赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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よりもい話メモ帳
先日、こちらの飲み会にお邪魔して来ました。



いやー、「全員はじめまして」のオフ会なんて
それこそ11年前にあった最初のニコマスオフ会以来です(笑)。

恐らく世界一短い、ひらがな一文字の乾杯の音頭で始まり、
美味しい料理を頂きつついろんな話をしてきたんですが、
珍しく開幕ビールの次が日本酒という流れでいい気分になり、
帰宅してから皐月賞の予想途中で寝落ちし、翌朝慌てて予想し直して
結果として1着が抜けてガックリという急展開になってしまったため
飲み会に向けて用意しておいたネタを消化したかしてないか
自分でも判別できなくなっていまして(苦笑)。

そんなわけでその供養?のために、それらのネタ話を
箇条書きにブチまけておこうと思います。
飲み会でお話できた事もあるしできなかった事もあるし
話した気がするけどしてないとかその逆もたぶんある(笑)。

一つ一つは短いけど、量はあるので結構長いです。
実際に話した時と細かいとこで違ってるのは仕様という事で。
じゃあスタート。


・それにしても「今のアニメコンテンツ」の基準から考えたら
 ビックリするくらい地味だと思われるこの作品が、よくもまぁこうやって
 ガッツリ評価されたもんだ、とアニメを普段見ない身として率直にそう思った。

・例えばアイマスならゲーム、アニメ、ライブ・・・etcって感じで
 たくさん入り口があるけど、よりもいは「作品を見ること」が全て。
 なのに1話から順番に丁寧に積み重ねて10話以降に繋げる作りを
 「3話切り」や「1話切り」の危険がある今の時代によくやったなぁ。
 (最初の方も出来はいいんだけど)

・何話が印象的か、という話の時に「7話かなぁ」と言ったら
 結構同意してもらえた。12話と13話はわかりきってるので除外(笑)。
 というかどれを選んでも同意してもらえる場だったという話も。

・名シーンも数多いけど、12話でしゃくまんえんを一枚ずつ拡げながら
 報瀬が自分の足跡を辿るシーン、あれ時代劇にして札を小判に変えたら
 必殺仕事人の仕事前みたいな場面だと思うんですがどうでしょう。

・赤ペン「13話の報瀬の挨拶の時に移る南極の風景、ちょっと彩度が高めな気が」
 機能美「非常に動画屋らしい見方ですね!」


・このアニメ、いわゆる「考察班」向けのトラップだらけだと思う。
 探せば探すほど、いろんなシーンが連結して絡み合っていく。
 1話から13話まで流れていった上で、最後から遡っていろんなシーンを
 そこかしこにちりばめながらまとめていった感がハンパない。
 物語が完成するまで、頭からケツまで何往復したんだろう・・・。

・だから逆の意味で考察する意味がないというか、
 そういう風に作ってるんだからそうなってて当たり前というか(笑)。

・12話、貴子の遺品を捜すキマリの「ここまで来たんだよ!」というセリフ。
 この時に手に持ってるのがコンパス。

・南極という物理的な目的地へ向けてブレる事のなかった報瀬が、
 最後の最後で母の痕跡という精神的な目的地への道を躊躇う時に、
 直感的・直情的に道を指し示して走り出したのがキマリだったわけで。
 なるほど4話で「コンパスの扱いが得意」という話が出てくるわけだ。

・一方で、「見慣れた道具があったからつい手に取った」という可能性も
 キマリの場合はありえるかも(笑)。この状況なのに。さすがコンパサー。
 実際ノートPCを見つけたのは日向と結月だし。

・たぶん全編こんな感じ。何度か見返している今だからこんな話もできるけど、
 初見でそこまで気付ける人はたぶんいない。最初からそんな見方して面白いか?(笑)
 だから、そういう演出がどれくらい初見の人の評価に影響したのか、そもそも
 どこまでが計算でどこまでが偶然なのか、結局そういう演出の何がどれくらい
 作品の底上げに貢献してるか、そういう事は判断がつかない。専門家じゃないし。

・でも、結果としてこの作品がどう評価されているかを考えた時、
 そういう丁寧さの積み重ね、意味や理由のあるシーンの積み重ね
 たぶん大事な事だったんだろうと思う。

・そしてこれは「1クール13話という、決して多くないリソース」
 だっただからこその選択
なのかな、とも。これを50話やられたら
 作る方も見る方もしんどいと思うんだわ(笑)。


・当然過ぎて今更誰も褒めないかもしれないけど、挿入歌の話。
 CD持ってる人はご存知の通り、フル版でも2~3分の曲なのね。
 音数は少なくシンプルな構成で、すごく取り回し易い作り。
 内容込みで、どこまでもこの作品の劇伴として使うための曲。

・劇中でもサビの入るタイミングとかボリュームの調整とか
 ホント丁寧に徹底してる。というか、そもそも挿入歌は
 劇中で重複して使われる事はなくて、13話で全部使い倒して
 視聴者を殺しに来るあたりは褒めたくなくなるくらいズルイ(笑)。

・エンディングの「ここから、ここから」。最近は演者さんが
 OPやEDを歌うのは珍しくないけど、この作品は最終回の演出も絡めて
 見事に意味を持たせたなーと。誰かが指摘してたけど、最後のキャストの
 紹介順(報瀬→日向→結月→キマリ)が、曲の間奏あけのソロパートの順番と
 ちゃんとシンクロしているあたり褒めた(以下同文)。


久しぶりに声優さんを「役者」として観てた気がする。
 最近の声優さんはいろんな仕事をやる職業って感じですけど。

・主役4人の中の人たちも、別の作品では普通に歌ったり踊ったり、
 いわゆる「今どきの声優さん」してる・・・っつーか4人中3人が
 なんたらマスターの関係者じゃねーか!
 残り一人も別のところで元アイドル・現敏腕マネージャーだし。

・ともあれ、「この人があそこではあの役を」みたいな事を
 この作品では一切考えず、純粋に見ていられたのはホントによかったと思う。

・あの4人以外では能登さんの吟がよかった。もちろん同意見多数。
 自分の中ではああいう女性を演じる印象が全然なかったので・・・。
 例えば結月みたいな声質の女の子をよくやってた記憶が。

・という事は世が世なら結月の決め台詞は
 「軽く死なせます」ではなく「イッペン死ンデミル?」
 なっていた可能性がワンチャン(絶対ない)。

・4人の中で一番共感できるのは日向。
 自分が我慢して上手く回るんなら、みたいな発想のとこ。
 こういうのが切羽詰ると一番めんどくさいんだなしかし。

・報瀬はスピーチやモノローグなどの長ゼリフシーンになったら
 間違いのない女。セリフはよく間違えるけど。

・そのスピーチシーンで一番好きなのが7話の出発前の挨拶。
 目の前みんなが「自分以外の、母を知る存在」という初めての状況。
 あの形容しがたい表情。だから7話が印象的だったりするんだけど。

・ついでに各キャラの好きなセリフ。
 キマリは1話のラスト、「今度こそ、旅に出る」だなぁ。

・3話の日向の「わたしぃ~」はたぶん鉄板。

・結月は9話、額にイタズラ書きされた直後のお風呂で
 「馬鹿じゃないですか、馬鹿じゃないですかっ!!」

・報瀬は12話のラスト、「お母さん」と連呼する前の
 「・・・あぁ・・・!」っていう声にならない声のとこなんだけど、
 セリフって意味では3話で結月の事務所の電話番号を検索した直後の
 「ここに電話掛けて!」かな(落差がひどい)。


・報瀬のおばあちゃん。セリフなし、芝居もほとんどなし。
 でもあのおばあちゃん観てると、「はじめの一歩」の
 千堂武士のおばあちゃんを思い出すんだよね。
 早逝した両親の代わりに千堂を育てたおばあちゃん。

・「俺が強くなってみんなを守るんや」の思いが横道逸れて不良になり、
 やがてボクサーになってチャンピオンになるけど、一歩に負けてタイトルを失う。
 その試合後、千堂が家に帰ってきて、サバサバとした顔で
 「勝たれへんかった。疲れたから寝るわ」って奥に引っ込んでから、
 おばあちゃんは仏壇に手を合わせるんだよねぇ。

・「武士は、また一つ強くなって帰ってきましたよ」って。
 うわぁぁぁぁおばあちゃぁぁぁぁぁんってなるヤツ(笑)。
 何の根拠もないけどあのシーン思い出しました。

・めぐっちゃんのアレ、個人的にはクソコラ画像でも怒らない(笑)。

・あれは要するに、南極へ行った知り合いに『私は北極だ』という返しをできる存在って
 どんな関係の人なんだろうね?という話が重要なわけで、どうせ物語の一番最後を飾る
 壮大なオチなんだから細かいところを考えなくてもいいじゃん、みたいな。

・ところでこの話をした上で「だから『カプリコン・1』みたいになったら面白い」
 って続けたら意外とわかる人が多くて、この飲み会の平均年齢が
 昭和基地よりも大変な事になっていたわけなんですがね。


「二期はなくてもいいよね」という意見が大多数。
 まぁ劇場版でちょっと南極でのスピンオフな話をやるとか、
 吟やかなえの側からの「大人のよりもい」とか、ネタの選択肢は
 それなりにあるのかもしれないけど。

・人気が出たから作られる二期も、原作でまだ映像化してない部分をやる二期も、
 クオリティ維持のため予定されていた分割二期も、よりもいにはない。
 でも間違いなくあの4人には「次の旅」がある。そう思えるわけで。

・これも多くの人が言っているけど、ここまでキチンと物語を
 拡げて畳んでオチまでつけられたから、十分満足できてると思うのよ。
 だから「続き」はなくて、「補足」か「別物」のどっちかしかない。

・その象徴が13話、それまでの12回のフォーマットを崩し、1話のラストに登場する
 作品のロゴに呼応するように、最後の最後にそのデザインまで模して描かれたタイトル。
 作り手が視聴者に贈ったメッセージだと、個人的には思ってるんだけど。


・・・まだ他にもあった気がするんだけど、収拾がつかなくなるのでこの辺で。
参加者の皆様、楽しい飲み会ありがとうございました!
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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