赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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権利というもの
することのない出張先のホテルで、とりあえず点けていたテレビ。
ニュースでこんな話題が取り上げられていました。

高校の文化祭で、各クラスが上演する演劇に対して、
著作権者の許諾が必要とされている
、という話題。





著作権法によれば、それが教育目的かつ非営利目的ならば、
原則としては著作権者の承諾はなくてもOKらしいです。
(大雑把な説明なので詳細は各自ご確認ください)

ただ、高校の文化祭の演劇ですから、本来の作品を編集して
時間の調整をしたり、上演しやすいように
時代や設定を置き換えたりすることもあるでしょう。

一方で著作権者の側の当然且つ基本的な権利として、
自分の作品は勝手に改変されないように保護されるべき。
長さ、設定、その他もろもろ。

その辺、どうなのよ?
やっぱ確認は必要なんじゃない?

ま、そんな話です。

この高校ではこんな風に解決をしたそうです。
まず、オリジナル作品は当然問題なし。
既存の作品については、小説やDVDなどから該当する部分を
正確に起こしてそれを上演する。それならば改変は
していないのだから、許諾は不要だろうと。
許諾が必要な場合、申請してもそれが得られない
(=料金の支払いが必要になる)作品は上映をしない。
実際、上演までに演目を何度も変更せざるを得なかったクラスもあるそうです。

高校の先生いわく。
必要とあれば対応はするけれども、学生の文化祭なんだから
そのくらい多めに見てくれてもいいんじゃない?


版権管理をしている担当者いわく。
教育だから非営利だからという理由で、好き勝手に
色々やられるのは、やっぱまずいんじゃない?


ちょっとうろ覚えで文章を書いてるので、多少違ってたらスミマセン。
ともあれそれぞれに思うことは多々あるでしょうが、
MADなんていうモノを作っている身としては、
どう考えるかはともかく無視するのはNGなお話でしょう。

そのコーナーの最後に登場した識者の発言をもって
私なりの感想に代えさせていただきます。

著作権法は、本来は著作権者の権利を守りつつ、その著作物を
有効活用するために定められているものである。
教育目的だから、という理由の元に利用者が好き勝手をするためでも、
著作者の権利だから、と一方的に利用を制限するためのものでもない。

そして「改変」や「利用目的」の定義は、人それぞれで明快な判断基準はない。
(担当者自身がそれを認めていますから)

だから、「自分が正しいんだ」という思い込みを一度捨てて、
相手の立場に立った「オトナの話し合い」をするべきである。

このケースにおいて一番被害を被っているのは、著作権者でも学校でもない。
純粋にやりたいと思ったことをやれなかった、子供たちである。


ブログで他人に一切強制や押し付けはしたくないし、いち個人としてもしたくありません。
無論、だから何か行動を起こせということでもありません。
ただ、MADに関わる全ての人に、真剣に考え続けて欲しい話だと、感じています。
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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