「Unite&Ignite!」ができるまで(その4・後編) |
じゃあ早速、動画での登場順にお声掛けした意図やら何やらを。 全員分まとめて書いちゃったのでクッソ長いから注意!
・・・実はブロマガの参加者紹介記事でだいぶ書いちゃってて、 その補足程度の簡単な内容なんですけどね・・・(笑)。 Blue Symphony ⇒ しょじょんP
メドレーの後半の動画は、それまでの積み重ねがある分だけ いろんな補正が掛かってくれるけど、トップバッターにはそれがない。 だからスタンドアローンでデカい火力をぶっ放せるような動画を置いて、 視聴者に先制パンチを食らわせ、ガードを崩す必要があります。
しみじみ思ったね。アイマス以外にも趣味は持っておくもんだ、って。 共に競馬好きであるVJ仏氏と、馬の事で雑談している時だったかに 「競馬繋がりでしょじょんPとか呼んでみない?開幕千早でぶっ放してもらうの」 「あーそれ面白いっすねー、ダメもとで声掛けてみますよー」 で、後日OKの返事もらって2人で「「来ちゃった・・・」」って(笑)。
後日、10年ぶりくらいにしょじょんさんとあった場所は 東京競馬場の内馬場、ターフビジョン前の芝の上。秋の天皇賞当日。 「えーと、遠慮せずに他の参加者も視聴者も殺しに行ってください」 「言われなくてもそのつもりで作ってます」 過去最高に酷い挨拶だったと思う(笑)。
深層マーメイド ⇒ 庵
合作をする事が決まったその瞬間にVJ仏氏の口から出たお名前。 武道館の前で一度ご挨拶させてもらった程度の繋がりでしたが、 動画は見ていたので即決でOKを出して、VJ仏氏経由でオファーしました。
この後の参加者集めはベテラン勢が多くなる事は容易に想像できたので、 できれば最近の、もっと言えば今現在のニコマスで活躍している人が どうしてもいて欲しいな、というのが大きかったですね。 作風も最近の視聴者の皆さんに響くだろうという点もそうです。 開幕から火力高めの動画が連発になってよかったよかった。 まぁ、結果として参加者としてひと括りで老害とかゾンビとか 大概な扱いをされてしまった点は改めてお詫び申し上げます(笑)。
誰を担当してもらうかこちらでは見当がつかなかったので 希望を出してもらった結果が響だったんだけど、次の人にも ほぼ同時に声を掛けていたので、調整がすんなりいってよかったです・・・。
Persona Voice ⇒ mknP
最初期に真っ先にお声掛けした1人。前の年に合作に巻き込まれたからね! たぶんこの合作も「空中戦」が派手に繰り広げられるだろうと思ったので、 地に足の着いた「地上戦」、オーソドックスなダンスPVの系譜で 動画が作れる人を絶対に呼ばなきゃと思いました。
当然ながら響のパートをお願いする想定だったんだけど、 同時期にオファーしていた庵さんから響の希望があって、 相談した結果「じゃあお譲りします」と快くお返事を頂いたのですが、 参加者が1/3しか決まってない状態での出来事だったために 後日決定メンバーを見てmknさんが顔面蒼白になるという事態に・・・(笑)。 でもメドレー的には「ステラ→ミリシタ→ステラ→ミリシタ」という 使用素材の並びでバランスがとれたので、結果的にはよかったかなと。
ちなみに雪歩を選んだ理由は「公式にダンスのない曲がいい」 という、大変に彼らしいものであった事を付記しておきます。 公開までに公式に被せられなくてよかったね・・・。
Marionetteは眠らない ⇒ 七夕P
どストレートに「友人枠」。七夕革命の記念とか言って動画を 上げるから赤ペンに捕まるんだよ・・・長い付き合いじゃん・・・(笑)。 でも、今まで一緒に何かやるって事がなかったんですよねぇ。 たぶんこれを逃すともう機会はないかな、って思って。
ミリシタをガッツリやっているのは知ってたので、さて既に公式で モーションがある素材をどう料理するのか、密かに楽しみにしてました。 別のアイドルでもよかったんだけど、その興味だけで敢えて 「美希のMarionetteで作らない?」とネタ振りしてみたわけです。
昔の動画の作風ってままじゃないんだろうなと思いつつ、シンフォニアが ああいう感じの仕上がりだから、たぶんこの人も「地上戦」プラスアルファで 攻めるのかなぁ、という予想は間違ってなかったけど「雷帝・星井美希」とはねぇ。 ・・・で、限定美希は引けたんですかね・・・?(怖くて確認できない)
秘密のメモリーズ ⇒ VJ仏
もちろん最初から参加者だったわけですが、担当パートは 真あたりをやってもらおうかと思ってたら、 「他の参加者の動向を見ながら担当を決めてもらっていいです」 という本人からのありがたい申し出があり、最終的には 1枠目と2枠目を繋ぐ位置に入ってもらいました。
「出来る事」の引き出しが多い分、どんな方向性にするのかなと 思ってた矢先に「こんな感じでいきます」と言って貼り付けたのが 某JRAのCM的な何かだったのはさすがでした(笑)。
VJをやり始めてからGoProを弄っていることが多かったので これは実写素材投入待ったなしかな?と思ってたところもあったので 我が意を得たりと言ったところ。
"Your" HOME TOWN ⇒ えにこP
お声掛けした時、「自分に何を期待してるんですかね?」 みたいな事を言われた記憶があるんですが、期待も何も昔twitterで 「ニコマスPは動画を作れ」みたいな事言ってたじゃん!と(笑)。 相変わらず赤ペン性格悪いわー。
具体的に何かを期待していたというよりは、とにもかくにも わけのわかんない事をやってくれ、という感じでしょうか。なんだそれ。 「アイマスで遊ぶ人」というか「ニコマスは自由」の象徴というか、 そういう人を絶対入れたかったのでお声掛けしました。 色々考えて作るのも悪い事じゃないけど、ニコマスはアイマスでもあり 同時に動画でもあるのよ、と。そういう面白さも必要じゃん? 担当パートの希望を訊いた瞬間「年少組で!」という返事はさすがです(笑)。
結果として2枠目は非ゲーム素材が入り乱れる事になったわけで、 偶然って怖いわーと思ったりしたんですが。それにしても ああいう動画になるとはさすがに予想してませんでした・・・。
Good-sleep,baby♡ ⇒ ベタ塗りP
当然手描き勢も必須だよね、という事で。 最初はサムネの件で相談したんだけど、動画を作って貰えそうだったので 思い切ってお願いする事にしました。そっちの方が良さが生きるかなぁと。
前回書いたように、「合作の主催・取りまとめ」の経験者は 大変ありがたい存在なので、即決してお声掛けしました。 全体を見渡す立場にいた経験から来る「視野の広さ」を アテにしてたというかなんというか。
その意図を察してくれたのかどうか、ベタ塗りさんいわく 「このメンバーの中なのでコンソメスープを目指します」 みたいな所信表明があったんですが、あんな濃厚なコンソメがあるかい!と みんなで突っ込んで差し上げてください(笑)。
ジャングル☆パーティー ⇒ mobiusP
当然ながらMMDだって外してはいけないよね、と。 美希メドレーへの反応もさることながら、MS合作と同日に上がった アイルの印象が強くて、真っ先に名前が浮かんでお声掛けしました。
お誘いした理由のひとつは庵さんと同様「今のニコマスで活躍している人」 に来て欲しいなと思ったから。mobiusさんはデレステのフォトスタジオの 動画でも知られてるはずだから、より広い層の人たちに響いてくれるかなって。
ジャンパは後半戦のスタートで派手に行ってもらわないといけないので 誰にお願いしようか悩んでたんだけど、この方が手を上げてくれて 願ったり叶ったりという心境でした。絶対ライブM@sterが来るはずだもんね。 そして11月にまさかの公式被せを食らいガックリ来ていたあの姿は たぶん一生忘れません・・・イヤな事件だったね・・・(笑)。
Little trip around the world ⇒ けるまP
けるまけまり部ダブルオファーも割とすぐに思いつきまして。 「あ、一緒にけまり部さん(けるまさん)にもお声掛けしてます」 と正直にどちらにも最初に話しましたよ、ええ(笑)。
けるまさんと言えばアイドルをぶち抜いてご存じないステージをこしらえて、 という動画の印象が強い人も少なくないと思うんだけど、けるまさんだったら この曲でファンシーな空気を出せるんじゃねぇかなぁ、と思って。 ただ、たぶんそういう動画はなかなか作らなさそうな気もしてて。
という事で、「そろそろけるまさんも誕生祭以外で動画作りましょうよ」という メッセージ代わりにお声掛けしてみた次第です。皆さん今年の伊織誕生祭は たぶんこの曲で全然違う内容の動画を作ってくれると思うよ! 合作はもう上がってしまったから煽りたい放題だね!(最悪)
Beat the world!! ⇒ tlop
一番最後に参加が決まったのがこの方。 そういう段階になると、選べるアイドルの選択肢が 極端に少なくなっている分だけ参加者の人選も難しいところで。
こういう時は「職人肌」な空気の人がいいかなーと。 このアイドルならドンと来い!というタイプより、誰が仕事相手でも 柔軟に対応できる、確固たる軸を持ってる人。 VRF11におけるヘッドショット疑惑とか本人も覚えてないだろうし、 やっぱ見てきた動画の印象から受けた直感、かなぁ。
で、参加者を見て一言「お腹が痛くなってきた・・・」。 いや、その、あなたの名前も十分お腹が痛くなるのよ? 中間報告で地球のスクショ1枚貼って「スケール感を出します」 ってアレは素敵でした(笑)。
Legend Girls!! ⇒ itachiP
これはもうブロマガに書いたのが全てです。 春香パートを誰にするか決めかねている状態でオフ会に参加して、 久々に顔を合わせた瞬間「忘」(ブロマガの紹介文リンク参照)を思い出して、 完全に脊髄反射で誘ってた(笑)。理屈や計算が一切無かったなぁ。
AS組全員集合となるとセンターや重要なポジションは春香、というのが 定番ですが、このメドレーでは必ずしもそうではなくて、でもどう考えても この辺りでビシッと締めてもらいたいという、言語化しにくいパート。
なので、言語化せずにブン投げました(笑)。 付き合い長いしなんとなくわかるでしょ?よろしく!という(さらに笑)。 直感が全ての無茶振りもいいところだけど、たぶんそれは正しかったと思ってるし 楽しんで作ってくれていたのなら嬉しいです。
合言葉はスタートアップ! ⇒ 達夫
ミリオン版カクテル開催決定(の圧)に沸く夏の某オフ会の裏で 密かにスカウト活動をしていた赤ペンのところに現れたのは 旧知の仲である安息香P。なんとなく合作の説明をしていたら、 「あ、なんなら達夫も協力しますけど?」 まさかの自薦枠?です(笑)。
あの静止画をブン回す(という表現しかできない語彙が恨めしい) 達夫のスタイルは確実に今の視聴者層にも届くし、 そもそも達夫復活とか誰も想像しないだろうし、 「合作内合作」なんて面白いじゃん!文句なしです。
オフ会の数日後にすぐ正式オファーさせていただきましたが 「ぷちますでやります」という返答にはさすがに驚いた。そこかー! 映像のバリエーションが増えるのは大歓迎なんで了承しつつ 「今回は第○処女作はやめてね」と思わず付け加えてしまった(笑)。
赤ペンは省略。
Thank you! ⇒ けまり部P
赤ペンが理想とするメドレーは、「ラストがノーマルPVなのに拍手喝采」。 普段見慣れた風景に、流れの中で新しい意味や価値を付与して別物に見せる。 私はこれを「鍋の締め理論」と勝手に呼んでいます(笑)。
でも今回は、そこまでに出る旨味がハンパない量になるだろうから、 さすがにノーマルPVではしんどい。その旨味を全部吸い込めるくらいの 上質な米なり麺なりは、どうやって準備したらいいだろう?
・・・などという小賢しい発想はどこ吹く風で、 「なーんだこれミリシタで13人Thank you流したら大団円じゃーん! けまり部さんにこの条件出したら絶対断らんでしょ?」 という軽いノリの条件反射でお声掛けしていました。 引き受けて頂く時の顛末をご自身で書かれているのですが、 たぶんこれ書いちゃったから次に会ったときに殴られるな・・・。
美希メドレーの時に一人でメドレーを作って、自分の好きなように あれこれを決められる反面、自分ができる事以上の何かは 絶対に出てこない、という当たり前の事実をしみじみ実感しました。
これまでにさんざん書いている通り、この合作は赤ペンPという個人の色が 非常に色濃く出ている内容です。各パートの内容以外は事実上 私が全て決めている、随分とわがままな企画なわけだけど、 そこにこれだけの人が付き合ってくれた、それだけでもう感謝の気持ちしかなくて。 自分にできない事を形にして、これだけ合作を彩ってくれたのだから。
・・・で、このまま感謝して終わりにしたいくらいでした。 全員が揃った時は思わず頭を抱えたね。 「このメンバーの動画を受けてあのパート作るのかよ・・・」って(苦笑)。 舞台から降りて裏方に専念してぇ!みたいな。
ただ、まぁ、それはみんな一緒だったと思います。 こんなメンバーに囲まれたら、私があれこれ言わなくったって 頑張らざるを得ないだろうなーと。さらりと酷い事書くな(笑)。 というか、そこで萎縮しないで自分にできる事、やってきた事を 信じて踏ん張ってくれる人を集めたつもりです。
さて、これで合作がスタートするまでの事はほぼ書けた。 次回にこぼれ話というか本編以外の事を書いた上で 改めて赤ペンのパートについて書こうと思います。
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