赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
09 | 2017/10 | 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

週末、忙しい中で
本当は、この手の話題はブログにあんまり書かないようにしてるんですよね。
それは「このブログの性格」みたいなものに基づく判断も確かにあるし、
またこーゆー話を語ってしまうと結局ネタバレというか、別に無理に見せる必要のない
私の頭の中、思考回路について語らざるを得ないってのが大きくて。

で、それは個人の意見としての色が強すぎるから、文章に落とし込んだときに
ただ自分の発想を曝け出すだけならともかく、他人を不快にさせる可能性が非常に高いと。
直接言葉を交わすんなら、まだフォローも出来るからいいんですけど。

でもこの週末、この2作(厳密には一方は作品とは違うんだけど)に関しては
何か言及しとかんといけないのかなぁ。
前述のように私の捉え方なり折り合いのつけ方なので、
ちょっとでも違和感を感じたらすぐに読むのをやめて下さい。







まずは前者。
最初タイトルを見たときはHHHかと思ったよ(笑)。北米版万歳。
冗談はこのくらいにして。

リレーラジオの時にDikePのご推薦という事でリンPの作品を紹介したわけですが、
この作品を見て深々と納得。いつか、誰かがやると思ってたんだ。この距離感、この視点。
自分でもやっていたかもしれない。

アイドルマスターはゲームであり、それ以上でもそれ以下でもないという事実。
個人的には、そういうニュートラルな視点がスタート地点になっています。

人間は事実や実在する事象にだけ心を動かすわけじゃありません。
乱暴な括り方だけど、生身の人間が演じるフィクションのドラマにだって、
人は思い入れるし心を動かすし、なんとなれば人生だって変えてしまう。

あるいは人に限らず、モノに対しても人は愛情を注ぐ。
職人さんが愛用の道具を大切にする、なんてのはわかりやすい例だし、
そこまで行かなくても、単純に自分が使うものは大事にすることが多いだろうし。

いずれにしても、その対象となるもの同士を単純に並べて比べてみれば、
そこには色々と上下なり一般性なりが出て来るんだろうし、それは客観的には
重要であるのかもしれないけど、主観的にはあんまり気にしなくて。

例えば私は競馬からいろんなものを貰ったし、だからこそ長年付き合っているわけですけど、
その事を熱く語ったところで、届かない人には届かないわけだし、それどころか
「所詮ギャンブルじゃねーか」って一言で全否定される可能性もあるわけですよ。
でもその一言が私を本当に否定しきれるかと言われたら、そんな事もないし。

問題のすり替えになっているのは百も承知だけどさ(苦笑)、
ドストエフスキーの本を読んだ、って事実だけじゃ、偉くもなんとも無いわけで。
大事なことは、読んだ結果として自分はどうだったのかって事でしょ?
なーんて強がってみる(笑)。

この作品の距離感、私は好きです。
近寄らなければ見えない事実があるのなら、近過ぎると見えない事実だって
絶対にあるはずだもの。敢えて全ての事実を見る必要はないけれど、でもそこには
確実に存在している事だってあるはずだもの。

後はその事実に対して、自分自身がどうアプローチするのか、
自分が作る作品としてそれをどう扱うのか、っていう問題が、私の中にだけ
残るっていう話です。他の人がどうなのかは、口出しするべき問題じゃない。

だから、アイドルマスターというゲームに興味がある限りは
最後の選択肢で自分は「はい」を選び続けるし、興味が無くなったら
迷うことなく「いいえ」を選びます。そしてもうしばらくは「はい」を選ぶんでしょう。


そして、後者。
これは二つの視点から見ないといけないんでしょうね。

まずは即物的な部分から。
確かにニコマスは変わるんでしょう。抜きという技術が、誰にでも
手の届く場所にまで降りてきたわけですから。

もちろん、既に各所で語られている事ではありますが、なんでもかんでも
抜きゃあいいってもんじゃないワケで、抜きについて費やされていた時間が
別のものに転化するってだけの話だと思います。

試しに私もひとつBB素材を作ってみたんですが、とりあえずクロマキーで
抜いてみて「ワーイワーイ」ってなって、そこで思考停止するんだ(笑)。
あと、光源とかについても考えなきゃいけないっぽいから、むしろこの機能を
使う事で、明確な技術の差が見えてきてしまう気がします。

個人的には、この機能の恩恵を受ける事もあると思いますが、作品のアクセントとしては
使えるけど、ガンガン抜ける事が前提の作品のイメージは、まだ沸かないのが実情。
どちらかと言うとダンスよりもコミュを抜きたい人なので、私(笑)。

そして、もうひとつの視点。
詳細は省くけど、元・ゲーム屋さんとして、この機能の実装に対しては
大いに首を捻っている自分がいます。単純なバグでは明らかにないし。
考えようによっちゃ、パッケージとして発売されているゲームの中に
こういうものが入っている(or入ったままの状態)という事実が、もっと別の問題を
引き起こしたっておかしくないと思います。邪推が過ぎるので割愛しますけど。

そして、私程度の作り手でさえ、抜きの技術がこのような形で
提供されてしまう事実に、ある種の釈然としない感覚を抱いているくらいですから
今まで実際に、様々な苦労や研究を重ねてそれを実現してきた人たちが
果たしてどう思うのか。そもそもニコマスの発展は、そういう事をそれぞれの人が
色々考えて工夫して乗り越えてきた過程の中に、その要因のひとつが確実に
存在するわけです。この機能はその過程の否定である、という捉え方をする人が
出てきたり、その結果興味を失ってニコマスから離れていったって何の不思議も無い。

今回は技術的な分野の話題ですから、私も割と冷静に文章を書いてますけど
違う側面からこういうアプローチをされたら、迷わず「やめる」って言うかもしれない。

だから、私のスタンスとしては
「こんな機能を乗せるとは何事だ!ニコマス終焉だ!!」と悲観的に
捉えるつもりも無い代わりに、「わーいこれで抜き放題だぜ!!」と
諸手を上げて喜ぶつもりも無い、ってところでしょうか。
使えるものは使うけど、使えないのに無理して使うことも無い。
無難な結論付けですけど、それ以外に語りようが無いよ(苦笑)。

今しばらくはお祭り騒ぎが続くんでしょうが、それが落ち着き、
この機能を「使った」作品(「使いこなした」じゃ無いところがミソ)が
普通に出回るようになったら、また何か見えてくることがあるでしょう。

結局、最初から最後まで変わらない事なんて、何ひとつありはしないわけで。
だから「何が変わるのか」、「何は容易に変えちゃいけないのか」、
そこだけなんじゃないかなと思います。うわー偉そうだなー俺(笑)。

あー、ホントはマイリスト登録率ランキングの話とかもしたかったんだけど
プライベートも含めて今週末は色々ありすぎたわ。
とりあえず、製作に戻らないとね。まず考えるべきはそれだし。
この記事に対するコメント

いや、BBステージなんてそんなもんでしょー。
今までにないステージに乗せることが出来る技術がある人は
やればいいけど、そればっかりだとつまんねーってやつはいっぱいいる

# 俺とか。
前からやりたかった曲が、このおかげでやりやすくなったかもって思っているのは秘密。

結局、ぼくはぼくのスタンスで伝えたいことを伝えるだけだ。
正直そう思った。

後はもう書かないw
【2008/07/08 00:55】 URL | ミズナス #- [ 編集]


クロマキーやAviutlのプラグインで「必死に楽抜き」(矛盾した造語w)してたのもいい思い出。
俺としてはこれからやろうと思ってることの一部が大幅に楽になったのでありがたいと素直に思っとくことにします(笑)

所詮、素材は素材ですからね。それを活かせる様に精進するのみ。
【2008/07/08 01:04】 URL | ハイド #su5KoE9w [ 編集]


ま、文章ほどには考えてないのも事実なんだけど(笑)。

> ミズナスP
結局、そのスタンスにはまれば使うし、はまらなきゃ使わない。
それだけのことなんだよね。そんなに騒ぐことじゃあない。

> ハイドP
素材を素材として使う。それもまた技術。ま、何が出来るようになろうが
結局精進せにゃならんのは変わらんわけです(笑)。
【2008/07/08 23:39】 URL | 赤ペン #Td/ILGRk [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://akapenp.blog107.fc2.com/tb.php/452-56c6b63f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

赤ペンP

Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

このサイトの価格(時価)

Locations of visitors to this page

FC2カウンター

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

リンク集<クリックで展開>

覚書的リンク集

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

最近のトラックバック