赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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VRの中のR
バンダイナムコが展開しているVR体験施設、
「VR ZONE SHINJUKU」に2回ほど行ってきました。
まぁ詳細は公式HPをご参照頂くとして。

https://vrzone-pic.com/

何故に赤ペンが唐突にこの施設に注目したのかについては
色々と事情があったりもするのですが(笑)、仮にステマだとして
お前そんなに知名度あるのかよそんなに影響力ねーだろ、といった
数々の否定要素があるので安心してレポートできます(笑)。

ちなみにここを取り仕切るコヤ所長なる人物、フルネームで
「小山順一郎さん」と書けば、このブログを訪れるアイマス・ニコマス勢の
古参ならピンと来るはずですね。アケマスの生みの親は、今はこの分野で
新しい何かを生み出すための取り組みをしていらっしゃると。

さて、まずは赤ペンが体験した8つのアクティビティ
(いわゆるアトラクションをここではこう呼ぶ)について
簡単に感想を書いておきます。来訪をお考えの方の参考になれば。
その後に毎度おなじみの長文感想です。


私が体験した順に。多少のネタバレはご容赦下さい。
アクティビティ名表記がザックリで恐縮です。

(1回目来訪時)

・ボトムズ
身も蓋もない表現をすれば地上戦のみのバーチャロン(笑)。
でもその分わかりやすくて面白い。男の子はやって損なし。
というか、なまじ飛ばない分だけ体感度合いが高いから
泥臭いバトルになって燃えるシチュエーション。むせる。

・ガンダム
ボトムズと違って動かすのではなく体験型。ゲームの中で
ガンダムを動かした人は多いでしょうが、生身のまま
ザクマシンガンで撃たれる経験は貴重かと思います(笑)。
横にあったヒーター、そういう目的か!と得心。

・釣り
程よく釣れて程よくバレて。地味だけど確実に楽しい。
アトラクションとシミュレータの中間くらいのゲーム性?が
VRにする事でちょうどいい按配に落ち着いた感。
釣った魚をタモで掬ったらカウント、というのが何気に肝です。

※バレる・・・一度針に掛けた魚を逃がしちゃう事

・恐竜サバイバル
「人間踊り食い」って俺ら食われるほうじゃねーか!(笑)
セグウェイみたいなのに乗ってジャングルを逃げ回るんですが
ちゃんとゴールするより途中で恐竜に捕まって食われた方が
VR的においしいあたりが興味深い、と食われた事を正当化してみる。

(2回目来訪時)

・マリオカート
恐らく一番人気のアクティビティ。「ゲームの中に入り込む」という
感覚を体験するのに、事前知識が得やすいメジャーなタイトルって最適。
人気も納得です。やーそりゃ楽しいよね!とトップでゴールする直前に
甲羅を食らうという典型的ムーブをキめられてさらに実感しましたわ(涙)。

・ハネチャリ
そのマリオカートに負けないくらいの人気がこれ。
説明を聞いた印象ほど操作は難しくないので、慣れてしまえば
空を飛んでる感覚がサイコーに気分いい。上にも下にも突き抜けてる。
ちなみにスタート地点は人によっては相当怖いと思います(笑)。

・エヴァ
ゲーム的に言えばやってる事は「使徒目掛けてぶっ放す」なんだけど
その前、あの発進シークエンスだけで燃えるものがあるかと。
こういう「体験してみたい世界」のネタをたくさん持っているあたりが
バンナムの強みだなぁ、と使徒に食われながらしみじみ思いました。

・スキー
数えるほどしかスキー体験が無いので、その辺の比較は
是非経験者に伺いたいところ。時間内にゴールするのが目的なんだけど、
つい勢いよく大断崖に突っ込んでレッドブルみたいな
ダイブしたくなっちゃうのよ。へ、下手じゃないんだからね!

・・・感想かこれ?(笑)

「さぁ、取り乱せ。」
VR ZONEのキャッチコピーです。

VRという分野自体に疎い私ごときがあれこれ言うのも
差し出がましいわけだけど、VRという概念はなんとなく理解できても
具体的にはそれこそ「体験してみないとわからない」って事が
少なからずあるんだろうなと思うわけですよ。

これが単一のゲームだったら話はむしろ早くて、
ここの読者層的な例えだと「PSVRでアイドルのライブを体感!」
とかやれば目的も引きもハッキリするわけだけど、
体験できる世界はひとつじゃないんだからそうも行きませんわな。

VR ZONEは2階建てで、主だったアクティビティは2階にある。
で、階段を登ったところにマリオカートがあってさ、
常に体験してる人が騒いでるんですよ。絶叫を上げる女性を見ながら
「マリオカートだよね?バイオハザードじゃないよね??」って(笑)。
私がまだ体験していない「脱出病棟」はホラーが題材だけに
絶叫度合いはその上を行ってて、老若男女人種の壁など
軽々飛び越えてみんな叫んでる。いやこれ誇張じゃないのよ?(笑)

見たことのある光景をシミュレータ的に体験する。
バーチャルだからこそ構築できる世界を体験する。
まぁどっちのパターンでもいいんだけど、体験する当事者が
仮想世界と現実世界を行き来する橋渡しがあの筐体なり
VRゴーグルなり各種のアイテムや装置だとするならば、
ちょっと離れたところにいる第三者を橋渡しするのが
「体験している人の反応」なんですよね。

そうなのよ。すっごい気になるのよ。
だって傍から見たらさ、ゴーグルやら何やらをつけて
席に座ってるだけの人が、あたふたしながら叫んでるんだもん。
なんでそんなことになっているのか、「こっち側」にいたんじゃ
サッパリわけがわからない(笑)。

素人発想で恐縮ですが、技術的にはゴーグルやらなんやらを
毎回装着するよりは、なんかカプセルみたいなブースを作って
体験者を隔離して色々やる方が効率がよかったり
効果的だったりするのかもしれない。
でも仮にそういうのが実現したら、「第三者への橋渡し」のラインが
たぶん消えちゃうんだろうから、もっとVRというもの自体が
広く、かつ具体的に浸透してからになるんでしょう。
・・・実際のところどうなのかは専門家に聞いてください(笑)。

だから「取り乱せ。」、なんでしょう。
ここはそうしていい場所で、そうできるものを提供していて、
そうすることが自分はもちろん、みんなにとっても楽しい体験になる。
VR関連の研究が仕事だってんならともかく、変に斜に構えたり
理屈をこねて体験するよりも、思いっきりその世界に入り込んでしまった方が、
絶対に楽しい。だって世界は仮想でも、体験は現実だもの。
だから面白いんじゃん!みたいな。

あと書いておきたいのは、アテンドのスタッフの皆さんたち。
あのねぇ、この仕事大変だわ。

まずはお客をそれぞれの筐体に誘導する。
体験中は「仮想世界の視界」を提供する代わりに
「現実世界の視界」が奪われるわけだから、最初の時点で
その構造やら何やらを説明しなきゃいけない。
マリオカートなんかはわかりやすいけど、ぶっちゃけた話
ガンダムなんて一見したら何がなにやらって形だからね(笑)。

その上で、VR体験をするためにゴーグルやら何やらを装着する。
その「正しい装着」の方法をレクチャーしつつ手伝う作業。
当然終了後に外すお手伝いも必要になりますよね。
全て終了してお客を送り出したら、すぐにそれらの掃除。
とりわけゴーグル周りは丁寧に。

体験スタート後は、アクティビティごとに程度の差こそあれど
客を「外側」からガイドすることになります。
普通のアトラクションであれば、そこで何が起きているか、
お客さんがどういう状況かは、見れば概ね把握できる。
でも先ほど書いたように「傍から見たら何がどうなってるかわからない」
VR体験では、客が「取り乱し過ぎて」パニックになった時に
普段とは違う対応が絶対に求められるでしょう。

実際の体験は5分程度で終わりますが、前述のような前後の段取りが
ある分だけ回転率は落ちて、どうしても体験待ちの行列ができる。
(最繁忙時はマリオカート180分待ちとかあったはず)
その間を利用してあらかじめアクティビティの紹介であったり
注意事項であったりを説明する。無論、何も見ずに。
海外からのお客さんを考慮して、英語が話せる方もいるし
あらかじめ数ヶ国語で書かれた注意事項シートが準備されてて。

そんなこんなで、ひとつのアクティビティの見た目の規模に対して
アテンドされているスタッフの数は目に見えて多く、やっている仕事は格段に多い。
もちろんその全員を観察したわけじゃないけど、少なくとも
私がお世話になった方々はみんな機敏にテキパキ動いてました。
あのー、エヴァのとこにいた女性の眼鏡率が高かったのは
やっぱり劇場版を意識しての事なんでしょうか(笑)。

このVR ZONE、以前はお台場にあった時期があるそうなので
そこで一定のノウハウは溜まっているんでしょうけど、
これ研修とか相当大変そうだなぁ、なんて事を並びながら
ぼんやり考えて、唐突に向こうから悲鳴が上がって我に返る(笑)。
なんかね、VRと言っておきながらそういうリアルなところ
結構印象に残ってるんですよ。

他にも書けることは色々あるんだけどキリがないので、最後に蛇足を。

入場料と4つのアクティビティ体験チケットがパッケージされてる
前売り入場券が4400円。これと当日券の販売枚数である程度の
入場制限が掛かります。体験チケットは一部を除いて追加で購入できますが、
10時の開園から最終受付の21時30分までで、ザックリ2000人が入場したと仮定して、
それでも1日の入場料売り上げは1000万円に届かない計算だと思います。

それでいてあのスタッフの多さ。
無論それぞれの筐体は量産されているわけもなく、
運用・維持やメンテナンスも色々と必要になるでしょう。

つまり、何をどう考えても儲けるための施設じゃない(笑)。
いや傍から見た浅い素人考えなので間違ってるかもしれない。
実は金の雨が降るレインメーカーな施設なのかも!

ある意味すごく失礼な物言いになりますが、オッサン的には
この場所には「namco」を凄く感じました。子供の頃に憧れた
あの「遊びをクリエイトする」会社の系譜が、ここにあった。


一連のアイマス周辺のあれこれは、確かにひとつの価値観、
敢えて「バンナム的」とでも表現してみようか、そういうものに
基づいていて、それはそれでひとつ芯の通ったものではあろうかと
思いますが、個人的にアレは、やっぱりちょっと違うんだよね。

最初に書いたように、それまでVRとは縁もゆかりもなかった私が
ちょっとした事情でこの施設に足を運ぶことになったわけだけど、
行ってよかったです。VRに限らず、物事を考えるヒントを貰った気がします。
まだ準備中のアクティビティもあるので、もし機会があれば
直接自分で確かめに行って見てはいかがでしょうか。
(攻殻機動隊ARISEとかどうなるんだろう・・・)

多分、階段上がっていきなり耳に入る悲鳴を聞いてほっこりするよ(笑)。
そこがきっと、仮想世界へ繋がる現実世界側の最初の扉。
こればっかりはVR体験できないからね。
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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