

いい意味での違和感をこのランキングに感じた私に止めをさしたのは、
彼が作ったアンケート動画でした。
集計のタイミングは今のままでいいのか、ポイントの出し方はこれでいいのか、
除外ジャンルの取り扱いはどうするべきか、えとせとらえとせとら。
そしてそれらの問いに降り注ぐ真摯な弾幕。
キツい物言いも意見も確かにあったけど、最後に流れるコメントで一番多かったのは

桃月Pに一任します
あんまり無理すんなよ!


正直に書くよ。
ニコ動見てて泣きそうになったのは、これが2度目。
ちなみに、前回紹介したマリーンズのCM見て泣きそうになったのが最初なんだけどさ(笑)。

ニコ動にある、アイマスMADという世界。
いい事ばかりじゃないけど、でもここは居心地がいい世界に違いない。
そう感じた瞬間でした。そしてそれを示してくれたのは、桃月P。

以降の出来事については、今更説明の必要も無いでしょう。
桃月Pの動画作成の手腕は言わずもがな。同様のランキング動画を見た人が、その凄さに
改めて気づいてコメすると言うなんだか凄い展開があったり、あとは、これだ。



最後に流れた「まっすぐ」聞いて泣きそうになったヤツ、正直に手を挙げるように。ノシ
本人、狙ってやったらしいけどね。

このランキングを揺るぎない軸として、アイマスMADの進化と充実は加速度的に
進んでいったわけです。そして、今。

つい最近もアンケートがありましたが、僅か半年足らずの間に、視聴者がイメージする
「アイマスMAD」の姿は多岐に渡り、いわゆる「除外作」の線引きは、とっくに
桃月P一人ができるものでも、もっと言えば誰かがキレイに線引きできるものでも
無くなっている現状は、皆さん薄々お気づきではないでしょうか。
桃月Pの気苦労も多くなっていることでしょうが、でもこの人は、簡単には辞めないんだろうね。
そんな気がしています。

最後に。
私は名も無い新人Pで、今更この世界に飛び込んだ身ですから、そう簡単に
多くの人に見てもらえる動画を作ることはできないでしょう。
それに、「数字を取るためにやりたくもない作品をつくる」くらいなら、迷わずに
「数字が伸びなくても自分が納得できる作品」を作ることを選びます。だから、
その意味では週マスのランキングに入れなくても、それはそれで構わないと考えています。

でもね。
私にこの世界を示してくれた桃月Pに恩返しをする、っていう意味では、
意地でもあのランキングに、30位以下の文字部分で構わないから、自力で入りたい。


私が桃月Pに望むことは、たった一つだけ。
いつかランキングに入れるその日まで、辞めないでいてね。
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この記事に対するコメント

 見る専ですが初めてコメントします。
 赤ペンさんが書いておられるようにorgonePの「LIFE」でその存在を知り、
ニセPのブログのコメ欄でさらに知るようになりました。

 広く、深い考察の下、練られた文章、唸りました!
 特にこの桃月Pへの文章は今まで読んだどんな「週マス」への感想より

 「我が意を得たり!」というものです。

 申し訳ないのですが赤ペン先生のMADはまだ観ていないので
これから巡回させていただきますね。

 ・・・いや~、しかし、「アイマスMAD紹介ブログ」としてだけでも
すばらしい価値がありますよ。うん。
【2007/10/11 06:05】 URL | かわばた #WGv/JGO2 [ 編集]


>かわばたさん
えー、はじめましての方として最初にコメントされた景品として、
かわばたさんには「街中で会ったら一杯おごる」権を差し上げます。
このページをプリントアウトして、赤ペンPを探してください(笑)。

さて置きコメントありがとうございます。やっぱあの添削、知ってる人はいるもんですね(笑)。
活字離れが進む若者が見たら死ねそうな長文を、色々とお褒め頂き恐縮です。
まぁ、色々言葉を重ねても、やっぱりプロデューサーとして、作品で
語れたらそれが理想なんで、これからも精進していきます。
お暇ならまたお立ち寄り頂ければ幸いです。ありがとうございました!
【2007/10/11 19:39】 URL | 赤ペンP #Td/ILGRk [ 編集]


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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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