赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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KAKU-tail THE@TER 赤ペンの"一選"(あるいは、閉幕に寄せて)


少々時間が経ちましたが、カクテルシアターが無事閉幕しました。
運営の皆さん、参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした!!

赤ペンは最後の生放送にご意見番なる謎のポジションにて
ちょっとお邪魔して、辛うじてアドバイザーの肩書きなりの
お手伝いをさせていただきましたが、基本的にはいち視聴者として
拝見しておりました。

さて、今までは運営スタッフという立場上、カクテルの作品で
「これが一番好きです」的な事は言ったり書いたりせずにいたわけですが
(聞かれた場合はオープニング動画を挙げてました)
今回は関係ないから好き勝手書けるぞ!という事で、
「KAKU-tail THE@TER 私の一選」という話をするんだけど。

単純に好みとかデキがいいとかそういう基準ではなくて、
6年ぶりに、今の時代に開催された、シアター組も含む52人の
イベントとしての「KAKU-tail THE@TER」を象徴するような
動画ならこれかな、という視点で1本だけ選んでみました。
だから1本の動画についての語りであると同時に、
このイベント全体を通じての語りでもあったりしますので、
その辺をご承知おきいただければ幸いです。

さて、赤ペンが選んだ1本はなんだったのか。
まぁ枠としてはありきたりなとこからになっちゃうんだけどさ。



最終日最終枠、4-Dのトップバッターを務めた
れのP(アイドル:北沢志保 テーマ:切り札)の動画です。

以下、動画の話の前に長い前置き。


今回のカクテルの参加者を確認して、イベントを通じて
赤ペンが着目しようと思ったのは、
「ベテラン勢がシアター組のアイドルをどう料理するのか」
という点でした。もちろんこれは私自身がベテラン勢であるが故の
視線であり、これをひっくり返した視線である
「最近の人たちが765ASのアイドルをどう料理するのか」
ってのもあるんだけどね。

765AS組、とりわけ無印~2くらいまでのアイマスのゲーム性と
それ以降の据え置き機ゲームやスマホゲームのアイマスのゲーム性の
「違い」が、アイマスのファン層の意識の違いを生んでいるんじゃないか、
みたいな話を、以前ここでも書きました。

そして765ASとシアター組、もっと言えば据え置き機素材とスマホアプリ素材の
「違い」が、これまで動画を作っていた人たちの足をニコマスから
少しだけ遠ざけている事は、なんとなくでも感じている方が多いと思います。
全ての人に当てはまる話じゃないし、そこも含めて詳しく書き始めると
さらに長い文章になって趣旨が変わっちゃうから割愛しますけど。

今回のカクテルの参加者に思いの外ベテラン勢が多くその名を連ね、
なんなら「アイマスの動画久しぶりじゃない?」みたいな方まで
見受けられた事で、赤ペンは俄然興味がわきました。
「昔のやり方」を積み上げてきた人たちが、「今のアイドル」を
プロデュースする、そんな動画が見られるかもなー
、と。

打ち上げ生放送でもちょっとお話しましたが、ここ数年の赤ペンは
「昔の人と今の人とのクロスオーバー」みたいな情況が生まれたら
面白いんだけどな、みたいな事を考えていました。
自分でも動画を作るけど、若い世代の方が立ち上げた企画に
ちょいちょい顔を出していたのは、その辺を踏まえての行動で。

自分が主宰する合作に「Unite&Ignite」というタイトルをつけて上げ、
MLEが相変わらずの盛り上がりを見せ、NoNoWIRE on floorで
新旧問わずいろんな方と初めて会ったり久しぶりに言葉を交わしたり。
その流れの先にカクテルというイベントの場があって。

ああ、なんかいいなぁ。これは面白いなぁ、と思って。

別に無理矢理ひとつにまとまる必要なんてないんですよ。
生まれた時代も重ねてきた経験も価値観もみんな違うんだから。
ただ、「昔はこんな動画があったんだ」「今はこんな動画を作るんだ」
「いま自分が感じたような事を昔の人も感じてたのか」
「あの時自分が感じた事を今の人も感じてるのか」
みたいな、ちょっとした事を知るだけで十分でね。

だから赤ペンは今、ニコマスを眺めているのが楽しいです。
まぁ合作が上がって肩の荷が下りたってのも大きいけどさ(笑)。

さて本題。れのPの動画だけど。
これがこのカクテル参加作の中でも最強クラスの
「それだけしかやっていない」動画である事は
恐らく誰も疑う余地のないところだと思います。
多少演出はあるけど、基本ダンスシンクロだけだぜ?

この人を知っている人ならこの先の話がなんとなくわかると思うけど、
もしれのPを知らない人がこの文章を読んでいるのなら、まずはこの人が
どんな動画を作って・・・いや、「作り続けて」来たのかを知って欲しいのよ。



真センターのACM(Azusa/Chihaya/Makotoの略ね)、"noir"というユニットの
エディテッドPV、つまりゲーム内の楽曲とダンスを自分なりに編集した動画を
ずっと、ずっと作り続けて、1年経ってようやくMADPVを手掛けて、
でもエディテッドPVも引き続き作り続けて、それをもう10年やってる、そういう人。

ニコマスという場には様々な手法の動画が存在しますが、
その源流を辿っていくと「ダンスシンクロ動画」に行き着きます。
使用する映像素材が、編集前の時点で歌い踊ってくれているからこそ、
それを切り貼り編集するだけでMADPVが比較的簡単に作れたし、
だから新規参入するためのハードルも低くなった。
他のMADにそんな概念、なかなかないよね?

その意味では、れのPはまさしく「ニコマス生まれニコマス育ち」。
ご本人とそういう話をした事はないけれど、ニコマスがなかったら
動画編集なんてやる事はなかったかも知れない人なんじゃないかなぁと。
赤ペンも全く同じ生まれと育ちだから、すごくシンパシーがあってさ。

先程も書きましたが、据え置き機の素材と違ってミリシタのダンスPVは
カメラワークが1種類しかなく、ステージも固定されてしまうために
「複数のカメラワークを組み合わせて作るエディテッドPV」や、
「異なるダンスを組み合わせて作るステージMADPV」を作るのって
想像以上にしんどい作業だったりします。
静止画MADやMGのような、ニコマスの外側にも存在する手法でなら
動画を作る事は普通にできますけど。

今までやってきた事が、ミリシタ映像では非常にやりづらい。
そうなったら、普通はステラステージあたりの「今までと同じ素材」を
使って、「無理をしないでやりたい事をやろう」ってまず考えると思うし、
仮にミリシタ素材を使うにしても、



そりゃnoirの3人がいるんだから彼女たちの動画になるよね、と。
しかも残り二人が静香とのり子というチョイスになっててさ。

つまり何が言いたいかというと、
「カクテルというイベントがなかったら、果たしてれのPは
 北沢志保をセンターに据えた動画を作る事があっただろうか」

って事。
しかもゴリゴリの「今まで自分が積み重ねてきたやり方」で。

今回のカクテルでは、こういうのが見たかった。
ベテラン勢でミリシタ素材を使ってここまでやれる人は少ないだろうし、
新規の方でダンスだけを使ってこの「凄み」を出せる人はいないと思う。
最初の方で書いた、過去と現在のクロスオーバーって、こういう事なのよ。

どこをどう切ってもれのPの動画。
それでいてお馴染みのnoirの面々がどこにもいない動画。
センターを北沢志保が務めているだけの動画。
ただそれだけであり、その「それだけ」を実現するのが
なかなか難しいのが、偽らざる現状でもあったりするわけで。

作り込まれたステージの迫力って、やっぱり凄い。
何しろ赤ペンが思い出ボム的な何かを乱発する、単純に表現すれば
「エモいの」をよく作る人なのでアレなんだけど(苦笑)、
別にエモくなくても人の心は動かせるんだよね。
じゃなけりゃ自分の合作のトップバッターにしょじょんPを呼んで
「遠慮せずみんな殺しに行ってください」なんてお願いしないよ(笑)。

言い過ぎかもしれないけど、敢えて言っておくね。
あの立ち絵やらサイリウムの色やらブライガーのマスクやらを
全く気にしないで見られる志保がようやく出てきたな、って感じです。
八位Pゴメンね(笑)。

それを作ったのがベテラン勢、それも10年の間、流行り廃りなど気にせずに
コツコツと自分の好きな事をひたすらに積み上げてきた人だった。
古参勢的にはこれだけでも今回のカクテルを開催した意義があったなぁ、って。

余談だけど、この動画を見て思い出したのが、





カクテル6の最終日最終枠のトップバッター、かよーPの響でした。
つまり、れのPの動画とまるっきり同じ場所にある動画。
提出後間もなく、きつねPのセットリスト上でここに配置され、
最後の最後まで動かなかった動画。
ファミエリPはれのPの動画を、どのタイミングであの場所に置いたんだろう。

そういうわけで、「今回のカクテルを象徴する1本」として
れのPの動画を選んでみました。そういう理由があった上でのチョイスなので、
ぶっちゃけ次のカクテルでれのPが同じような動画を上げたとしたら
ここまで手放しで褒め称えるところまでは行かない気がします(笑、ゴメン!)。

さぁ北沢志保担当ニコマスP、これから大変だぞ。
打ち上げ生放送でトモダチPが作った風花の動画の時にも話があったけど、
ここにひとつ、高い高いハードルができちゃったからね。

そして、イベントの総括のような事も一緒に書いたつもりです。
様々な動画が見られた事以上に、様々な出自のニコマスPが集って
自分なりのやり方でアイドルたちをプロデュースした。
イベントが終わればそれぞれまた自分たちの本来いる場所に戻って
活動をするのでしょうが、それでもイベントの前と比べたら
何か心に残るものがあったんじゃないかなぁ。そう思うし、
そうであって欲しいな、とも思います。

カクテル本編も単品も、どうぞ皆さん改めて視聴して、
気に入ったならマイリストに入れて、動画にコメントして、
感想があれば呟いたりブログに書いたりしてあげて下さい。
リアルマネー投げ銭と比べて費用はかからず、しかも確実に
作った人に効果てきめんな「報酬」ですから。

そして作る人が充実したニコマスでの日々を過ごせたのなら、
多分このイベントもまた、自然に開催される流れになると思います。
とりあえず運営スタッフは1年くらい休ませてあげて欲しいと
経験則として切に思いますけど(笑・・・えない)、時期が来たら、
必要があれば、主宰の方の背中を押す手伝いはしようかなと思います。

だってさぁ。今回のカクテルについてひとつ、不満があるからさぁ。

俺が出てないからね!!!!(笑)

改めて全て関係者の皆様、本当にお疲れ様でした!
いち視聴者としてカクテルを見る楽しみを再び与えてくれて
本当にありがとう!!

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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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