赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
08 | 2023/09 | 10
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オールド・ルーキー?
この動画の24:30過ぎあたり。



申し訳ない、あまりにらしくて笑い転げた(笑)。

林原めぐみ、50歳にして初めてのライブというニュースは
様々な衝撃をこの界隈にもたらしました。我々古株のファンは
「マジかよウソだろあのめぐさんがライブとかやるのかよ?!」
という半信半疑な感想でしたが、若い方々からすれば
「マジかよウソだろ林原めぐみってライブやった事なかったのかよ?!」
という反応が多くて(笑)。

まぁそうだよね。
今日、声優さんがラジオのパーソナリティを務めたり
歌を歌ったりライブをやったり・・・といった光景が日常的なものに
なったのは、この人がそれをビジネスとして軌道に乗せたからなわけで。
それが当たり前の世代の人からすれば、これだけの大物なんだから
ライブの1回や2回そりゃやってるだろ、って思うのが普通でしょう。

赤ペンがこの界隈に足を踏み入れるキッカケになったのが
めぐさんである事は、以前にもこのブログで書きました。

久々にルーツを辿ってみた

スニーカーの紐を締めなおして

強引にアイマス的繋がりを挙げるとするならば、
新田美波の中の人であるこの方との縁。

先輩面できるほど最近は聴いてないけどね(笑)

めぐさんが何故今になってライブをやる事になったのか、
その理由は「スターチャイルドレーベル(以下スタチャ)が無くなったから」
という一言で説明がつくと思っているんですが、その辺も含めて
だいぶ旬は過ぎた感があるけれど、事情をよく知らない方向けに
説明しながら、この件で思う事をちょっと。


めぐさんがライブ、正確には「自分名義の有料ライブ」を
やってこなかった理由は、ひとえに「本人の意向」です。
自身の活動の方向性として、コンサート活動はしない。
自分はそういう仕事をする人ではないのだ、と。

だから、めぐさんが歌う姿を見るのは基本的にレアケース。
有料ライブなら、例えば他の方のライブにゲストで出るとか、
もっと大きなイベントの出演者として出てくるか。

赤ペンは2回だけそういう場に居合わせています。
1回目は奥井雅美ファーストライブの会場。
2人で「Get Along」を歌ってましたなー。
それが何年前の話かは思い出さない様にしておきます(笑)。

2回目は、2年前のキングレコードスーパーライブ(キンスパ)にて。
この時も出演者にめぐさんの名前があった事で一部オッサンどもが
ざわついたのは記憶に新しい(笑)。
パンフにインタビュー記事が載ってたんだけど、そこでも
「ふーん、そういうイベントやるんだーって他人事だと思ってたら
 自分も出ることになってると聞いて驚いた」
みたいな事を語っています。

他にも同様の話があったかどうか、すぐには思い出せないんだけど
とにかく回数はホントに数えるほどしかなかったはずです。

じゃあ、有料ライブじゃない場所ではどうなのか。
それもやっぱり回数は多くないんだけど、
ざっくり言って2つのパターンがありました。

ひとつは、スタチャが絡んでいるアニメのイベント。
かつては夏と冬にスタチャ関連の新番組を集めたイベントがあったので、
そこに出演者として登壇し、OPやEDも歌っているのでここで1曲、という流れ。
他にも作品単独のイベントなんかで歌うこともありました。

もうひとつは、自身がパーソナリティを務めているラジオの公開録音の場。
現在も続いている「Tokyo Boogie Night」、2015年に終了した
「ハートフルステーション」の両番組で、放送回数100回ごとに
公開録音イベントを行っており、そこで最後にミニライブ的に
数曲を歌うのが恒例行事となっていました。
週刊の番組だから1年でだいたい50回。つまり2年に1度のイベントですね。
この2番組は1年おきに節目を迎えていたので、毎年どちらかの公録イベントが
さながら七夕のように年に1回行われていたと(笑)。

どちらも観覧希望者は往復はがきをキングレコードに送って、
当選した人が入場できるという無料のイベントです。

これ以外の機会も多分あったとは思うんだけど、
いずれにしても、四半世紀にわたる活動の中から
これらのケースを全てかき集めても、下手をしたら最近の声優さんが
1~2年あれば経験できるくらいの場数しか無いのではなかろうか、
ってくらい、人前で歌うめぐさんは珍しかったりします。

さて、そろそろ本題に入りましょう。
ファーストライブの会場が中野サンプラザと聞いて、
古いファンである私は「ああ、らしいチョイスだなー」と
思ったんだけど、「いやそれいくらなんでもキャパ狭くねぇか?」
って声も多数聞かれました。まぁ確かにもうちょい大きいところでも
埋まりそうではあります。経歴が長い分ファンの年齢層も広いだろうし、
そもそもあの会場だと、うっかりしたら関係者席だけで
2割くらいは平気で埋まりそうだ(笑)。

その疑問は、開催日である6/11のスケジュールを聞いて氷解しました。
この日は同じ中野サンプラザで、まず「Tokyo Boogie Night」の
放送1300回記念の公録イベントがあり、その後で同じ会場を使って
ファーストライブが行われる
のだそうです。今しれっと書いたけど
1300回ってエラい数字だなしかし。

ここから先は推測がメインになるので注意してね。
ホントのところはこの業界のオトナのジジョーに詳しい人に聞いてね(笑)。

つまり、このファーストライブは「ライブありき」じゃなかったんだなと。
公録の最後に行われていたミニライブが単独で切り出されたんだ、と考えると
色々と合点がいくわけです。公録の方で一切歌わないのか、
それとも何曲か披露するのか、その辺はまだわからないけど。

ちなみに公録はこれまでどおりの抽選方式。
ライブの方は、まぁ普通にチケット販売って事になるんでしょう。
っつーかめぐさん、「多分チケットとか売るんだと思うの」って・・・(笑)。

なんで今更、そんなめんどくさい事をするのか。
ここでようやく「スタチャが無くなったから」って話が出てくる。
何度も言うようでクドいけど、あくまで推測だからね(笑)。

スターチャイルドレーベル。
「2001年宇宙の旅」のアレがその名前の由来のひとつ。
キングレコード内におけるアニメ・声優等に関連した作品を扱う
社内レーベルの名称。設立は1981年。古参も古参、老舗のレーベルです。
とりあえず詳しい事はググって調べてくれ(笑)。
どういった人たちが関わっていたのかは、2015年のキンスパの出演者を
見てもらえれば、概ねご理解頂けるかと思います。

その中でも林原めぐみというアーティスト(敢えてこう呼ぶ)は
言うまでもなくレーベルの看板だったわけですが、2016年に
キングレコード内の事業統合によって、スタチャの名称は消滅しました。
その前後にキングレコード所属のアニメ・声優系アーティストに
色々あったって話に関しても詳しい事は各自ググってくれ(さらに笑)。

前掲したラジオの告知の中で、めぐさんは笑いながら
「アミューズメントとかクリエイティブなところからの圧力により」
と語ってました。ちなみにスタチャが事業統合されてできた部門が
「キング アミューズメント クリエイティブ本部」なわけですが、
おい圧力とか普通言っちゃアカン奴やろと(笑)。
しかもそのテンションで(さらに笑)。
この人じゃなかったらシャレじゃ済まされない話になりそうですが
まぁそれは置いといて。

めぐさんのラジオはスタチャが自社製作していた番組ですので、
ラジオにまつわる諸々の費用も自前で出していたはずです。
でも、レーベルが無くなったらどうなるのか。

ラジオの記念公録イベントじゃ、販促の枠には入れづらい。
会場を借りる費用やスタッフの人件費など、
中学生でもわかる単純な経済の話がそこに残る。
ここまで書けばだいたいお分かりになるかと思います。

もしハートフルステーションがまだ続いていたとしたら、
きっとファーストライブは去年、ハートフルの公録に合わせて
開催されていたんでしょう。

告知の時のテンションに加えて、スタチャの名前にも引っ掛けて
「いつまでも子供じゃいられない、っていう事で」
とめぐさんが発言しているのが、その象徴かな。
四半世紀にわたってずっと続けてきた公録イベントをやるには、
こういう形にしないと世の流れは許してくれなかった、ってとこで。

その辺を諸々鑑みると、ファーストライブ開催の報に対しては
古株のファンとして色々と複雑な想いを抱きながら
苦笑いしている
のが本音なんですよね。
スタチャの件以外でこういう流れになっていった要因とか、
色々とわかってしまう部分がある分だけ、余計に。

でもまぁ、それはそれ、これはこれ。
やると決まった以上、仕事に手を抜くような人でない事は
よく知ってますので。

それにしても、これチケット手に入るんか?(笑)
そもそもチケットいくらになるのかとかその辺からしてわからない。
多分本人は「赤字が出ない程度の金額で」って思ってるに違いないけど
オトナのジジョーがどこまでそれを許容してくれるのやら。

さすがの赤ペンも一応頑張って入手の努力をしようと思いますが、
どーなんだろうねこれ。販売方法もまだわかんないし。
まぁチケットが手に入らなかったとしても、当日の会場周辺には
足を運ぶつもりです。久方ぶりの同窓会気分(笑)。

しかしどんなライブをするんだろう。全然読めない。
読むも何もファーストライブだしなぁ(笑)。
恐らく、一般的な意味においての「ライブとしての完成度」的な部分は
最近の若い方たちがやるそれとは比較にならないのでしょう。
繰り返しますがこれがファーストライブ。しかもそういう事をするための
修練を積んだわけじゃない人が、実戦で鍛えてきたわけでもなく、
ここで唐突にライブをするんだもの。

でも、だから楽しみ、っていうのが正直なところ。
こういう状況そのものと、ここに至るまでの時間と、
いろんなものに思いを馳せてこの時間を過ごせたら
それでいいんじゃないかと。どこから入ってこようが、
途中どれだけ時間が飛んでようが、それは些細な問題で。

この時期はちょうど私の誕生日のちょっと後。
いい誕生日プレゼントになってくれたらいいんですけどね。
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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