赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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File 002:「こわれる」
処女作の完成が見えてきた頃から、その次以降の構想を徐々に考え始めました。
実は4作目までは、この頃に選んだ曲を、考えた通りの順番で、自分で設定した「前作から2週間」という
製作期間の間に作り続けています。5作目で色々あって前倒しに「やりたいこと」をやり、
ここからはちょくちょくスケジュール変更や順番の入れ替えを考えています。

さて、2作目で何をやるかを考える際、キャラだけは春香にご登場願おうと最初から決めていました。

初めて見た作品は真でしたが、2作目・3作目が春香だったからという点と、
この時点で白だの黒だの闇だのという色づけが見る側にハッキリとある、
イメージしやすいキャラだった点が大きな理由です。
でも、単純に白とか黒とかというイメージでは作りたくないと思ってしまうのが
赤ペンPの天邪鬼なところ。特に黒。見る分にはいいんだけど、自分で作るなら、
需要の有無はともかくちょっと毛色の違う黒を使いたかった。そんな曲はないかなぁ・・・
と思ってひらめいたのが、コレ。



ああ、コンサートスタッフのバイトで朝8時に中野サンプラザへ集合して機材搬入して、
そのまま午後は時間をつぶしてコンサートの間は警備スタッフ、夜の撤収作業が終わって
ヘロヘロだった高校生の夏を思い出す。思えばこの時初めてスーツとネクタイを身につけたんだよなぁ。

思い出話はさて置き、私が使いたかった黒は、ナルシスティックに表現すれば
『思春期の少女なら誰でも持っている、一途な想い故の黒さ』ってとこでしょうか。
黒ではあるんだけど、その出所はむしろ純白、みたいな。
・・・生涯2作目のMADで表現しきれるようなテーマじゃねぇわな(笑)

柱になるのは、歌詞の『そうだわ天使と悪魔とは/名前が違うだけよ』って部分。
コレをモチーフにして、基本は黒のイメージ。そこに白のイメージを、
混ざり合ってグレーにならないよう注意しながら入れていく。そして処女作と比べて
半分の量の素材で料理する事と、コミュの動画を使わない事を表裏共通のテーマとしました。
「シンプルに作る」とはそういう事です。

完全に個人的な嗜好として、私はあまりコミュの画像を使いたがらない人です。
処女作で使ってるくらいだから「コミュが嫌い」という事でもないんですが、
どちらかと言えば「楽曲の動画を先に使いたがる」という風にご理解いただけると幸いです。
ゲームを知らずにこの世界に飛び込んだせいもあるかもしれません。
もっとも、その反動が5作目で盛大に吹き出たわけですが(笑)。

2作目と3作目で共に80年代アイドルの曲を使っているのには、一応理由があります。
処女作の解説で書いた通り、1番の映像をコピペして一度全体図を作る私の手法だと、
後から手を入れるにしても、見えている映像にどこかでイメージが捕らわれて、
無意識に同じ動きを使いまわしているはずです。技術や手法を知らない初心者であればなおの事。
でも、それを回避するための技術を学んだがために、製作期間が長くなるのは避けたかった。
最初のうちは、やっぱり作って上げて見てもらってナンボだと思ったんです。
で、その辺のエクスキューズを自分の中で作るためにこの時代の曲を選びました。
だってさぁ、80年代のアイドルなんて下手すりゃ直立不動で歌ってるじゃん(笑)。
振り付けもそんなに派手じゃないし。

実際の製作手法や技術的な部分は処女作とあまり変わっていませんので、演出意図について。
1番は演出をあまり入れない
→2番は同じ画面に演出を入れて見た目の変化をつける
→間奏の後は違う演出や画面を放り込む

という普遍的なパターンを使っています。確実に埋もれるありふれたパターンなんだけど
無理に再生数を意識した作りで破綻してしまうよりは、きちんとした骨組みで
しっかり作品を作りたいという考え方です。

で、歌っている春香は衣装も含めて「黒=悪魔」のイメージ。そこに混ぜ込む「白=天使」の
イメージとして、制服の春香を引っ張ってくる。この曲を歌った時の小川範子は
確か15歳だったっけ。そもそも15歳に歌わせる内容の曲じゃない気もしますが(笑)。
2番のサビでは白黒両方の「太陽のジェラシー」の振りを持ってきて、カメラワークが違う両者を
ちょっとだけタイミングをずらして重ねる。天使と悪魔は「名前が違うだけ」なので、
動きをシンクロさせてるってことです。
そして天使であるはずの制服春香に、最後の最後で「どんな嘘もつく」と歌わせてる
(アップの画像を重ねている)のも、意図するところは同じ。

キメの台詞というか歌詞を画面内に入れているのは、シンプルな構成なりの演出という
意図もあるんですが、元はと言えば1番で「Go My Way」のフリを使ったのが発端。
カメラワークとポーズが気に入って採用したものの、この歌詞の内容で笑顔はねぇわな(笑)
それをごまかすための苦し紛れの手段を、2番以降も引っ張っています。
間奏あけは1番と同じというわけにもいかず、1文字づつ出してみたんですが、
コレはさすがに消化不足。もっとキレイにやれる方法があったと思ってます。

最後は前回投げっ放したサムネの選択。もうアイマスMADは普通のダンスシーンを
サムネにしても目立たないので、思い切ってタイトルロールを選択。っつーかランダム出力したら
たまたま出ただけなんですが、まぁ「こわれる」というタイトルで春香ならちょっとは引きが
あるかと思って採用したら「絶対サムネで損してるよこれ」とコメされた(苦笑)。否定はしません。
サムネにピッタリのシーンが含まれる作品は、
たいていちゃんと見せ場ができてる作品って事ですから。


子役上がりで早くから「実力派」と称され、それ故にアイドルとしては今ひとつ
突き抜けなかった感のある小川範子と、よく言えば王道、悪く言えば平凡で当初は「無個性」と称され
後に黒や白のイメージを貰ってブレイクした天海春香。
ゲームをやった事のない、アイマスMAD界での情報しか知らない人間の直感で恐縮ですが、
どこかで二人をそんな風に対比させながら、ずっと作業をしてました。
そういう思い入れのある作品です。

それにしても、最初の頃の作品でこれだけが明らかに再生数が多いんですよ。
他と比べて単純に2倍以上違います。ちょうどこの頃にニセPのイラスト企画に参加した
宣伝効果もあったかもしれませんが、今のアイマスMADには確実に「春香ブースト」
存在しているようですねぇ。
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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