赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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アイマスキャラのグループ語り ―Passionate Yellow編―
最初に皆様に深くお詫び申し上げます。
このグループの説明においては、割と刺激の強い言葉
よく使われることをあらかじめご承知置き下さい。
だってこのグループは「都合のいい存在」枠だもんなぁ・・・(苦笑)。

アイマス、シンデレラ、ミリオンの主要キャスト3名を縦割りして
グループごとにその趣旨を語るという前提は最初から破綻している
ってな話を一番初めに書きました。

そりゃそうだよね。そもそもこのグループの一番手になる美希は
アーケードゲーム時代は存在せず、XBOX360への移植時に
追加されたキャラなんだもの。アケマス稼動当初の時点では、
3人にそれぞれ役割を持たせるという考え方があるはずもない。

だいたいこのグループにYellowという色を割り振っておいて、
実は3人のイメージカラーってライトグリーンとオレンジとイエローで
まぁ似てないこともないけど基本的に違うじゃん!と(笑)。
赤組と青組はキレイに同じイメージカラーになったのにね。

ま、そこは後付の論理って事でもいいんじゃないかと思います。
世の中、長いこと続いているうちに「途中から追加された要素」が
あたかも「当初からの想定」であるかのように語られることなんて
そこかしこに実例がありますしね。

ただ、まぁ、なんというか、そこがスタートだったせいなのか
それとも単なる偶然なのかわからんけど、色々この組はね・・・(笑)。


ニコニコ動画でシンデレラのラジオが始まるという時、
パーソナリティを見て首を捻ったんですよね。
卯月、凜と来て未央がいない。
そして同じくミリオンのラジオがスタートするって時も、
未来、静香と来て翼がいない。やっぱり首を捻った。

あーいやいやクソリプ勢の皆さん落ち着いてください。
キャストの名前だけを見た瞬間の直感的な感想であって、
そこから先の事は一切含むところはありません。
それに765勢だって春香・千早・美希のトリオでレギュラーの
ラジオをやってないどころか、歌姫楽園なんてあずちはコンビですし。

ところが今度はミリオンのLive The@ter Dreamersですよ。
デュエット曲で春香・未来があって、千早・静香ときたら、
そりゃ普通は美希・翼って思うじゃん?でもそうじゃなかった。
ゲッサンの漫画の最新刊を読むと一応理屈はつけられますけど・・・
と思ったら、「アイル」ですよ。恐らくは翼のためだけの
スペシャルな楽曲が、この段階で作られちゃってる。

これらは全て、いろんな事情や作り手側の考えがあっての
結果でしょうし、赤ペンだってその辺を全く知らないわけでも、
察していないわけでもありません。だから非難をしているわけじゃない。
ないけれど、でも普通のファーストインプレッションを聞かれたら
そうなっちゃうと思うんだ。そこをいきなり「いいから察しろ」とか
言い切ってしまうのは、さすがに乱暴すぎると思うし。

なんかこういった辺りにも今回のグループの特性が
出ちゃってるような気がしないでもないんですよね。
じゃあ、そろそろ本題。

昔、とある黒っぽい生放送でアイマス2の貴音と響について語る時、
「後から追加される分、既存のキャラに食われないよう
 最初から濃いめの味付けのキャラになっている」

みたいな切り口で話を進めました。それがミステリアスキャラとか
沖縄という明確な出身地設定といったあたりだよねと。

この理屈はそっくりそのまま、箱○無印アイマスの
美希に当てはめることができます。

金髪にグラマラスボディの持ち主、俗に「覚醒美希」と呼ばれる
別ビジュアルとシナリオの存在、たった一人で無印アイマスの
CEROレーティングを上げたとさえいわれるコミュ内容の数々。

それらは全て、既にいる9組10人の765プロの中に後から入っていき、
かつ全員と対等に伍し得なければならない美希に与えられた武器です。
SPでライバルキャラとして登場するというワンクッションがあった
貴音や響よりも、それは明確で強力なものだったと思います。

にもかかわらず、なのか。それゆえ、なのか。
例えばアイマスSPにおける事務所移籍の一件。
例えばアニマスにおける竜宮小町入りを巡るお話。
他人を巻き込むようなトラブルの真ん中に、
往々にして美希がいる。

アニマスの話はともかく、SPの美希移籍の話って
今にして思えば随分な話ではありましたよ。
3rdライブでの発表後の会場のなんとも言えない空気ね(苦笑)。
アイマス2の騒動で上書きされちゃった感があるけど、
いわゆる大人の事情を鑑みる要素が、小町の時よりも
色々多かった分だけ波風が小さいように見えただけで、
本質的には何も変わらない。

ともあれ、実はそういった場所の出来事ってのは、
メタ的にはともかく、その世界の根幹に関わる大きさはないし、
一般的な意味での「重い話」ってわけでもなかったりする。
だからそれらはいずれちゃんと解決するし、解決したら
話はそこからまだまだ続いていく。

というか、「続いていってしまう」。
続いては行くけれど、何かは変わるし、何かが残る。
その辺について具体的な事例で示すのは難しいんですが、
例えば劇場版での春香やプロデューサーとの距離感は
そのひとつなのかなー、なんて思ったりする。

与えられた、有り余るほどの才能に比して、
美希って何気に話の上では恵まれる事がない。

私はそんな印象を持っています。

まぁそりゃあね、恵まれた子が恵まれた道を歩むってのは
お話として面白味がないからね。往々にして欠落の部分に
ドラマが生まれるのはストーリーのお約束。

こういう存在を言い表す表現でお手軽なのは、
「トラブルメイカー」ってとこだと思うんだけど、
もうちょっとメタな言葉を使っていいのなら、この枠は
「バランスブレイカー」だなぁ、というのが赤ペンの感想です。
主人公とライバルの二極構造による安定を打破すべく送り込まれた
第三の資格!・・・って安っぽい表現だけど、世界の根幹は揺るがさず、
周囲を置いてけぼりにするほど重くない、程よい按配で
世界を回し転がし動かしてバランスを崩し、その傾きに物語を生みだす。
つまり、「話を動かす上で非常に都合のいい存在」って事。

適度に暴れて世界を動かしてくれればOK。だからこそ、
そのために必要な、様々なアイテムやスキルが与えられている。
赤組と青組の二極構造だと、話が落ち着くところに落ち着いたところで
「めでたしめでたし」で終わっちゃいやすい。そうではなく、
転がり続けるためには必要不可欠な、そんな存在。

翼に関しては、ようやく漫画でもお話が語られたばかりですが、
未来や静香以上にわかりやすく「先輩のかつての姿」を
投影されている(いや、「させられている」かな?)子です。
同じようなお話はいくらでも作れそうですけど、それじゃ結局
2番煎じのプチ美希でしかない。いくらなんでもそれはないでしょう。

そうじゃない何かって、どんなものになるんだろう。
たぶんヒントは、3巻の相方役だったジュリアと瑞希。というか、
未来や静香じゃないというところかなぁ。
表紙の絵で表現されている「両翼」は、たぶん好きなように
いろんな翼を自由に付け替えられるって事でもあると思います。
そして用意された翼は多岐に渡っている。翼の数だけ
違う飛び方ができる強さを見せられるんでしょうか。

そしてもうひとつ、敢えて翼に望みたいこと。



こういうシーンを、ちゃんと見せて欲しいんですよね。
「いずれは」じゃなくて、ミリオンの枠組の範疇の中で。
これは以前にも紹介した、赤ペンが一番好きな無印美希のコミュ。
覚醒ルートのハニー推しはさすがに辟易する部分もあるけど、
一方でこういうシーンもたくさんあるんですよね。

さて、そんな翼に「大人になったらわかる」と言ってみせる美希の姿は
確かに成長しているんだけど・・・うーん、たぶんこのコミュの後なら
色々納得できるんだけど、何しろパラレルの話なんでねぇ。
個人的にはもうひとつ何か見せて欲しいかなぁという感じ。
具体的に表現するのはちょっと難しいんですけど。

PS4のアイマスがどうなって、そこで765組がどんな風に
描かれるのかはわかりませんが、たぶん2nd Visionの単純な
続きの話とは到底考えられないし、別のお話が紡がれるにしても、
私が思う「もうひとつ」はたぶん描かれないでしょう。
ちょっと宙ぶらりんな状態かなぁ、今は。

さて、大変長らくお待たせいたしました。
そんなこの枠の在り様を逆手に取ったのが、デレアニの
未央だったのかなぁ、という話の持って行き方は
皆様のご想像の通りでございます(苦笑)。

素質や才能という話的には美希や翼とだいぶ違いますが、
(あ、考えてみればこの組はみんなグラマラス枠ですねぇ・・・)
感情が表に出る明るいキャラクターなのは共通。
そして何より、「都合のいい存在」である事は
前述の二人以上にわかりやすく描かれてたわけで。

もう言うまでもない、デレアニ1期6話で挫折した件。
凄いなぁと思ったのは、あのシーンそのものよりもむしろ、
物語内どころか視聴者からも「当事者視線」を奪い去り、
未央に対する感情移入を最小限に抑えようとした、そこまでの流れ。
「まぁデビューしたてのアイドルのステージなんてこんなもんだよね」
と一瞬でも見てる人に思わせたら作り手の勝ち、と言わんばかり。

あの瞬間、未央はものの見事に「ひとりぼっち」になった。
驚くほど丁寧に、徹底的に、デレアニはその道筋を作った。
赤ペンの観測範囲内だけではあるけれど、6話終了直後の反応を
見ていると、それは必要以上に成功してたような気がします。

そこで終わってたら文字通り「都合よく振り回された」で
事足りるんだけど、それ以降の未央は、言ってみれば
「踏ん張りが利く子」になってるなぁ、って思うんです。
ああいう性格なんで相変わらずそこかしこで躓くんだけど(笑)、
「気付き」と「我慢」ができるようになった気がする。

それが23話の公園で、卯月を見て泣くしかない凜とは対照的に、
上を向いて一度涙をこらえて歩み寄るシーンであり、凜も支えつつ
卯月を待ち、ステージを見届けて、最終回の舞踏会当日になって
ようやく二人の間に入って泣く、あの姿。
「やっとニュージェネでステージに立てる」って。
自分がそれを言っても大丈夫な時まで我慢して。

どちらの事例も、一言で言えば「物語の都合」によって
他の子にはさせられない役回りが未央に回ってきたわけで、
その点確かに「都合よく使われてる」とは思います。
この役を誰かが担ってくれなければ、卯月にあの選択を
させるための外堀は埋まらないわけでして。

ただ、前提となる知識が一切なかった事もあるんだろうけど、
「いいように使われて終わった」感はなかったかなぁ。
むしろ、物語の要請で回ってきた役回りを通じて
ちゃんと自身の存在証明をして見せた、って思いますよ。

卯月や凜に比べて、前に出て行く性分であるせいか
未央について描かれている時間って結構長かった。
というか、卯月は最後の最後まで溜めまくってたし、実は凜って
そこまで主体的かつヘビーな話の真ん中にはいなかったりする。

前に出る分目立つし、だからちょっとした躓きでも
真っ先に目に入ることになる。その代わり、転んでも立ち上がる様子も
ちゃんと見られてる、そういうポジション。
赤ペンはデレアニに関して言えば、ニュージェネ3人の中では
未央が一番のお気に入りです。

このグループの子に共通する最大の武器は「本能」。
それは青組の子にはない、もしくは気づかないものであり、
赤組の子が持つアイドルとしての(あるいはその世界の作り手の要請による)
天啓にも似た信念とはまた違う、もっと動物的な感覚。

たぶん3人とも、学校の成績的には非常に残念な子だと思うんだよ(笑)。
いや未央はそうでもない・・・かなぁ。でも優等生っぽくはない。
それでもって、いわゆる「賢い」というタイプともちょっと違う。
でも、頭の悪いボンクラかと言われたら、そうじゃない。
うん、たぶん違う。ちょっとだけ自信ないけど(笑)。

もちろん、そうあってくれなければ世界をかき回すことができないから
そうなってるわけなんだけど、同時に最大の魅力もそこにある。
だからお行儀良く立ち振る舞ってしまうと、
「今のキミは『読める』んだ。だから怖さを感じない」
なんて、OFA追加シナリオで玲音に指摘されちゃったりなんかする。

赤組と青組の関係性が世界の広がりを示すとすれば、
そこに黄組が気まぐれに絡むことで、世界に奥行きが出る。
立体的な空間ができれば、別のものを入れる余裕が生まれる。
現実とは違う世界には必ず限界があるけれど、その限界を
どこまで規定できるのか、という要素のひとつを確実に
こういう存在が握ってる。小難しい表現をすればそんなところ。

アケマスが箱○に移植される時、ゲーセンとは違う環境で
このゲームがどう遊ばれるのか、それを考えた上で
ゲームの骨子を変えすぎることなく、家庭用としての
チューニングを施さなければいけない。そう考えると、
美希のような子が家庭用から加わったのは納得が行きます。
アケマスという幹に加えられた最初の枝葉、かな。
そういうまとめでいいんじゃないかと思います。

さて、延々と書いてきたこのシリーズはとりあえずおしまい。
自分で文章にすることでいろいろ得るものもあったので、
個人的には満足してます。書きながら「あれ、これ違うな」
みたいに思ってまた考え直したりとか色々(笑)。

短期間に色々詰め込んだので、しばらく間を置いてから
ブログのエントリは再開しようかと思います。そんなところでひとつ。
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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