赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
10 | 2017/11 | 12
S M T W T F S
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -

Mine,all mine-01
これは、赤ペンPという特定のプロデューサーの呟きです。まず、そう思ってください。
呟きにしては随分と長い文章ではありますが。

明確な結論付けをしているわけでもなく、むしろ時と場合と気分次第で
簡単にスタンスが揺らぐ話であり、必然的に他のあらゆるスタンスの存在を
否定するものでもありません。

つまり、いわゆるオチのない文章です。思うことを書き連ねただけ。
そして私がそんな事を最初に書くときは、たいてい物議をかもしそうな単語が
この先に並んでいるわけです。それをお詫びがてらにお断りしつつ。

そうそう、「今日は」くらーい自分語りなので、読んでてゲンナリする事請け合い。
一応の話の着地点は、ちゃんと前向きになってますんでこれもご承知置きを。


さて、このレベルまではハッキリ書いてしまっていいだろう。
あるプロデューサーの方と、直接話していた時のことです。

話のネタは、「作品が埋もれる」という事について。
作り手としてこの状況をどう考えているか、ってな会話がなされる中で、
ある作品群の事が話題に出ました。

もしも時間があるのなら、この先を読む前に、どれかひとつで構わないので
ここに紹介した作品を見て頂けると幸いです。ご存知の方も多いと思いますが。

http://www.nicovideo.jp/tag/Piano%27s
http://www.nicovideo.jp/tag/Piano%E3%82%AF%E3%82%AA%E3%83%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%BC?

私は「MAD製作」の世界に足を踏み込んでまだ日が浅いので、この方の作品や
活動については、むしろ皆さんの方がご存知なのではないでしょうか。
有名な作品もあるようですし、その点、無知故の勘違い等があったらご容赦ください。

とりあえず作品をご覧になった方、素直にどう思いました?
私は単純に「スゲーなこりゃ」って思いましたよ。すっごくよく出来てる、なんて
ありきたりな褒め言葉は、かえって失礼なんでしょう。

で、何気なく日付と数字をみてビックリした。
当然すごい再生数のものもあるんだけど、中には全然伸びてないのもあるのね。

自虐は嫌いだけど、自分を引き合いに出します。
数字だけ見れば、私の作品が上回っているものすらある。でも、客観的に見た時
私が作った作品の中で、これらを上回るデキにあるものが、果たしていくつあるのだろう。

もちろん単純に比較できない要素が山ほどあるのは百も承知。
タグが違うのは相応の意味があると思うし、色々事情もあるんでしょう。
でもこれを見ちゃったら、自分の作品の数字について何にも言えなくなった。
というか、あんまり気にならなくなりました。

前にも書きましたが、拙い作品であっても、見た後の感想はどうであっても、
あれだけの人がまずは見てくれるという環境の中で、自分は生きているんだなって。
ありがたい話だと思います、ホントに。

他のジャンルの物を持ち出して結論付けるやり方は決して褒められたモンじゃないんですが
やっぱり作っていく上での心構えはなるべく「善意」「前向き」でありたいと思うし、
そうある為の支えになるものは、いろんな場所から引っ張ってきた方が心強い。


このブログを立ち上げてから間もない頃、私は「埋もれる」という事について
ちょっと触れました。それから3ヶ月が過ぎ、それは数字にハッキリ現れるほどの
状態にまでなって来ています。
詳細は昨日ご紹介したてってってーPのデータマスター2をご参照あれ。

これからイヤな文章を書きますね。
そもそも「埋もれる」という状況について、理屈っぽくて文章が長いへそ曲がりな私は、
誰に訊けばいいかわからないけど、こういう質問をしたくて仕方がないんです。

「埋もれる」とは、どのような状況を指して言うのでしょう。
アイマスMADの現状を鑑みた時、1日で何再生以下だったら、1週間で何再生以下だったら、
マイリスト登録数がいくつ以下だったら、そう表現すればいいのでしょうか。
そしてその数字は、どの作り手に対しても一律に適用されるべきものなのでしょうか。
どの作品に対しても一律に適用されるべきものなのでしょうか。
そうでなければ、どの水準にあるプロデューサーなら、どれくらいの水準にある作品なら、
具体的にどんな数字で線引きをすれば適切で、誰がどうやってその基準を決めれば・・・


すみません。
意識的に、書いていても読んでいても気分が悪くなる、底意地の悪い文章を書きました。
そのついでに、包み隠さず本音も書いておこう。

「このデキの作品が埋もれるのはおかしい。もっと評価されるべきだ」

作り手として、これほど嬉しい言葉はありません。誰かが自分を評価してくれている。
その一言が折れそうな心を支え、諦めずに次の作品を作る糧となってくれる。
そう言ってあげて欲しい作品は本当にたくさんある。

その一方で、少なくともこれは私に関してのみの話として聞いて欲しいんですが、
こう思ってしまう自分がどこかにいるのも、確かなんですよ。

埋もれてしまって、何が悪いんだ。
埋もれている事で、この作品の何がどう変わるんだ。


私がプロだったら、つまりアイマスMADを作ることで生活をしている人間だったら、
こんな考えは即刻全否定です。No.1の作り手にはなれないとしても、
生活していくために必要な分の稼ぎを得るための努力をしなければ
単純に生きていけないわけですから。

そしてこういう考えにばかり支配されている人間には、間違いなく
「向上」というものはないでしょうね。単に自分を正当化させるためだけの隠れ蓑。

でも、そう思う瞬間って、確実にあります。そしてそういう気持ちに無理矢理蓋をして
「違うんだ、そんなことはないんだ!」みたいに思い込もうとすると、
どこかで自分が歪んでいって、ある日突然、なーんにもしたくなくなる。なにもできなくなる。
実体験として、絶対そうなる。

数字が欲しくない人なんていないんですよ、基本的に。
多くの人に見てもらった方が、嬉しいに決まってるんです。

でも、数字が取れないのが普通の現状は目の前にあって、その事実と向かい合ったときに
自分は何を考えて、何をするのか。結局はそこに行き着くんです。

それはカッコよく「折り合いをつける」と表現していいのか、あるいはそれって
実はあんまりカッコよくないのかもしれなくて。

長くなったので、ここでいったん締め。続きは次回。
この記事に対するコメント

ピアノさんはニコニコ外でかなり評価されてますよ。
元々ニコニコが出来る前の作品が多いので、ニコニコでは伸びなかったりするんですよね。
MADの世界では有名人だと思います。
【2008/01/31 08:51】 URL | うんぼこ #- [ 編集]


どうも初めまして主に時雨Pのとこでうろうろしてる羽流です。
言いたいこともわかるんだけども
矛盾した考えではあるよね
前からすごいからニコニコでは伸びないって
いろいろそれも矛盾してる気はするけど
でもそれって名前に逃げてるだけのようにも見えるね
自分もいろいろ埋もれた良作はみてきた、だけども
よーくみるとわかるんだけど、どれも何かしら埋もれる要素はあった
運が悪いってのも実際あったし、選曲が悪いのもあった
綺麗にシンクロしてたり、うまくカットインはいったりしてても
何か違和感あったり、表現が1部に偏ってたり
他のMADは知らないけど、ニコマスで上位にいると
思われる人らはよほど手抜きじゃない限り
こういう隙がない。
自分は周りがもっと評価されうべきって言われてても
大抵修正点について突っ込んでますね。
直すべき点が分かれば次のときの修正にも役立ちますから。
それにそこで満足しちゃったらそれ以上いいのは作れないしね。
あと最後に自分より上回る出来とかで比べるより
伸びた人に比べて何が悪かったのか?で
他の作品見たほうが得られるものが多いと思いますよ。
長文すいません
1見る専の意見でした。
【2008/01/31 12:38】 URL | 羽流 #- [ 編集]


赤ペンP様

いつも読ませていただいております、マロンズと申します。
後半を読んでから、が本当なのでしょうが、
テーマ「埋もれる」について感じたことがありましたので初めて書き込ませていただきます。

私は「週刊マス」スタートちょっと前くらいからアイマスMADにハマった完全ないわゆる
「見る専」人間ですが、MAD作成などには一切手を出さず、暇な時間は
できるだけ多くの作品鑑賞に充てるのが趣味の一般社会人です。

一日平均3時間程度はニコニコ視聴に充て、そのうち8割くらいはアイマス動画ですので、
少なくとも昨年8月あたりまではある程度手をかけた(予めコメントでノーマルPVなどと
の記載がない)アイマス動画は全てチェックしているとの自負がありました。

当時、夏ごろは「音無小鳥のデータマスター」第一部にも言及がありましが、アイマス新作は一日
せいぜい6~70程度、
そのうち「これはっ!」と思うものが20本程、一発ネタで時間の短いものも多かったですね。

しかし、最近は「多分面白そうだ!」と思っても一部を除いた「架空戦記」(長時間が…)を
見送るようになり、
また、第二世代Pたち(自分の中の区分、嬉しいんだけど新作チェックが義務化)も出揃うように
なってくると、「これはっ!もしかするといけてるっ??」と思っても毎日先に「見なければっ!」
作品が30本以上あったりすれば、物理的に見送らざるを得ない。

最近のニコ動常時表示機能追加により評価の高くなったMYLISTにしても100しか枠がない
現状では「すごい新作だ!入れたい・入れてあげたい」と思っても、何か思い出の作品を
消さなくてはならないわけです。
(プレミアに入ればまだいいんですが、ちょっと問題があって現状一般回線組です)
このあたりほんとに「見る専」のジレンマでして、同じことを感じてる方も多いと思う。
「6月だったら神作」などの弾幕も良く見るようになりました。

ただ、これらはあくまで「見る専」の贅沢すぎる悲鳴であって、むしろ見るサイドでは現状が
目いっぱいレベルの高い新作が楽しめるバブル時代ともいえるわけです。

とにかくできるだけ多くの作品を見て「あなたの作品を素晴らしいと感じる人間がここにいます」という
メッセージ(書き込みも)を出し続けることのみが、多くのものをニコマス作品からいただいた
自分に自分が課した良い意味での義務だと思っております。

ただ言えるのは1視聴者としてもう再生数を増やすことはできない、物理的に
「ニコ動アイマスで本来評価されるべき作品が埋もれることを阻止するのに、これ以上寄与する
ことはできない」という寂しさでしょうか。

冷たい言い方ですが、「作品が埋もれる」というのは増加がやや頭打ちになったアイマスファン
人口のなかで、「見る専」が「作り手」にシフトして楽しみだしたという構造比率の変化によるもの
ですから、もうこれは仕方がない。
言い換えれば、場合によって500とか1000という再生数が1つの作品に化けるわけです。

「本来は自分をすっごく評価してくれたはずの視聴者に出会わずに終わってしまう可能性の高さ」
によるモチベーションの低下、「どうせ見てもらえないという新規参入に対する心理障壁の高さ」で
「埋もれる」ことを作り手が恐れるあまりにニコマスが廃れるのではないかという「見る専」としての
漠然とした不安はあります。

でもだからこそ、逆に最近の新人Pの作品には覚悟を持って入ってきた凄みがある。
「とりあえず」でなく「これが当たらねば二度と作らない」の意気込みの方も結構いそうですよね。
「処女なのに~」弾幕作品が多いのには勇気付けられますし、既存Pよりも一挙に再生数が
伸びる方も多いと感じます。

なんとなくニコマス界の現状に当てはまる用に思うのが、変なたとえですが、某ジャンル。
○LICEや○LFは自社ビルを建て、新作がいまだに評価されます(…突っ込み禁止www)が、
最近の新参入ソフトハウスは良い作品を作っても合従連衡を繰り返す。
拙い作品は見向きも去れない。ただし、ジャンルとしてはちゃんと生き残っている。

正直ニコマスの世界も、ソース(コミュも含む、MAが出揃ったころかな?)をほぼ使い果たした
時点で成熟期に入ったと思います。
参入しやすい、良い意味でユルイ世界だったのは遠の昔、それでも良い作品が出ればファンに
支持されて生き残っていく……

「埋もれた作品を掘り起こし再評価しよう」という運動がニコニコでもっとも盛んなのもニコマスです。
作り手にとってどんどんシビアになっていくのは間違いないけど、まだしばらくはネットの片隅に
生まれた新文化として我々(見る専・作り手共に)を楽しませてくれるだけの懐の深さを
持っているのではないでしょうか。

「埋もれる」話から逸脱しており、各論に対し総論で返すような長文書き込み失礼いたしました。
ようするに「折り合いつけてがんばろうや!」という結論(……すいません台無しです)

先日の「見る専祭り」にさえ「見る専」で参加した人間の一方サイドからのみの意見です。
作り手の方にたいして分かっていない、失礼な部分もあるかとは思いますが、何かの参考にしていただければ幸いです。

それでは赤ペンP様、後半戦期待しております。
【2008/01/31 12:50】 URL | マロンズ #- [ 編集]


>最近のニコ動常時表示機能追加により評価の高くなったMYLISTにしても100しか枠がない
現状では「すごい新作だ!入れたい・入れてあげたい」と思っても、何か思い出の作品を
消さなくてはならないわけです。

私はマイリストのためだけに新規アカウントをガンガンとっております
ああ昼休みが終わる
【2008/01/31 13:32】 URL | You-me #- [ 編集]


後半はほぼ同意だなー。この部分は、製作側と視聴者の思惑が一番ズレているところかもしれない。
さて、いろいろ思うところもあるので、久々にTBしてみるか…
【2008/01/31 16:13】 URL | きつね #- [ 編集]


私は見る専ですが、その気持ちわかります。
もし自分が職人だったら再生数、マイリスト数、コメ数は思いっきり気にします。
情熱を持ってつくったものなら少しでも多くの人に見て欲しい、1つでも多く賞賛のコメが欲しいと。
でもニコマスファンも同じくらい良い作品を観たいと思ってるはず。
まずは作品が多くの人の目に触れるようにする事。
そしてそれを観た視聴者の声がもっと見えるようになるのが課題かなあ。
【2008/01/31 22:49】 URL | arakawa77 #feDURFr. [ 編集]


私自身…
MADデビュー前もそうなのですが、相当コアな人じゃない限り、ニコニコ動画を見る目安ってのは、マイリストランキングだと思うんですよね…で、ランキングに乗っていればやはり皆さんの目に留まりやすくなる。
でもランキングに乗らなくてもすごく良いものもある…名前の知名度やタイトル…ニコニコ受けしない物…なのでランキングに乗らない物が…でも、アイマスしか扱わないアイマスランキングを見たとき…初めてほかの動画が乗っているマイリストランキング以外のものを見て初めての作品に出会う…そのとき知らなかった物に出会うものが「埋もれ」ってことになるんでしょうね…って何言っているかわからないのですが…

【2008/02/01 02:16】 URL | 影鞍十三 #- [ 編集]


非常に興味深く読ませていただきましたw
そして文章にしてみたら意外と感性が近かったことにビックリ。

いいきっかけをもらいましたw
【2008/02/01 04:02】 URL | 鬼畜P #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://akapenp.blog107.fc2.com/tb.php/232-32894b9c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

再生数のお話。

以下の内容には自分語りが非常に多く含まれます。 また一部の方には不快に感じられる内容も含む可能性があります。 お読みになる方は上記の点を考慮した上でお読みいただければ幸いです。 ちなみに各所で公開されてるこの話については楽しく読ませていただいてます... 鬼畜Pの校舎裏談義【2008/02/01 03:55】

プロフィール

赤ペンP

Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

このサイトの価格(時価)

Locations of visitors to this page

FC2カウンター

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

リンク集<クリックで展開>

覚書的リンク集

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

最近のトラックバック