赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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ワンフォーオールの事
5月に発売が予定されているワンフォーオール(以下OFA)。
2nd Visionの中で発売される最後のゲーム、という事に
なるんでしょうかね。どうなんだろう。

以前から書いている通り、赤ペン的には
「新しい素材として使えるものをお願いします」
という不謹慎な感想で事足りてしまうわけですが(苦笑)、
あまりにそっち系の話ばかりだと殺伐とするので、
もう少し色々と感じた事を書いてみようと思います。

私が楽しみにしているのは、OFAの内容そのものよりも
その発売自体が界隈にどんな影響を及ぼすのか、それを
見てみたいなーという点でして。


我々古参のファンにとってのアイマスは、何はともあれ
まず最初にゲームありきのコンテンツでした。
だから「自分でプロデュースをする」、つまりアイマス世界の中に
アクティブに関わっていく体験を、多かれ少なかれしています。
その上でアニマス等の展開があったと。

一方、アニマスあたりから入った人にとってみれば、
基本的にアイマスの世界は「見ている事」が多かったと思います。
まぁゲームもあるけれど、シャニフェスは普通の音ゲーだし、
ソシャゲはまた独自の世界があるわけで、箱○やPS3的な意味での
プロデュースとはちょっと違う。

だからアイマスの世界で765プロのアイドルを自分が
プロデュースするという行為が、アイマスは知っているけれども
そういう事をした事が無いという新しい人たちの目に
どんな風に映るのかって、すごく興味があります。

こういう事をいうとまた古参だ老害だと揶揄されるんだろうけど、
まぁそれは事実だし仕方がないから書きましょう。
やっぱりアイマスという樹の「根っこ」の部分は、無印や2のような
「自分がアイドルをプロデュースする」という事にあると思っています。
アニメやソシャゲは、太い太い「幹」の部分のようなもの。
私の中ではそんな風に捉えていて。

プロデュースと言っても、それは単なるゲームプレイです。
でもアイマスという世界は、そこにそれ以上の意味と価値を
生み出した、ファンが見出した
からこそ、ここまで続いてきたとも
思うわけですよ。具体的にそれを明示するのは難しいけれど。

アニマスあたりからこの界隈に入ってきた人たちが、
それを体験する機会が、OFAの発売で生まれるわけです。
確かに無印や2やSPやDSといったゲームは既にあったけれど、
アニマスから遡って昔のゲームをやるのに比べれば、
遥かに身近なところに、自然な流れで登場する。
これ、結構大きいと思うんです。

もちろんプレイしたところで、体験の内容も違えば
感想も違うものになるのでしょう。まだゲームの内容も
あまりわかっていないから、何とも言えない部分も多い。
でもまぁ、それは致し方ないという割り切りができる範疇かなと。
私だって古参ではあるけど、アケマスの時代からやっている人とは
明らかに違う体験を経て今に至ってるわけですしね。

巷間囁かれている通り、基本的にOFAは「次のアイマス」への
繋ぎの位置づけにあるのだろうし、DLCとかでこれを延々と
引っ張るつもりもないのだろうとは思います。
まぁ本腰入れてやるのはPS4の新作でいいと私も思いますし。

それもあるので、OFAについては
「自分にとってすごいもの」が出てくるとは思っていません。
そこは期待するべき事じゃないのかなーと。
(さっきも書いたけど私は素材がちゃんと提供されればゲフンゲフン)
古参勢も楽しめるものなら無論それに越したことはありませんが、
まぁ今回はあまり気にする部分じゃないのかもしれない。

その代わりと言ってはなんだけど、
「初めて自分でプロデュースをする人たちにちゃんと機能して欲しい」
と、これは本気で考えています。ただ、現時点でのアイマスは良くも悪くも
出すもの全てがポジティブな評価を受けやすくなっちゃってるので、
その判断は非常に微妙で難しい話ではありますが(苦笑)。

昔話をいくら聞かされたって、わかんないものはわかんないよ。
それより、多少中身は違っても、同じ事が出来る状況を作って
実際に体験してもらう方が、"世代"の異なる同士でも
共有できるものは遥かに多くなる
と思います。

だから。
「今度は13人プロデュース可能!」という謳い文句を見て
さすがに私も苦笑せざるを得なかったくらいには老害なわけですが、
その一方で、ちょっと嬉しかった事もあります。

ゲームの中で13人をプロデュースする事が、アイマスにとって
必要だと思ったから、こうしたわけですよね、きっと。

時間はかかったし紆余曲折の経緯はあったけど、
2nd Visionのうちにそれが実現する。
この前書いたエントリで触れた「2nd Visionのやり残しの回収」
という意味で、それが二重に機能してくれたらいいなと。

ひとつは文字通り全員がプロデュースできるという事。
もうひとつは前述の通り、ゲーム以外のところから入ってきた人が
プロデュースする機会を得るという事。
新参であれ古参であれ、アクティブにコンテンツに触れる機会と
パッシブにコンテンツを受け取る機会の両方が、選択肢として
目の前に用意されているという状況。

そこから先の感想はさまざまだろうけど、ともあれこれでようやく
「ひと通り全部が揃った状態」になるのかな、と思います。
まぁ古参の感慨と言われたらそれまでなんでしょうが(笑)。

アイマス2が発表された時に公開された
「The world is all one」のPVで、それぞれ背の高さが違う
5人がちゃんと手を繋ぐ映像がありました。
無印時代にはできなかった事が実現したシーンです。

例えば貴音やあずささんの高さと、やよいや響の高さは違う。
隣の人が変わればその相対的な位置関係は毎回変わる。
お互い同じステージに立ち、お互いの高さを把握し、
お互いに歩み寄らなければ、キレイに手は繋げない。

今年は、そういう事のためのものがもっと出てきてくれたらなぁ。
そんな事を、漠然と思っています。
この記事に対するコメント

アケマスからやってる俺です。
アケマスPVの最初に出てくる言葉
「プレイヤーは新しい日常を体験する」
この言葉がアイマスなのかなって思ってて、
アイマスのある生活が、今までの生活と違う楽しいものであれば
それがプロデュースしてるってことかなってぐらいの広義でアイマスやってます。

今までのアイマスでプロデュース感が強く出ていたのは
アケマスのランキング狙い、
ニコマスの再生数、マイリス数、週刊ニコマスランキング、
アイモバ505エリア攻略戦
この3つかな?
家庭用ゲーム機のプレイだけでは、
あの理不尽な芸能界のスリルはあまり感じないかなぁって。
まぁ、世の中の人すべてがそんな理不尽な芸能プロデュースを望んでるわけじゃないですが。


あと、最近は3rd visionって実は考えてないんじゃないかとも思い始めました。
10thでなんらかの区切りがあるのかもしれないですが、
でもそこで全員入れ替えとか全然しっくりこなくて、
アイマスガールズたちに次の5年やれる?って質問したら
やれますって返事がかえってきそうだし・・・

まぁ、それでもアイマスが9年続いたことは
俺にとっての大誤算です。
こんなはずじゃなかったんだけどなぁ。
【2014/03/10 01:55】 URL | まこT #- [ 編集]


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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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