赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
09 | 2017/10 | 11
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サバチャン本選について書いてみた<後編>
本選考察・後編です。

詳細は最後に書きますが、ちょっと今回は自分の中でティンと来なかった作品に対して
珍しくストレートな物言いをしてしまっています。あくまでも私個人の枠の中での
嗜好に基づいているので、お気を悪くされたら申し訳ありませんと思いつつ、
でも鼻で笑って許してやって欲しーなーとも思ってみたり。

じゃあ早速Bブロックから。


<SF-Bブロック>

SF B-1
結局、上に出ているゲージはなんなのだろう(笑)。全体からあふれるポップな感じは
素直に好感が持てるし、あのゲージに引っ掛けた仕掛けがこの後出てくるのかなとも
期待してはいるんですが、だとしたら手掛かりくらいは欲しいなぁ。この曲の上に
社長でアクセントって部分がいいなぁと思えただけに、余計にそんな気がしちゃって。

SF B-2
ぶっちゃけ、この作品に関して語ることは一切ない(笑)よくこれをやろうと思ったなぁ。
この大会での「描いてみた」作品への評価は、普通に上手い作品よりも「ねーよwww」とか
「その絵柄かよ!」みたいな振り切り方をしてくれてるものの方が、個人的には上。
好き嫌いは分かれるし、優勝するかといわれると微妙だけど、これはその点文句なし。

SF B-3
すみません、何しろ元ネタがわからない身の上なもんですから、評価のしようがない。
実は有名な曲で、この先に待ち受けている展開が見たい!って方の票は集められると
思うので、それが多いか少ないかというギャンブルですね。しかしこんなこと書いてて
実は「赤ペンは知らなさ過ぎ乙」とか思われているのかもしれんなぁ(苦笑)。

SF B-4
このシチュエーションが、見ている人をガッチリ捕らえることは間違いないし
だからこそこの場所にこの作品があるわけです。そして、多くの人がそう思うからこそ
本選の段階でもうひと押ししておくべきだったかなぁと。浮動票が他の作品に回る前に
中押し的な意味で。A-7と同じく「あざとさ」が武器になるか、足を引っ張るか。

SF B-5
「なかったことにしてくれたまえ」で15秒を引っ張りきり、作品自体の構造をこの30秒で
明らかにしたと。その意味で言うと、雪歩のシーンを15秒の段階でも2回見せていた点は
凄いよく"わかってらっしゃる"と思います。繰り返しのたたみかけの肝になるシーンだしね。
それがどう捉えられるか、果たして雪歩に何かさせるのかさせないのか、がポイントかな。

SF B-6
描いてみた的要素がある作品の中でも、このちびキャラの破壊力は屈指ですね。
予選の時も書きましたが、突破のためのフックとしてはお釣りが来るくらいでしょう。
ただ、楽曲や本人たちとこのちびキャラがもっと積極的に絡んでくれていると
もっと魅力的な画になって惹きが強まると思うんですけどね。どうでしょう。

SF B-7
ある意味、とんでもなく直球なイメージですよね。敢えて捻らないところがいい。
途中に入るカットインに選んだシーンもキチンとしてるし、30秒の最後にちゃんと
変化をつけて終わらせている辺り、丁寧な作りだなぁと思います。
若干インパクトという点で個人的には食い足りない面があるんですが、些細な問題かな。

SF B-8
「音で勝負」ってのがすっごくいい。失礼を承知で書けば、私的にはついて来る映像は
この段階だと「ちゃんとしてればそれでいい」って感じなんです。悪かったら減点される対象。
そこは完全にクリアして、この音の作りはツボなのでOKOK。そして決勝に残った時は、
映像まで込みでちゃんと評価したいなと。「続きが聞きたい」だけではダメですもんね。

SF B-9
作り手の方の意思とは無関係に、元ネタがある作品は自動的にギャンブルをしているものだと
私は認識してるんですが、これについては元ネタの知名度を考えると、それに沿った展開を
丁寧に作りこんでいく流れは変に捻るよりよほど効果的でしょう。むしろ決勝の方が
難しい戦いになりそうな感じがしますね。どこまではっちゃけられるかの勝負。

SF B-10
さぁ、「絵柄が好き」で投票した作品の続きですから、見るのは展開ただ一点。
あのまま押し切るのかとも思ったんだけど、夢オチで繋いできましたね。そして今更
これがチョコボの曲だと気付く自分に軽く絶望。ダチョウかと思ってた。
濃い絵柄に乗せるストーリーはもうちょっと濃い方が個人的には好みです。

SF B-11
たまたま伊織の「描いてみた」系が2作並んだわけですが、こちらはもう少し
一般受けするというか、素直にスッと入ってくるタイプですね。その分使う選曲で
捻りを効かせてきました。ただ、それでもなお非常にわかりやすいストーリーラインを
想起させている部分が、果たしてどう評価されるのかは微妙な気もします。

赤ペン投票:B-2

「先を見てみたい」と思わせる戦略として、「先に進むに連れて化ける作品」ではなく
「進めば進むほどヒドくなる作品」ってのは極めて正しい。無論褒め言葉ですよ。
この作品は決勝に出た時点で、結果に関わらず「勝ち」確定だと思ってます。

その他気になった作品。
B-5は個人的な嗜好として捨てがたい。これも現時点で優勝するかと訊かれたら「?」だけど
もうワンパンチ入れる猶予は十二分にあるかなぁと思ってます。
B-7については、趣旨としてA-1とほぼ同等の評価です。この大会を意外性ではなく
丁寧な作りで引っ張っていく手法の、一つのお手本にできるのではないかと。
B-9は「元ネタあり」作品でこの大会に臨むケーススタディ的な意味で。それは私自身が
その元ネタを知ってる・知らないでどう判断するのかって点まで含めてなんですが。

このブロックは申し訳ないけどB-2の存在感が全て。投票するにしてもしないにしても
耳目を集めている事実は間違いないわけで、その突出ぶりはこの大会に対するある種の
投げかけ的な意味合いがあるのかなと。少々大げさなとらえ方ですけど。


<SF-Cブロック>

SF C-1
単純にYMOが私のツボって事もありますが、雰囲気や動きには抜群の安定感を感じます。
見ていて心地いい感じですね。で、もう賢明な読者の皆さんはお分かりと思いますが
その安定感が果たしてどうなのか、っていう結論に終始しちゃうんですよね、本選では。
もちろん先を見てみたい作品なのは間違いないんですけど。

SF C-2
千早にこの系統の曲ってのはある種の定番ですね。で、ちょっと言葉で上手く説明が
できないんですけど、もっとカッコよくできたような気がしてならないんです。
いや、これで十分にカッコいいと思うし、この先にはもっとカッコいいシーンがガッツリと
用意されているのかもしれないんだけど、「この時点」って意味の話で。

SF C-3
この作品が単品で上がったとして、そのクオリティが高いであろう事は容易に想像が
つくわけですよ。ではこの大会で他の作品と比べた時に、比較論的な意味でその想像を
どう捉えるかってのが、ちょっと難しいところではないかと。で、それでもこの作品が
心に引っかかるのは、「認識できるクオリティ」で勝負してるからなんだろうなぁ。

SF C-4
・・・結局ここでもとぼける気かよ(笑)。これはギャンブルとして個人的に好みです。
千早の曲に目をつけて、最後に一瞬千早が出てきて、さぁその運命はいかに?!ってのは
大いにアリ。その目的や手段を一切見せていない点は、一般的な視線で言えば恐らく
「やりすぎ」って思われるのかも知れないですが。

SF C-5
エフェクトバリバリな作品は、個人的嗜好からすると多少外れる部分はあるんですが
ここまで押し切ろうという姿勢は素直に評価。決勝でさらに上回るような仕掛けが
入っているとしたら、戦い方としては完璧。ただしそこまでやると、恐らく単品作品としての
バランスは崩れる可能性が高いので、その辺を捨て切れたかどうかがポイントかな。

SF C-6
この系統の曲が予選はたくさんあったと思うんですが、やっぱり勝ち残るためには
それ以上の何かがないと難しい、なんて一般論を書いてみる。そういう作りをしてますよね。
後半に入って初登場の映像が出てきたわけですが、見えている部分だけだとまだちょっと
散漫な印象を受けました。これがどうまとまるのかは非常に楽しみなところです。

SF C-7
参った。ニコマス的におなじみの曲や展開を持ってきて、でも30秒になったところで
なんか普通な感じに見えて「あるぇ~?」とか思ったところに音響トラブルって!
予選と本選で違うネタを仕込んでここまで引っ張ったのはバッチリでしょう。さて、
この後をどう持ってくるのかは是非見てみたい気がします。

SF C-8
これまた破壊力のあるちびキャラをフィーチャーした作品。30秒になって数で押してきたか。
ちびキャラの存在自体は予選を抜けるフックで、それをどう動かすかが本選を抜ける
フックになるんだろうと思っているので、ここで変化が出たのは正解かと。ただし
個人的にはもうひと押し、別の変化が欲しかったかなぁと思います。

SF C-9
引き続き元ネタのPV再現。ここまで来ると元のPVに対する感想が色濃く出そうだし
知っている人はその再現性を求めてくる段階でしょう。私は完全再現よりも
「どう折り合いをつけるか」の方が気になるタイプなので、その点に関して言えば
可もなく不可もなくっていうところです。

SF C-10
あの15秒に負けない残りの15秒。ガッチリと作りこんでますね。邪推ですけど、
この作品は予選・本選の時間の区切りに、変に悩む事がなかったような気がします。
もちろん「いいシーン」を選ぶことはしてると思うんだけどね。その意味では、
全体的なバランスが凄くいい作品になっているんじゃないかと感じました。

赤ペン投票:C-5

この作品が果たしてそれに該当するかどうかは全く別問題として、これに投票した理由は
私の中にある「サバチャンにはこんな作品が出て欲しい」的なモノを体現してくれそうな
空気があったから。嗜好的な意味では他にも投票したいものはあったんですけどね。

その他気になった作品。
C-3C-10は、「普通の良作よりは仕掛けてきてる作品」っていうここでの私のポリシーに
反するんだけど、ここまでやっている作品ならOKだよね、という観点から。
C-4は多少ギャンブルし過ぎな感も確かにあるんだけど、元々私はこういうのが好きだし
手の内を見せないネタ作品がどこまで行くのかを素直に見てみたい気がします。
C-7は同じネタ系でも、上手く展開をして手の内を徐々に見せて来ている感がいいなぁと。
私がよく使う「次に引っ張り出して何をするのか見てみたい」的意味合いで。

微妙に色々考えたのがこのブロックでした。作品がどうこうではなくて、この中から
自分は何を選ぼうか、というスタンス的な部分ですね。気になった作品も含めて基本的には
それぞれの作品が自分の中で等価なもので、何を基準にして1つだけ選ぶか若干苦慮しました。


さて、投票を終えての全体的な感想を。

予選は何しろ数が多かったので、一瞬のひらめき的な発想で投票作品を選んだ部分が
かなり大きかったんですが、この本選ではもう少し腰を据えて、選ぶにしても切るにしても
「今回は2回目の大会」って部分を多少強く意識して、相応の理屈や基準に則して
やってみました。その分、この文章が若干普段のこのブログの定型からは
離れた形になっている点を、ご容赦頂ければと思います。

これは前回も書きましたけれど、「この中でどれが一番か」という、一般的な意味での
品評会に近い視点で作品を見て投票するのは、決勝の場だけで十分であると考えてます。
予選や本選はそこに至るための過程であり、だからこそ過程なりの視点があっていいだろうと。
そういう考えを少し前面に押し出した結果がこの考察です。

本来ならば、「これは私の嗜好ですから」とどれだけ断り書きをしてみても、
「これはどうなんでしょうねぇ」的な内容や表現は、あまりこういう場所では
書きたくない
んですよね。特に作品に対して何か感想を書く時。
少なくとも積極的に使おうとはあまり思わない。だって基本的に
「じゃあお前はやれんのかよ」って言われたら「多分ムリですスミマセン」って
あっという間に断罪されちゃうケースが多数を占めるもんですから(苦笑)。

それこそDikePのように、実際に参加した経験があり、しかも相応の場所に作品を
ちゃんと持ってきた方が考察をしてくれるのが一番いいよね、って本音では
思ってるんですけどね。言葉の説得力が根本的に違うし、発想や思考回路の
アクセルとブレーキが、確実に私の一段上を行ってる感があるし。

ただ、これまた偽らざる心境として、前回と同じ内容の考察や文章には個人的にも
したくないし、また同じものじゃ意義がないんだろうなとも感じてるんですよね。
その辺は大会が終わり結果が出た後で、ちょっと書いてみようかなと思っています。

さて、いよいよ決勝。勝ち残った作品がどんな姿を見せてくれるのか。
そして先ほど書いた理由により、恐らく私の決勝の考察は、その作品について
今まで書いてきた感想を根こそぎひっくり返すケースが多発しそうな予感がしています。

ここまでの考察は「サバチャンを勝ち上がる戦略」的な視点を大事にしていたので
細かい作品内容に対する意見や考察は横に置いて、期待値込みの発想をしていたわけです。
そしてFinalの舞台に上がってきた作品に対して、その視点はもはや不要でしょう。

一度全てを白紙にして投票に臨みたいなと思います。その点も、今から楽しみです
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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