赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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This is the World I want to live in-1
この前書いた「中の人」と「他所の人」の話の続きです。続きなんですけど。
超・長文かつ前後編。エラそうにアイマスMADの現状を語っている上に内容はややダウナー系。
まぁ、京極夏彦を愛読するような人間の書く文章なので諦めてくれ。

たとえ私的な日記とは言え、誰もが見られる場所(ネット上)にある以上、本当は読んでもらうための
文章を書くべきなのに、今回は完全に「書きたい事」を一方的に書いてます。それを押し付けるつもりは
一切ないのですが、その点を先にお詫びしておきます。だから、ここで引き返した方が幸せかもしれません。

・・・アレだけ書いてもまだ読む気か(笑)。
じゃあ、これから書く内容について、その書き出しをヒント代わりに最初に書いてみます。基本的には
その全てを、「中の人」「他所の人」の観点から俯瞰しています。
「じゃあガタガタ言わねぇで動画なんて作るのやめちまえよ!」「大した作品も作れねぇヤツが何を言ってるんだ」
というご指摘を頂いても仕方がない話、だと思います。イヤな予感がしたら、すぐに引き返したほうがいいです。

その1。
最近、律子のソロ作品が多くなったと思いません?

その2。
週マスで「アイマスMADの定義」が取り沙汰されることが多くなりました。アレは除外だろ、これ入るのか、
うーんやっぱ除外になっちゃうよね、などなど様々な感想が乱れ飛んでいます。私がアイマスMADを見始めた5月頃は、
もっとみんなが似たような意見を持ってたと思うんですけど、今はホントに人それぞれで判断基準が変わってます。

その3。
いまやアイマスMADの世界は、驚くほどの技術とセンスにあふれた作品でも、再生数が数千の単位で
止まってしまうことが珍しくない状況です。見る側にある種の驚きと疑問を生じさせ、作る側、特に新しくこの世界に
入ってきた人にとっては高い壁となり、時にその状況を嘆く声を漏れさせる、そんな状況。

ここまで。
さて、それでも読みたいという剛の者、ではついて来たまえ。覚悟するように。
何の話題から書き出すか思いつかなくてこんなハッタリかましてるとかガタガタ言わ(ry

Xbox360版アイドルマスターの発売が2007年1月25日。オンライン要素がメインのゲームならいざ知らず、
発売から9ヶ月が経とうとしているゲームが、未だにこれだけ人気を博している状況は、今のゲーム業界では
驚異的といっても差し支えないでしょう。ゲームが売れるのって、発売日から1ヶ月くらいがピークですもんね。
そもそもやっている事が著作権に触れることである以上、堂々と胸を張ることは出来ないわけですが、
このロングランの要因のひとつとして、アイマスMADの存在がある事は、誰もが認める事実ではないでしょうか。
ゲームの中にある様々な要素を使い、多くの人がイマジネーションを巡らせ、時にプロ顔負けの技術を駆使して、
数多くの豊穣な作品を生み出し、私達を楽しませてくれています。

でもさ、よーく考えてみよう。
ゲームの中にいるキャラの数は決まってるし、曲の数もダンスの振り付けも決まっている。カメラワークも、コミュの数も、
その内容も決まっている。衣装はダウンロードで新しいものが手に入るけど、根本的な追加要素ではない。
いわば、アイマスは限りある資源。

それを多くの人が自分なりに解釈して、その要素を使って、MADを作る。それが進むとどうなるのか?
答えは単純で、根源的なネタ切れがいつか発生するはずです。あるいは消費されてしまうと言い換えてもいい。
ネタが切れて消費されつくされてしまえば、誰がどんな作品を作っても、どこかで見たような作品になってしまうかもしれない。
見る側からしたら、それじゃあつまらない。では作り手の視点に立ったとして、それを回避するにはどうしたらいいか?

ひとつは、今まで使われていなかったものを中心に据えること。
書き出しその1の話になります。

律子ファンの方には大変申し訳ない物言いになってしまうのですが、正直律子は今まで、あまりMADで
取り上げられなかったキャラです。この時期に、著名なプロデューサーの皆さんが律子の作品を立て続けに発表したり、
そこに脚光が当たりはじめているのは、きっとその辺があるんじゃないかな、と勝手に思っています。
後は伊織のソロで、凄い曲との組み合わせのブチ抜けた作品もあんまり見ないかな。
でも、これも結局キャラの数が限られてるから、早晩平均化されるわけで。

ふたつめは、今まで誰も使わなかったような技術を使った映像。
これはもう皆さんご存知の通り、多くの先人が素晴らしい作品を作られて、
その度に私も含めて視聴者は驚きの声を上げたわけです。それは今も続いている。
でも、技術は発想に比べて普遍性が高い分、早く広がって行きます。既に相応の動画作成技術を持っている人が
新しくアイマスMADの世界に入ってくる可能性も高いし、そうでなくてもMAD処女作で、
普通に高い技術を見せる人なんて最近はザラじゃないですか。
あっと言う間に、単に技術を使うだけでは差別化は図れなくなる。

総体的に見れば、アイマスのゲームだって簡単にフルマークできるわけではないし、MADに組み合わせる曲が
多岐に渡る以上、そう簡単に末期的な症状にはならないと思います。技術にしたって
「使ってる」ことと「使いこなせている」ことは別の話ですし、
組み合わせなどでの工夫の余地はたくさんあるでしょう。

でも、そもそも割と簡単に差別化を図る方法がありますよね。これが、書き出しその2に繋がる内容。

それは「アイマスの外から持ってきた要素とくっつける」こと。先日の話で言うところの「他所の人的発想」です。
最近のトレンドで言えば戦記ものシリーズ。初音ミクもそうでしょう。「歌ってみた」「弾いてみた」系もこれに該当するし、
何らかの実写映像と組み合わせた作品や、オフィシャルのイラストの作者と違う人が描いているという点では
「描いてみた」シリーズもここに入れていいと思います。

もちろん、その組み合わせを面白い作品に昇華させるためには相応の労力が必要にはなりますが、
差別化と言う点では一番これが楽だと思います。何しろ「アイマスの外」の範囲は無限にあるわけですから、
よほど思考(及び嗜好)の似た人がいない限り、他の人とは違う作品にすることができるでしょう。

ただ、この手法にはひとつの大きな難関があります。それは、
「外から持ってきた要素を、見ている人がどう思うか」という部分が、全くコントロールも予想もできないこと。
アイマスから遠く離れた要素は、そもそも見る人のアンテナに引っ掛からない可能性が高い。
中途半端な位置にある要素では、賛否両論巻き起こる。
初音ミクなんていい例ですよね。もっと肯定的な意見が多いかと思ったけど、嫌悪感むき出しのコメをする人が
結構いるじゃないですか(笑)。戦記ものも、見る人と見ない人がハッキリ別れてる感じだし。

挙句の果てに、この感覚は見る人によって様々であり、それは悪いことでもなんでもない当然の話だったりするわけです。
例えばアイマスのゲームが大好きで、そこからアイマスMADに入ってきた人にとっては、こういう外からの要素は
ジャマでジャマでしょうがないって感じるかもしれないし、極端な話「オフィシャルじゃない曲とくっつけるなよ!」って
思ってるかもしれない。
一方で私のように「ゲームを全く知らずに入ってきた人」からしてみれば、
「アイマスじゃない要素はくっついていて当たり前」とか思ってても不思議じゃない。
そして最近になって、この多様化が当たり前の時期に入ってきた人にしてみれば、
そんな線引き自体が意味を成さないかもしれない。

変な例えですけど、レコード大賞や紅白歌合戦みたいな感じですね。
昔は演歌だろうがポップスだろうが、アイドルだろうがベテランだろうが「あー今年の曲と言えばこの曲だよね」って
みんなが納得する曲がレコード大賞を取ってたのに、最近は下手に1曲だけ選ぶとやたらポップスに偏ったり、
バランスを考えて演歌系の人が賞を取ると「この人、誰?」って言われたり。
紅白歌合戦だって、最近の出場者の選考や番組自体の構成に四苦八苦しています。

話を書き出しまで戻しますが、アイマスMADの定義や判断基準が多様化しているのは、まさにこの辺の理由が
大きいのではないでしょうか。そして、「これはアイマスMADだろう」「これは違うんじゃない?」という結論は、
それぞれの人の中で出来上がっているものだと思います。
だから、話し合いをしても明確な答えが出るわけはない。結論がわからない場合や、それぞれが一歩引いて
妥協をしなければいけない状況であれば、また別なんですけどね。そしてもし何か結論が出たとしても、
それは確実にある一定数の人にとっては好ましくないものになる。
仮にそれがバンダイナムコゲームスの、アイマス開発スタッフが決めたものであったとしても
きっとそうなるんじゃないですかね。


さて、長々と文章を書いてきましたが、まだ前編だ(爆笑)。
ここまで読んでくれた方には深く感謝しますが、そろそろ後悔し始めてるんじゃないですか?(笑)
ここで一度筆を置いて、後編ではまだ書いていない書き出しその3の内容について触れたいと思います。
・・・俺、友達なくすかもしれない(笑)。
この記事に対するコメント

リッチャンハカワイイデスヨ・・・

でなく、増えたのはCDが発売されたから
と身も蓋も無い事言ってみるw
【2007/10/24 22:15】 URL | た #mQop/nM. [ 編集]


> た 氏
最初の書き込みがそれかwまぁらしいと言えばらしいけど。
それにしたって不自然ですわな、あの増え方。少なくともそう見えた。
【2007/10/24 22:45】 URL | 赤ペンP #Td/ILGRk [ 編集]


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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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