赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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今年一発目の添削です
赤ペンについて長い文章を書いてくださる
稀有な方がいらっしゃるわけでして(笑)。

すごろく格納庫(中)
VRL14の個人的な思い出 後編(21時半~25時)


結構前からすごろくさんのブログにはちょいちょいお邪魔してるんですが、
まさか今回、突発的にはじめたVRL14のステージを拾われるとは
思ってなかったんで(笑)、まぁお返事もかねて添削というか
色々話を膨らませていこうかなと。

最初に。
本来、昨年末のVRL14では小町&フェアリーのステージだけやって
終わるつもりだったんですが、私の前で対バンをしていた
mknPとあとりえPが、急遽赤ペン&音Pの後ろの時間(0:00~)で
「合同ステージ」をやる、という話になって。

じゃあここは返礼しておかねばなるまい、という
まったく根拠のない義務感に駆られ(笑)このステージをやる事にしました。
そんな経緯だったから、当然流す動画もコンセプトも決めてなくて、
とりあえず音Pが普段やっているスタイルみたいな構成にして
自分語りをしようかと。色々コメントしてましたけど、
原稿みたいなものは一切ない、100%アドリブ。よくやるわ(笑)。

では、基本的には私信のようなものなんですが(笑)
文章を引用させて頂きつつ。改行は赤ペンが適宜行っているので
その点だけはご承知おきくださいませ。


> 生放送+解説コメント、という形態は視聴者がものを考える上で、
> ブログとも、音声による解説とも、チャットやtwitterのような
> 一対一でのレスポンスの応酬とも違った長所があるな、と思います。


結局、動画だけでステージをするのが無理だったから
コメントを入れようと思って、この時は体調が悪くて咳が酷かったので
声出しの放送が到底無理だったためにこのスタイルにするしか
なかったというのが真相なんだけど、この点に関しては
私もほぼ同意見であり、だからこそその場で何を書いたものかと
動画の進行具合とにらめっこしながら考えてて(笑)。
その辺の「使い分け」は、細かいけど重要ですよね。

> 冒頭に流れたのが、やよいおりの『We always Believe In Love』。

結局この時に選んだ動画は、私が作った4つの「竜宮小町動画」。
赤ペンの動画って並べて繋がり作るの難しいんだよね(苦笑)。
そしてそれだけでは尺が足らないので、話の流れとして
スタート地点にあったこの動画から入る事にしました。

> 「ありきたりのストーリーで作っていたはず」だったのに、
> そこに「いろんな意味が乗ってしまった」という話があって、
> その時期というのは、具体的に言うと2010年の10月末だったわけですが。


まぁこの辺の話は何度となく書いているので割愛。

> はるちはの『Above your shiny smiles ~明星~』があって、
> ゆきまこの『Can you give them the Last Chance?』があって、
> という”デュオ三部作” の流れで現れた動画、とのみ
> インプットされていたからだと思うのだけれど。


こっちもそのつもりだったんだよぉ・・・(笑)。

> けれども、この頃は、昨日までは当たり前に来ると思っていた
> "続き"が、ほんのちょっとタイミングが違っただけでも
> 当たり前に見られたかもしれない”次”が、あっけなく
> 消滅するということが実にたくさんあったなあ、なんて。


それは恐らく、アイマス界隈全体から見たら
ほんの数パーセントの割合もなかったのかもしれない。
その時はそうだったけど今は戻った、って事もあるかもしれない。

でも、現実としてその瞬間を自分の目で見ちゃったら、
さすがに客観視は難しかったりするわけで。
この生放送でもコメントしたけど、ニコマスにおける赤ペンPが
いろんな意味において「荒れていた」のがこの時期でしたねぇ。

> さて、次に流れた 竜宮小町の「Are you gonna be・・・」で、
> 赤ペンPは「この動画を境にして変わ」った、という言葉がありました。


確かこの話もどこかで書きましたね。
「前期赤ペンP」と「後期赤ペンP」とか表現してたはず。
すごろくさんにもそういう感覚があったということですが、
それは嬉しい反面「そこまでウォッチせんでも」などと
要らぬ心配をしてしまったりもする(笑)。

> 思うに、「変わる」以前の赤ペンPの動画……たとえば "デュオ三部作” にしろ、
> 『ハナミズキ』にしろ、『恋愛症候群』にしろ、それらは、公式が提示する
> コンテンツを、ニコマスの中の相互作用で生じてくるものを、自分なりの視点で
> 観察し、自分なりの切り口で彫っていけば、自然に、必然的に形となって
> 彫りだされてくる、そういうものだったのではないでしょうか。

そういう事ですね。
正確に表現するならば、動画や映像とは無縁の私が
こういう趣味に手を染めたのだから、最初の頃は
「そういう事しかできなかった」とも言えるでしょう。
多分それは私にとっては最適解だったんでしょうけど。

> ”「竜宮小町」プロデュース” 以降の自身の活動を、
> 「楽しく遊び続けるために、何をしたらいいのか。何をするのか。」
> を意識しながらの活動、と赤ペンPは形容しました。


それが2年経ち3年経ち、この時期くらいになると
それなりに慣れてきた頃合ですから、「捻る」という事を
覚えてくるわけです。そして覚えた事は実践したくなる。
そういう時期がたまたま重なったってのもあるんでしょう。
その意味では必然だったんだろうけど、この一件がそれを
加速させた事は間違いありません。

> なるほど、近年の赤ペンPが、動画作りにあたって、
> 目標であったり、ルールであったり、他のニコマスPに対しての
> 仕掛けであったり、行動する前の・行動するための、なんらかの設定・戦略を、
> きわめて意識的に設けながら活動していることは、傍目にも明らかです。


これも昔どこかで書いたかな。
赤ペンは昔から「コミュニティ厨」なところがあって、
そのコミュニティが何を奉じているのかというところから
割とすぐ離れちゃう傾向があるんですよ。アイマスを引き合いに出して
わかりやすく言うと、アイマスを見ている時間よりも、同じものを
見に来た横の人の方が気になるタイプ、と表現すればわかるかなぁ。

率直に言って、そういうタイプだと自覚している分だけ
常日頃から周囲に気を遣っている部分、結構あります。
あんまり正直な事を言うと「コンテンツへの愛がない」的な
捉えられ方をされてもしょうがないんで(苦笑)。
まぁ、いつもそうだったから私にしてみれば日常の光景ではありますが。

> そうした戦略性や、自らを分析する視野は、もちろん元々
> 赤ペンPという人間に備わっていた特質でもあるでしょう。


多分そうだと思います。でも間違いなくその特質は
ニコマスと接している時間が加速させたと思います(笑)。

> しかし、「変わ」ったのちの赤ペンPにとってそれは、
> そういうやり方を得意とする資質の持ち主だから、という以上に、
> そういうやり方をしなければニコマスPたり続けられないから、だった。


先ほど書いた事を念頭に置くなら、それは「変化」ではなくて
「当然の帰結」だったのかもしれませんね。年月が経った事と、
アイマスの側からある種の「キッカケ」が提示された事で、
私の本質が積極的に顔を覗かせるようになった。

例えるならば、どこか新しい国の言葉を覚え始めた頃と
数年が経過した頃とでは、使う言葉の語彙も文法も言い回しも
何もかもが変わるだろうし、またそうなる事で
「本来使っていた言語に近い表現」ができるようになった。

そうなったら、もうそっちの方が私にとっては断然面白い。
「待っている時間」が少なくなっていくんだもの。

> "無いものは自分で作るのがニコマス" という、一頃もてはやされた言葉がありましたが、
> 裏を返して言えばそれは、”自分で作り出さないと楽しく遊べない” ということ。


たぶん「赤ペンP」がこんな事を言ったらいけない気がするんだけど、
「私」は、中の人は平然とこう言う事ができます。
「そんなの当たり前じゃん」って。
与えられるモノを受け取るだけなんてつまらないじゃない?

無論それはこの場においての個人的な感想や嗜好の類であり、
別の場所では与えられるモノを受け取るだけの時間が
無性に愛おしく思える事だってあるわけです。
あくまでもケーススタディって事ですね。

> もちろん、赤ペンPという複雑な作者とその作品群とを

ホントすみません・・・(笑)いやこれ謝るところじゃない気がする(さらに笑)。

> あとは、作り手にとっての「勝利条件」とは何か、という話や

この話はもっと色々できるんだけど、ちょっとした理由があって
ここでは割愛します(笑)。恐らく別の場でそんな話をする事に
なるんじゃないかなぁ(棒)。

> 上で引用したような近年の来し方の中で、特別に満足のいった作品がどれだったか、

あれ、そんなこと話してたっけか・・・(笑)。
体調不良でボーっとしてたからかなぁ・・・。

> 全体として、楽しいとか面白いとかいうよりも、考えさせられること、
> 気づかされることが多いという意味において充実した枠だったと思います。


突発ではじめた生放送だったから、何をどうしたところで
エンターテイメントとして成立させ得ないのだから、
この方向に振らざるを得ないわけで。
ニコマスでは割と頑張ってエンターテイメントするようにしてますけど、
私の本質はこういう方向性なんでしょうね。

この生放送を告知する際に「ちょっとだけ本気出す」と要ったのは
つまりはそういう事です。突発だから本気を出さざるを得なかった(苦笑)。

まぁそんな感じで、面白味には欠ける生放送ではあったと思いますが
VRL14というお祭りに多少なりとも役立ったのであれば幸いです。
今年は黒いテスト放送も増刊で復活してますし、引き続き赤ペンは
「楽しく遊ぶために何をどうやろう」ってな事を考えながら、
ボチボチ動画も作って行こうかなと思っています。

ブログの方は、そろそろ書いてみたい事もいくつか出てきたので
マイペースで原稿を書き溜めて、たまには長文を上げようかなと思ってます。
まぁ優先順位は低くなっちゃってますけど(笑)。

とりあえず今回はそんな感じで!
この記事に対するコメント

ブログに直接書き込ませていただくのは初めてだったかしら?
お邪魔いたします。添削記事、ありがとうございました。
急かしてしまったようで申し訳ありませんが、楽しく、有り難く拝読いたしました。

赤ペンPを語る長文が稀有、とお言葉をいただきましたが。
私の方としても、こうして自分の書いた文章について、一文一文フォローと突っ込みを入れながらレスポンスを貰う(しかも書いた対象の当人から)、というのは滅多には出来ない体験です。こちらこそ、稀有な機会をいただいて、感謝することしきりです。
正直、こんな的外れなことを書きやがって! とお叱りを受けることも覚悟しておりましたが、もっぱら優しくフォローをしてくださって、ほっと胸を撫で下ろしているところでもあります(笑)。

「赤ペンPという複雑な作者とその作品群」について、もう少しだけ。
理論とか分類とかいったものは、やはりどこまでいっても便宜的な見取り図を提示するものに過ぎないわけで。
当該の文章をとりあえず書き終えてから、赤ペンPのあれこれの作品を思い浮かべたり見返したりするごとに、”◯◯以前はこういう作り方で◯◯以後はこういう作り方” とか、”Aはあっちのタイプの動画でBはこっちのタイプの動画” とかいうような単純な区切りだけでは、取り落としてしまう大事なものがたくさんあるのを感じます。
「複雑な作者とその作品群」とは、そういうものをこれから出来る限り捉え直していかなければならない、という私自身の反省と展望をこめた言葉であり、作家と作品の奥深さ、面白さへの賞賛の言葉でもあるつもりです。

それでは、(私自身がどれだけ追えるかはわかりませんが……)今年も、赤ペンPの活動を楽しみにしております。



【2015/01/28 22:06】 URL | Vinegar56% #z.Jczy7U [ 編集]


すごろくさんどーもですー。まぁレスでも何でも長いのが私の特徴なんで・・・。
お返事をしている時点で「正しい・間違ってる」程度の差異はあっても
「的外れ」ってな事はあり得ないので、そこは今後もご心配なく(笑)。

まぁ複雑というかなんと言うか、自分の時間をそれなりに割き、
それなりに一生懸命やっている事ならば、そこに「その時の自分」が
相応に乗るのは当然でしょうし、それがすべて同じ形や向きだったら
それはそれで興味深いけど不自然ですからねぇ。そこはもう
特に考えもなくダダ漏れでもいいや、と思ってるんですけど(苦笑)。

という事で、今後ともどうぞ宜しくお願いしますー!
【2015/02/01 00:25】 URL | 赤ペン #Td/ILGRk [ 編集]


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赤ペンP

Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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