赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
11 | 2023/12 | 01
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スターリットシーズン客演組について勝手に考える
競馬予想が最初の更新になるのを避けるための
今年もよろしくお願いします的長文です。
そういう目的であるので、俗に言う「お気持ち表明」的なものを
期待されている方はとっとと尻尾を巻いて帰ってください(笑)。

据え置き機アイマス新作は動画素材の宝庫!
みたいな心情が身上かつ信条の赤ペンでしたが、
まぁさすがに今はそんなに動画を作っていないので
あまりがっつかずにスターリットシーズン(以下SLS)について
のんびり待っているわけですけど、
このエントリを書いている時点でアナウンスされている
AS組以外の出演アイドルたちについて、何故彼女たちが選ばれたのかを
その出自たる各コンテンツの在り様から赤ペンが勝手に想像する、
という企画でございます(企画なのか)。

話をするにあたり、赤ペンが思う大前提を先に書いておくけど。

○SLSは765AS組がメインのゲームである
○他事務所のアイドルや後輩たちはそれを引き立てる客演である
○その範疇において客演組は各々のコンテンツの在り様を体現する


全事務所を同条件の下に集めて何かをするゲームだというのなら、
メンツに異論反論があるのもわからんではない。
でも、どう考えてもこのゲームは「765ASファースト」なんだから
メンバーの選抜だってそこを意識しなけりゃウソだと思います。
これに同意できない方は繰り返しになりますがここで引き返すのが吉。

でもって。
シンデレラ以降のアイマスは、当然ながらAS組の据え置き機ゲームとは
何らかの形で差別化を図ったり、違うコンセプトやら視点やらを持って
作られてたりするわけですよ。それってある意味ではアンチテーゼというか
カウンターパンチというか、そういう言い方をしてもいいと思うんです。
さすがにアンチとかdisとかまで物騒な言い方をするのはアレですが(笑)。

その後輩たちがついに先輩たちと、先輩たちの土俵で直接顔を合わせる。
そういう機会だと思って人選を考えると、ちょっと面白い。
同じコンテンツの中の事情だけで決まったわけでもないだろうなと。
そんな妄想を書き連ねた長文執筆リハビリです。

あ、いわゆる「オトナのジジョー」については一切考慮しません。
中の人(演者・製作者等)都合とかそういうのね。そこは悪しからず。


<ミリオンライブ勢>

・春日未来
・最上静香
・伊吹翼
・白石紬
・桜守歌織


本来なら順番として先にシンデレラ勢が来るのが
自然な流れなんだけど、先にミリオン勢が来てるのは、
「多分真っ先に未来・静香・翼を出すことを決めたんじゃね?」
って赤ペンが勝手に思っているから。

その理由も多くの人が推察し、感じるものだと思うわけ。
先輩からの伝統の継承、みたいなよくあるアレっすよ。
そしてこれが禅譲ではない以上、カウンターパンチとしては
扱い方によっちゃ最も殺傷能力が高くなるわけです。

継承云々の話は言い始めたらどのコンテンツも該当するし
当然一部のAS勢推しが黙って見過ごすはずもなく、議論を始めたら
キリがなければ正解もない話なので、代表として
その役割を同じ765プロの系譜に連なっているミリオンの3人に
担ってもらうのが自然でしょう、という落としどころ。
逆にいうとこの3人が出るという事は、似たようなポジションにいる
シンデレラのニュージェネ、シャニマスのイルミネは
この時点で外さざるを得ないかな…と、そういう順番の人選を
赤ペンが個人的に妄想してるっていう事ですね。

多分、ニュージェネとイルミネを出すんならちゃんとSideMから
ドラスタも連れてきた上で、765ASもはるちはみきをメインに決め打って
「そういう場所」を作ってやるべきだろうと思うし、実際に
別のゲームでそんな光景があったわけで。

さて、各コンテンツから5人という縛りを大前提とすると
なまじこの3人組が決まってしまったので残りの2人が難しい。
いくつかあるミリオンの2人組ユニットは「これ!」という
決め手にはどうしても欠けてしまう微妙なバランス。
デレステやミリシタは「ユニットのための曲」ではなくて
「曲のためのユニット」という側面が強くなってしまいがちなので
その弊害みたいなもんかもしれませんなぁ。

で、ミリシタからの新規参入組の2人が選ばれたのかなと。
基本的にはどのコンテンツも「新顔」は越境するより前に
自分のところでアイデンティティを確立する方が先になるから
選びづらいだろうと思うんだけど、上記のような状況を考えるに
一応765プロという大きな括りの中にいるというエクスキューズで
ある意味無難な角が立たないチョイスかなぁ。

まぁ一応、紬は千夜や冬優子、円香といった
「対プロデューサー毒舌キャラ枠」の代表、
歌織さんは各コンテンツに数多いる
「あずささんより年上枠」の代表、って役回りは
理屈として成り立つかなとは思いますが。

先行していたシンデレラが超リベラルな立ち位置だとするならば
ミリオンはゴリゴリの保守本道路線。AS勢と共演してるんだから当たり前。
先鋭的なシンデレラと比べるとどうしても大人しい印象があって、
そこに漠然とした不満を持ってる人もいるような気がします。
なんせ赤ペンですらそういう感覚があったりする。

例えば、「アライブファクター」のコミュは面白かったなー、
でも「深層マーメイド」は玲音と詩花のやり取りの方が
遥かに良かったよなー、という感想が赤ペンにはあって、
その違いは何なのかと言うと、抽象的な表現をすれば
「溜めて溜めてドン!」の「溜めて溜めて」の後に
最後の「ドン!」があるかないか、という点だったりする。
前段階の部分はこれだけの時間があったんだから
もう十分丁寧に詰まれていると思うんだけどね。

まぁそこはアイマス全体の中のバランスなんだとは思いますけど、
SLSでも「溜める」だけでは正直つまらない。
他所の事務所勢はもちろんですが、何よりもAS勢との絡みが
非常に楽しみではあります。


<シンデレラガールズ勢>

・城ヶ崎美嘉
・神崎蘭子
・双葉杏
・安部菜々
・諸星きらり


とりあえず「既にボイスがあるアイドル」は必須条件というか、
ここでサプライズで声がつくとかいうのはいくらなんでも
シンデレラ推しの人たちに失礼なんじゃないかと思う(暴言)。

むかーしむかしにここでも書いた記憶があるんだけど、
アイマスと言えば765ASしかいなかった時代に現れたシンデレラガールズは
無印とは真逆の方向性、あるいは無印が出来なかった事を引っ提げてました。

例えば、超が付くほどの多人数のアイドル。
例えば、一芸入試のごとき尖がったキャラクター。
例えば、新しいアイドルの追加やボイスの追加という流動性。
その他、えとせとらえとせとら。

そういう「(これまでのASから見て)アグレッシブな姿勢」を
象徴するようなメンバーを選ぶのが、いちばん「らしい」と思うわけ。
その点、蘭子・杏・きらり・ウサミンというチョイスは
当時の「こんなん(765ASに)いねーよ!」的なインパクトは十分かと。
例えばニュージェネだとそこまでアグレッシブに「攻めてる」、
今までとは「違う」、みたいな感じはしなくなっちゃうからなぁ。

シンデレラ初期からの、そしてボイスが早くから付いてたメンバーが
選ばれているのは、上に書いたような「765ASへのカウンター」としての
色合いが強かった時期のアイドルを選んだからだろう、と邪推。
ミリオンのところでも書いたけど、後から加入したり声が付いた子たちは
どうしても765ASではなくて同じシンデレラ内の既存のアイドルたちに
まず向き合わざるを得ないし、自コンテンツ内での立ち位置が定まらないと
「越境出稽古」もままならん、という話だと思います。
シンデレラは人数が多すぎるから余計にね。

その辺の理屈を全部すっ飛ばした夢見りあむという劇薬もあるけど、
これはさすがに765ASに留まらない「対類似コンテンツ全方位」という
メタ視点全開、取扱注意の最終兵器だからね…。
いや、まぁ、個人的には、
「765プロ事務所内で亜利沙とりあむがアイドル話で盛り上がっているのを
 ドン引きしながら見ている三峰(をさらに複雑な目で俯瞰する冬優子)」

とか、たいへん面白い光景かなと思いますが(笑)。

そして多くの人が感じたであろう「シンデレラ勢の良心」としての
美嘉姉のSAN値がガリガリ削れていくと(笑)。
既に干支がひと回りしたアイマスと765プロですから、
同じAS組の中の「良心」という概念は、世間一般の「良心」と
意味合いが違っているかもしれない、という冷たい現実を
外側から持ってきた良心キャラ(造語)で証明しようとしている…と
ここまで来ると陰謀論めいてきますね。

実はシンデレラ勢、17歳が多いんだよね。
(何かから目を背けつつ)
これ、同い年で765ASのセンターを張るあの「普通のアイドル」への、
この上ないカウンターになってる気もします。
唯一の14歳勢・蘭子は、オフステージでもキャラを作っている、
という立ち位置がAS勢に対してのカウンターであり、
実は密かに同い年であるミリオン信号機勢への
カウンターにもなりそうなのがちょっと面白いかな。

ともあれ、結論としては選択肢が多すぎるシンデレラからは
トリッキーなチョイスではなく、安定の古株勢が選ばれたと。
AS勢メインの前提だと、場を破壊しちゃうわけにもいかないしね。


<シャイニーカラーズ勢>

・白瀬咲耶
・小宮果穂
・杜野凛世
・大崎甘奈
・大崎甜花


最後発であるシャニマス勢は難しい。
何が難しいって、シャニマスは発表当時によく使われた
「原点回帰」というワードが示す通り、音ゲーリズムゲーである
デレステやミリシタへのカウンターのようでいて、
そのくせ765ASに対してもカウンターになっているアイマス。
原点方向に回帰はしてるけど着地点がだいぶ違う。

つまり、コンテンツの在り様自体が一番の、しかも
他のコンテンツ全部に対してのカウンターだから
逆にそこから「誰を送り込むか」という絞り方をしようにも
「誰でも適任」というか、絞る事自体がある意味矛盾してるというか、
極論すると「ユニット単位で出せ」になっちゃうかなと。

ともあれ、イルミネは前述の通り候補から外れ、
新規参入組のストレイライトやノクチルもこれまた先ほどから
書いてた理由で外れて…というかこの2組、特にノクチルは
シンデレラにおける夢見りあむ同様に、その存在そのものが
この手のコンテンツ全てに向けたカウンター足り得るという、
厳重管理が必要なシロモノだと思うわけですよ。
200人近いアイドルの中の一人という位置づけなり、
「ユニット」という単位をメインにする位置づけなりで
ちゃんと縛っておかないといろいろ面倒なことになるんじゃないかと。
さっき使った「場を壊す」という表現が適切かなぁ。

残ったユニットから、王子様キャラとPラブ勢の最新型?モデル、
「小学生アイドル」に「双子のアイドル」ってこれどう見ても
亜美真美狙い撃ちじゃねぇか、と言いたくなる人選。
三峰や摩美々といったトリッキーな子も面白かっただろうし、
あずささんにシロップをかけて煮詰めた感のある千雪さんも
年上枠にどうかなぁと思ったけど、ここの人選に関しては
「"無垢なるものの破壊力"担当」である果穂以外の4人は
少なくとも赤ペンの中では完全に消化できてるとは言い難い。

この辺の煮え切らなさは、先ほども書いたけど
シャニマスの特殊性、ユニットという単位を確固とした軸に
据えた語り口である点に全て由来してると思います。
なにしろ「ユニット横断した時点で既に越境」みたいな空気じゃん?
例えば伊織は765ASの他のメンバーに対しては猫を被ってないけど
冬優子は他の全メンバーに対してずっと被ってる、と言った具合に。

無印以来ずっと、アイマスと言えばある意味において
「アイドルが雑に扱われる」みたいな不文律があったわけですよ。
ゲーム内にしてもゲーム外にしても、笑えるものも笑えないものも。

それを考えた時、シャニマスはゲーム内においてはビックリするくらい
丁寧にアイドルを、いや正確には「ユニット」という単位を
扱ってるなぁって感じます。それはシャニマスのゲーム性と相まって
デレミリよりもかなり後発で、故に個人の掘り下げはまだまだ
現在進行形なのに、受け手の印象としては先行コンテンツと
同等以上に掘り下げられた語り口に見えると、そういう構造。

その「ユニット」という枠を完全に外された上に
他の事務所も交えた出稽古に行かにゃならんという状況。
メタ的にいえば語り部、シャニマスのライターが
今までと全く同じ形でSLSで絡んでいるとも思えない。
挙句の果てに「初の3Dモデルによる表現」が待ち受ける。
それは事実上初めて、シャニマスのアイドルたちが
「アイドルとして歌い踊る姿を披露する」瞬間となる。

とまぁ、軽く考えただけでもいろんな意味でワクワクする。
デレミリのメンツはそこそこ先が読める(当たるかどうかは別として)けど
シャニマスは客演コンテンツ勢全体に対してのワイルドカード枠みたいな感じなので
個人的には一番楽しみにしてます。


<765AS勢>

受けて立つ?側のAS組の状況について簡単に。

OFA(特に玲音絡みのEXシナリオ)の時点でその雰囲気はあったけど
(そしてプラスタの件は華麗にスルーしておくけど)
前作であるステラステージのシナリオが、揃いも揃って
「無印シナリオへの回帰と回答」みたいな内容になっていて、
あそこで「AS単独のストーリー」は完全にひと段落ついたな、
という感があります。さすがにRest@rtで片付け続けるには
15年という年月は長すぎますわな。

だから、劇場版アニマスでミリオン勢が駆り出されてた事を
引き合いに出すまでもなく、SLSって「そういうこと」だよね、と
古参勢は(認める・認めないを問わず)感じているわけで。
ま、それは自然な流れではありますし。

その意味では、SLSが
「他の全てのアイマスを繋ぐハブとしての存在」
という、今の765ASだけが持ち得る役割を
ひとつ明示してるよなぁ、とも思うわけです。
デレミリのコラボみたいな事も当然アリだけどね。

その中でお話を新たに転がして行くのは、765ASが
存続していくための必然でもあり、パイオニアとしての
特権でもあり、故にオンリーワンたり得る部分であり。
そういう楽しみ方ができればいいなというか、むしろそれを
ガンガン前面に押し出して欲しいなぁ、なんて考えてます。



いかがでしたか?
いやーこれやりたかったんだ!大したことも披露してないのに
「いかがでしたか?」ってまとめに入る文章のスタイル(笑)。

こんな社会情勢なのでゲーム本編を遊べるのがいつになるのか
サッパリわからんし、今の赤ペンがその映像を使って
MADを作るのかどうかも正直何とも言えないところですけど、
まだアイマスに付き合うだけの余裕はあるつもりなので、
引き続きゆるーく注目していきたいと思います。

最近はアイマスニコマス的にすっかり落ち着いた老兵としての
生活をエンジョイしてるわけですが、もうちょいブログも更新して
行きたいなーと思ったり思わなかったりしてますので、
今年もどうぞよろしくお願いします。
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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