赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
09 | 2017/10 | 11
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

Mine,all mine-02
コメントを頂いた皆様、ありがとうございます。
なにぶん話がまだ途中なものですから、お返事は後ほどまとめて
エントリの形でさせて頂きたいと思いますので、少々お待ちくださいね。

さて、作り手として思うところやその割り切り方は色々あれど、それはそれとして
「埋もれる」という現象が日常化すると、歓迎できないシチュエーション
そこかしこで出てくるわけです。

例えば「良作なのに埋もれる」。言葉を変えれば
「そのクオリティに見合った評価が得られていない」という状況ですね。
まぁこのパターンはこれまでにもあった。

ところが最近、見る側の中にはこんな危惧をもつ方もいるらしい。
「本当なら自分好みの作品」と出会えずにすれ違っちゃってたりするんじゃないか。
私、これすっごいあります。2ヵ月後に気づいたとかザラだもんなぁ。

この事に関しては既に他のサイトさんでも取り上げられていますし、見る人も作る人も
色々と思うところがあるだろうし、別に今更新しい考察を書こうってわけでもないんですが、
今日は自分なりの言葉で一度その辺をまとめてみようかなぁと思う次第なわけです。
じゃないと付き合い方も分からないし、昨日のエントリが単なる世迷い言になりかねん。

壮大な備忘録、無限のスペースを持つチラシの裏の続きです。

「埋もれる」って状況は、発生するべくして発生している現象でしょう。
それは総論レベルで言えば、決して作り手の努力が足りないからでもなければ、
受け手の意識が低いからでもない。


作品の持つ特性の広がり。
それは単純にジャンルの広がりであり、「見るために前提条件を要求する作品」みたいな
質的な広がりでもあるでしょう。それを追求していくと作品は先鋭化しますから、
その過程で多くの脱落者を生みます。例えばジャンルが2倍に増えても視聴者の数が
2倍になるわけじゃないし、細分化が進めば必然的に物理的な再生数は減りますよね。

多様な作品群をフォローする手段が、極めて少ない。
当たり前の話ですが、アイマスMADをオフィシャルに紹介する場なんてものはないわけです。
紹介動画や紹介サイトは作られている方の厚意によって成り立っているものであり、
あくまでも個人の枠の中でされている活動ですから、そりゃ当然限界もあるし、
それについて外側から責任や義務を求める筋の物でないことは明らかです。

作り手と受け手そのものの広がり。
絶対数はもちろんなんだけど、昔からニコ動やアイマスを見ていた人もいれば、
最近になって知った人もいるわけで、そりゃ双方の考え方や捉え方は自然に違っちゃうし
その結果として広がるもんですよね。
アイマスMADの歴史を知るからこそできる事、知らないからこそできる事。
今までを知るが故の視線、知らないが故の視線。

そして見る人が持っている時間は有限。
どれだけ効率よく時間を使えたり、有効な紹介や検索の手段が見つかったところで、
究極的にはどんな人でも1日は24時間しかない。

何より、物理的な量の多さ。
毎日平均で90だの100だのと新しい作品が上がっていれば、もうそれだけで
あらゆる理屈を飛び越え押しつぶし、問答無用で全てを捕捉出来ない状況が生じる。

パッと思いつくだけでもこれだけの要因が重なって今の現状があるわけです。
もっと深い考察をすれば、どれだけの話になることやら。そしてこの状況を
根本的に変える方法なんて、ムチャな話にしかならないですよ。

ある一定のルールに基づいたジャンル区分とそのルールの管理。
効率よく作品を紹介するための、紹介サイトや動画の運営とその為の体制作り。
いわゆる「アイマスMAD史」的な物の編纂と作り手・受け手双方への啓蒙活動。
1日にUPできる動画の数、あるいは作品の時間の制限。

例え話で好き勝手考えたとは言え、書いてて頭が痛くなってきました。バカか俺は。
だってアイマスMADはそういうある種の押し付けがましさがなかったからこそ
ここまで発展してきたんでしょうしね。

アイマスMADはこうでなければならない。
アイマスMADを作る人間はこうあらねばならない。
アイマスMADを見る人間はこうあらねばならない。


これも前にも書いたかな。
自分の中の目標や信念としてそう思う事はきっと必要だと思います。
そういうものをバネにして、人間は前進していくんですから。
でも、素晴らしく崇高であった理念や思想が、それを他者に押し付けてしまった途端に
輝きを失ってしまうこと
の、いかに多いことか。

いずれにしても、この先何がどうなるかは分からないけど、当面は我々の前に
こういう現実があり続ける事は、恐らく間違いないでしょう。
そして繰り返しになりますが、これは誰が悪いわけでもないし、自然な流れで
生まれた状況なだけに、ある意味でいっそう性質が悪いわけです。

ただ、これだけいろいろ考えてみて、でも私はこの件について
基本的には悲観論をぶちまけようとは考えてないんですよ。

前にも書いたとおり、一部の目立った作品だけが引っ張るジャンルに比べれば
そこかしこにいろんなものが眠っているジャンルの方が全体的には豊かなのだと思うし
目の前の状況をどう捉えるかは、それこそ個人の中で完結できる問題だし。
(その為に何らかの外的要因が必要になる可能性はあると思いますが)

そして、それぞれの人がそれぞれなりに、いろんなアプローチで、
考え方のヒントを出してくれていると思うんです。
その話を、次回に。これだけ書いてもまだ続くんだな、これが。
この記事に対するコメント

「本当なら自分好みの作品」と出会えずにすれ違っちゃってたりするんじゃないか。
これはまあ、漫画にも音楽にも、世のあらゆるエンターテイメントにも言えることかとおもうけど、突き詰めるとキリがないから怖いですねえ。
割り切って、自分がたまたま巡りあったものだけが、自分の世界と思ってます。
全チェックしてる方は本当すごいとおもう。
【2008/02/01 01:15】 URL | きつね #- [ 編集]


すばらしい機能の製品が常に売れるわけではない
いいデザインの商品が常に売れるわけではない
すごいできの広告がみんなの目にとまるわけではない
何かの賞を取るようなできのものをみんなが知ってるわけではない
それが世の中の理
アイマス動画が特殊なものじゃなくなってきたってこと、ただそれだけ
埋もれてる良作を知りたいというニーズがあり、そこにはまだ何かできるチャンスがある
【2008/02/01 05:52】 URL | てんじゃ #GQEklplQ [ 編集]


個人的には上手い綺麗を評価されるのはもちろんうれしいですが、「同志」を見つけた時ってのはそれ以上にうれしいわけで、単純な数が取れる取れないという問題よりも、赤ペンPさんの書くような数が多すぎるが故に起きる「すれ違い」という問題の方が自分に取っては大きいです。

でも、上でてんしゃPも書いてますが、多かれ少なかれ世の中には転がっている事態なわけで、こんだけ曲があふれている現代であえてI Wantを聴く私がいるように、そこはやっぱり何かの縁(あるいは運命の人(笑))なんじゃないかと思います。「数字は遊び道具」という某Pさんの言葉は自分にとっても目からうろこでしたが、同時に再生数やページビューといった数字は単なる点数じゃなくて裏に人が居るって事を大事にしたいと思ってます。
【2008/02/02 03:58】 URL | なかな #BFJTYZbE [ 編集]


そういうすれ違いあったほうが現実世界と一緒で
楽しくないかい?
偶然そういうのを見つけられたりしたら
でもね、1つだけ言える事がある
本当にいいものならよっぽどじゃない限り埋もれません
これは事実です
アイマス以外の層を取り込んだ作品がランキングで
恐ろしい数値をたたき出してるのは見てきたでしょう?
あえてそういうのも狙える作品作るのも手です
ただ、発想や技術がなければ無理ですが

前のときのレスは矛盾のほうに反応ですか~・・・。
前半は戒めとして、後半は赤ペンPの発展にと
思っていったことだったんですが。
後半のは助言としてはきっかけ程度のものですが
それで視野や考え方に幅が増えれば
製作者としてレベルアップすると思って送ったんですけどね。
ま、わかりづらかったですかね。
【2008/02/04 11:28】 URL | 羽流 #- [ 編集]


> 羽流さん
逆に言えば、そういう事まで起きてしまうほどに多くのいい作品が
あるんだ、ってことですもんね。解決しなければならない問題、って
いう事でもないとは思いますし、現実問題としてそれは無理そうだし。
そうなれば結局は、自分はどういうものを作るのか、っていう話に
全ては収斂されていくんでしょう。
皆さんから頂いたご意見はありがたく参考にさせて頂きたいなぁ、と思ってます。
【2008/02/04 13:18】 URL | 赤ペン #Td/ILGRk [ 編集]

すれちがうということ。
「すれちがい」とは割りと悪いイメージに捉えがちですが、敢えてここで良い方にとってみよう!と思ってみたり。

去年の暮れも間近なあたりで書いたりしましたが、実は触れ合わなければ良かった・見なければ良かった事というのもやはり存在すると思っています。
遭遇してしまった後だとすれば、まさしく後の祭りですがw
十人十色という通り人が居ればそれだけの考えもあるわけで、しかもその全てと上手く折り合っていけるかというのもまた難しいことです。

つい最近桃月Pの十珠伝 肇輯第一回のiM@S架空ドラマシリーズというロックタグを見た瞬間「これは一体どういうことだ!?」と口に出してしまいました。
どうして架空戦記じゃなかったんでしょう?w 架空戦記ならばいつもどおりに華麗にスルーしたはずなのに!
これはもしや桃月Pからのメッセージ? 自分ってもしかして意識されてたりする?とまぁ年甲斐もなく恋する乙女(笑)のような短絡思考に浸ったものですが。
あぁ・・・知ってしまったからには見ずには居られないorz


なんだか意味不明な流れになりました。
数字というのもは確固たるものですが、やはりそれも採り方次第ですね。
年末に秋月率子Pが出してみせたような数字にしてもあるわけでして、どこをどう採るかによって見えてくる部分も違いますしそこが面白い。

ま、自分の思考では数字=良い動画 というのは無いですね。そんな事を思っていたら動画紹介なんてしてませんし。
とある1見る専の中では 良い動画=自分が紹介した動画・自分のマイリストに有る動画。それがマイジャスティス!


収束しそうな所に長々とお邪魔しました。
【2008/02/04 16:12】 URL | 中佐 #GMs.CvUw [ 編集]


> 中佐さん
考える行為が収束しなければ、このエントリの活用は如何様にでも(笑)。

なるほどなぁ。
就職活動の定番の文句で「ご縁があった/なかった」ってありますよね。
若い頃は「なんじゃそりゃ」って思ってたけど、今にして思えば
お互い悪意はないのに「ご縁がある/ない」って事、確かにありますよね。
元より全否定するつもりもないんですけど、そういう発想だとわかりやすいなぁと
思ってみたりして。私も変な流れになってきましたが(苦笑)。

それにしても、ここに限らずホントに色々と意見が出てて、参考になります。
結局のところ結論はそれぞれの人の中にあればそれでいいんですけど、
それをちょっとだけ覗かせていただく、いい機会になりました。
その点はあらゆる意見を持つ全ての方に感謝したい気分です。
【2008/02/04 17:32】 URL | 赤ペン #Td/ILGRk [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://akapenp.blog107.fc2.com/tb.php/233-b5c3384d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

赤ペンP

Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

このサイトの価格(時価)

Locations of visitors to this page

FC2カウンター

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

リンク集<クリックで展開>

覚書的リンク集

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

最近のトラックバック