赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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わかっていても、的なこと。
私はいろんなスポーツをよく見るんですが、不思議なことにサッカーには
あまり縁がありません。なんででしょうね。
発煙筒を炊いていた頃からの浦和レッズファンではあるものの、
まぁそれほど熱心に見ているというわけでもありませんでして。

そんな私がたまらなく好きだった選手がいます。サッカー素人のクセに、
ジダンとかクレスポとか有名な選手じゃないところが私らしい気もしますが。

元・アイルランド代表のフォワード、ナイアル・クインという選手です。


2002年の日韓共催ワールドカップで一番気になったチームが、アイルランド代表でした。
大会直前になって色々揉めて、チームの中心選手であるロイ・キーンが代表を離れ、
何というか、ヒーローのいない全員野球で勝ち進む甲子園のチームみたいな感じが
たまらなく好きで(笑)。

この時のクインは先発要員ではありませんでした。絶頂期は過ぎちゃってたみたい。
基本的に後半から投入される、身長190cmを超える彼の得意技は、ポストプレイ。
以下、素人知識の解説なので、多少底が浅い点はご容赦ください。

まず、ゴール前にポストプレイをする選手を一人配置します。
ボールを持った選手は、この選手に向けてゴール前に高いパスを出します。
ポストの選手は相手ディフェンダーと競り合いながら、ボールが落ちる地点に入ります。
この時他のフォワードやミッドフィルダーは、ポストとなる選手の周辺に走りこみます。

ポストの選手は、主にヘディングで飛んできたパスを捌きます。もちろん捌く方向は、
走りこんできた味方選手の方向。ディフェンダーは走りこむ選手をマークするか、
そもそもボールを捌くポストの選手をマークするかの判断が必要ですし、また自然に
空中戦が展開されますから、背が高い方が圧倒的に有利で邪魔をされにくい。
シンプルではありますが有効なプレイでしょう。

さて。
ゲームも後半になって、わざわざクインのような背の高いフォワードが出てくるんです。
もうね、こんなのノーアウト1塁で「代打・川相」ってことですよ(笑)。
期待にたがわず、中盤でボールを奪った選手は高いボールをクインめがけて放り込みます。

ここで唐突に質問。
Q.背の高い選手に空中戦で競り勝つにはどうしたらいい?
A.自由にジャンプさせなきゃいんじゃね?

このあたりがわからない人はスラムダンクの対山王工業戦を読んで復習するように。

つまりゴール前でクインがいる辺りはガシガシやりあう戦場になるわけです。
そんな中、ディフェンダーをかいくぐってクインはヘッドでボールを競り合います。

競り合いに負けることもあります。
ちゃんとボールを思うところに落とせないこともあります。
ボールを落としても味方が走りこむタイミングに合わないことだってある。
それでもクインはボールを競り合います。

10回のうち9回は上手く行かなくても、1回プレイが決まって得点できれば、
サッカーはそれで決まる。だからクインはボールを競り合います。

クインにはシュートや得点は求められていません。フェイントとしてたまに
ボールを落とさず直接ゴールを狙うことはあるかもしれません。でもそれは
あくまでもポストプレイがあってこそのアクセント。

シンプルであるがゆえに読まれやすく単調でもあるポストプレイを生かすために、
体力が落ちて単調でも力で押し切れるようになる後半までは温存する。
既に全盛期の力はない選手が、その得意技を生かすために待つ。
だからその時までクインはひたすら待ち、ピッチに出て、ボールを競り合います。

サッカーの細かい部分がよくわからない私には、この愚直さが印象的に映りました。

話が180度変わって、私は落語が好きでよく聞くんですけどね。

例えば「饅頭怖い」。誰もが知っている"今度はお茶が怖い"って下げ。
「たがや」。タイトルが"たがや"で、下げも花火を見ながら"た~がや~"

こーゆー演目を面白く聞かせてくれる落語家が、私は好きです。
それはあくまでも判断基準のひとつでしかありませんけど、
決して他の基準に負けたり劣ってるとは思わないのもまた事実。

新しいこと。見て凄いこと。先が読めないこと。予想外のこと。
funnyの意味にしてもinterestingの意味にしても、「面白い」という感情を
想起させてくれる要因は色々あります。それはそのまま、評価される部分という
捉え方をしていいと思うんですよ。

一方で、新しくもなく、見た目も普通で、先が読める想定の範囲内のことなのに
「面白い」って思わせてくれるものって、実はとんでもなく凄いんじゃないかなと
そんな事を考えたりします。わかっていてもやられるシチュエーション。
逆にすっげー難しいことだとも思うし、狙ってできるものでもない気はしますけど。

良し悪しではなく、それもまた一つの形。
自分の好みはハッキリ持っていたいけれど、その一方でそういう部分にも
気付ける自分でありたいなと、そんな事を考えてみたり。

あれ、ニコマスの話にも通ずるかなぁと思ってネタを選んだつもりが、気が付いたら
完全にただのスポーツコラムと化している(苦笑)。まぁそういうことで。
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この記事に対するコメント

次はWWEの話ですね、わかります
【2008/06/06 10:44】 URL | えび #YUnqwnA6 [ 編集]


>ノーアウト1塁で「代打・川相」
相変わらずいいチョイスですなぁ。

次はえびPさんと同じくプロレスネタでw
【2008/06/06 22:11】 URL | 小魚 #aEmTB4nk [ 編集]


> 2人まとめてー(ダンガン的な意味で)
WWEの話は止まらなくなるので一応自重しておく(笑)。
受身の話とかし始めたらホントエントリがいくつあっても・・・。
【2008/06/07 00:39】 URL | 赤ペン #Td/ILGRk [ 編集]


まさか田中将斗で返されるとは思わなかったので驚いた!
確かに受身の話は一晩語っても尽くせない感はあります
とりあえずフレアーの顔バンプマジ最高(だった)!
【2008/06/07 09:51】 URL | えび #YUnqwnA6 [ 編集]


クインいたいた!
準々決勝辺りでスペインと対戦して、スペインのDFイエロがクインのユニフォームぺろ~んとめくり上げてカード貰ったシーンがあって
某所で「イエロにイエロー」とか下らない言葉が流行ってたのも覚えてる!
日韓の時のアイルランドはかっこ良かったですねぇ。
とにかくアグレッシブでスピーディなサッカーを繰り広げてて日本人でも応援してる人は少なくなかったっけ。
個人的にはイアン・ハートってDFの選手が名前かっこよくて注目してたかな。
DFなのにFKの名手でFKは全部彼が蹴ってたってのも何となく印象に残ってるw
【2008/06/07 17:30】 URL | かんどるま #- [ 編集]


> えびP
あ、日本のプロレスもたいてい受身取れますよ。
フレアーは攻め2割・受け8割で魅せられる素晴らしいレスラーでしたなぁ。

> かんどるまP
つか、ここでも「かんちゃん」呼ばわりしようか(笑)麻雀風に。
さておき、「イエロにイエロー」はあちこちで見かけたなぁ。
アイルランド、言われてみれば人気ありましたな。「チーム」な感じが
一番した国だったのかもしれません。
【2008/06/08 11:36】 URL | 赤ペン #Td/ILGRk [ 編集]


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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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