赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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2013年下半期ニコマス20選・赤ペン版<その2>
主催・ATP


ポータルサイト
http://nicomas20sen.blog.fc2.com/


20選マイリスト版


では早速、残りの7作品について。


テラフガシP


シリーズもののノベマス系動画は完結してから選ぶのがマイルール。
そうじゃないケースもそれなりにありますが、それが原則。
という事で、最終回を迎えたこの動画をついに選ばせて頂きました。
もっとも私はこのシリーズの後半の流れが凄く好きなので、
途中の段階ではそもそも選ばなかった可能性も・・・(笑)。

実のところ私は「幽々白書」も「HUNTER×HUNTER」も
それほど思い入れがあるわけじゃないんだけど、
でも十分楽しく見る事が出来ました。

単純に話の持って行き方やキャラの絡ませ方や
次回への引きの作り方が上手い点を評価してもいいし、
長期間の連載を完走したという一点だけでも
敬意を表するに値するんだけれど、この作品に関しては
私はプラスしてもうひとつ書きたい事があって。

二次創作でお話を紡ぐ時に「一次創作物の状況の変化」って
結構クリティカルに作用する事が多くて、だからVRFの時は
現在進行形だったアニマスとバッティングしないような話を
用意しようと考えたりしたわけですが。

ご覧の通り、この作品はアイマスSPでの美希移籍の話を
アイマス的要素の骨子に置いています。でもそれから
作品の完結に至るまでに、アイマスにどれだけの出来事があったか。
とりわけアイマス2の時の騒動なんて、言葉は悪いけど
スキャンダラスに取り入れる事も、逆に前向きな解釈をして
取り入れる事も、どっちも出来たはずです。

事実、作品の中にそれらの要素は巧みに折り込まれていきました。
でもそのストーリーは、SPの美希の物語の上に、その着地点を
ちゃんと置いて、揺らぐことなく終わった。

あの話、もう5年前の出来事だぜ?作っている中で
軌道修正する事だって、多分この人なら上手くやれると
思うんですよ。でもそれをしなかった。それがこのシリーズを
最後まで見た時の、ある種の爽快感に繋がってるのかな。
もし途中で方向を変えていたとしたら、たとえいい感じで
着地点があったとしても、スッキリ感は目減りしてたんじゃないかな。

そうした理由の細かい部分は推察するより他ありません。
強い拘りなのか、お話を紡ぐ上での必然なのか。
まぁ作品の構造上後者の意識は大きかったとは思うんですが。

エンディングのIt's showという選曲もお見事でしたが、
ある意味、まさしくThe Show must go onだったなぁと。
「何が起きても、ショーは最後まで、予定通り続けなければならない」

そんなこんなで最終回を選出。まぁ小難しい事を書いたけど
単純に見事なお手並みというかわかってらっしゃるというか。
春香と美希のバトルはストーリー上実際に描く必要はないし、
その分そこまでのバトルを濃密に描いているあたりとか、
そういうところは見習う点が多くて勉強になります。

で、次回作はいつですか?
ついにテラフガシPから「仕事をする方の」という
枕詞が取れてしまうのか否か、次号を震えて待て!(大げさ)


戦前P


今期は疑似m@sを3作も選んでいるんですが、
敢えてまさかの真面目な語りをしてしまおう。
「元となる素材の質の高さ」って、ホントに大事ですよね。

アイマスMADがこれだけ広まった何よりの理由は
あのダンス映像のクオリティが高かった事であり、
またそのバリエーションが豊富だった事だと思います。
故に他の曲とそのダンスを合わせる「ダンスシンクロ」という
特殊かつ敷居が低いメソッドで形にする事が出来たわけで。

Stage6の素材の事とか無料のVideo Studioの事とかも
書き始めるときりがないので割愛しますが、ともあれ
素材の良さってすごく重要だよねと。それと同じ事が
この動画にも言える気がするんです。

というかね、この時代のエンターティナーは凄いわ。
クレイジーキャッツはさすがにリアルタイムでは
見ていないので逆にいろいろ知識を仕入れてから
見てましたけど、例えばドリフターズなんてガキの頃は
コント集団としか見てなかったもん(苦笑)。

質が高いのは演者だけじゃない。
しかしまーこの頃はホント金と手間を惜しまずに
バカをやってたんだなぁと(笑、無論褒め言葉)。
今こんな事をやった映画を上映しようものなら
たちまち色んな意味でネット上騒然とかなりそうだわ…。

この「骨太なエンターテイメント性」は、
いろんな意味で見習いたいなーと思うんですよね。
確かに今の時代に同じ事が出来ない理由がたくさんあるのは
百も承知だけど、様々な枝葉が伸びていくためには
流行らなくても廃れてもこういう幹の部分がないと
アカンのだと思うんですね。ここがダメになってしまうと
枝葉まで持ってかれちゃいそうで。

あと個人的には「戦前P」なのに「戦後の高度成長期真っ只中の素材」、
というのもなんか微笑ましくて好きです(笑)。

さて、今書いた話は残り2作の疑似m@sでもほぼ同じ事が
言えてしまうわけで、さぁどうやって文章を使いまわそうかと
今から頭を悩ませるばかりです(苦笑)。


狡猾全裸富竹P


これまた悩みの種の1作。と言ってもその悩みは単純で、
これかりんなおかれんのはりばりか、どっちにしたものかと。

っつーか、フラっと見る分には絶対はりばりの方が
いいと思ってるんですよ。いろんな意味で分かりやすいし、
あの衣装のコーディネイトとか凄く好みだし。
でも赤ペンはやっぱり、この作品に詰め込まれた情報量の
密度を取りたいなと思ったんですね。

MMDにしても手描きの作品にしても、ゲーム映像を使った
PVに対するアドバンテージとして「好きに動かせる」
というのがすぐ浮かぶわけですが、それ以上に
「置きたいものを自由に置ける、使える」って点が
大きいと思うんです。無論そのためには、
「自分で全部動かさなきゃいけない」し、
「自分で全部用意しなきゃいけない」んだけど。

876プロの3人を中心に据えたオールスター。
舞台設定をした上で作品に仕込まれている流れ。
単純に画として迫力があるというのはもちろんなんだけど、
動き以外の部分に詰め込まれた「重さ」がすごく好みなんです。
それが動画のタイトルであり、作者コメント。

最後の方で愛ちゃんがヒゲメガネを付けるシーン。
DSのストーリーを知る人であれば、その意味が分かるから
一瞬だけ笑ってすぐ我に返る気がするんだけど、
知らない人が見ていても単純な笑いを封殺してしまうような
そんな空気が全編に流れています。

以前にも書いたけど、私にとって好みのMMD動画というのは
MMDならではのものでありつつも、それがMMDであるという事が
なるべく遅れて意識されるような、そういうタイプのものです。
今回選んだルパンの動画なんて非常にわかりやすい。

その意味で、765+876の共演という点だけだったら
私の好みの動画だし評価はしたと思うけど、
20選の一つとして選んだかどうかは微妙かなと。
この動画の場合はそういう私好みの動画だったし、
はりばりはいい意味でこの動画とは逆の方向を
向いている「MMDならでは!」という動画かなとも思うし、
その辺をいろいろ考えてこちらを選んだ次第です。

しかし考えてみれば富竹さんの動画を選ぶのは3回目。
同期枠として機能しているような気がする(笑)。
でも私の同期(0708)デビューで相応に動画を作ってる人って
ホントに少なくなったからなー。今後ともお互い頑張りましょう!


ンモーP


疑似m@s2作目。「元となる素材の質の高さ」って(ry

書きたい事はクレイジーキャッツのところで大体書いちゃったので
この動画特有の部分について触れていきましょうかね。

やっぱ、ひと昔前の時代劇のクオリティって
尋常じゃないんですよね。太秦の映画村や大部屋俳優という
システムによって支えられてたのが大きいのでしょう。
アイマス関係ないけど私の大好きなMADに
「もってけ!江戸の牙」ってのがあるんですが、
これなんかも凄かった。「使える絵」がたくさんある。

印籠、桜吹雪、世の顔を忘れたか、桃から生まれた(ry、
といったガジェットやセリフはもちろん、水戸黄門における
ご老公のそっくりさんネタや、大岡越前で2シーズンに1回は
目にする事になる落語の「三方一両損」のエピソードなど、
様々なお約束や予定調和が時代劇の特徴でも
あったりしますが、逆に言えばそれで締められる分、
その過程の部分は結構いろいろな事が出来る。

で、そういう「本道」の時代劇が積み重ねてきた安定感が
ある事によって、逆に仕事人シリーズのような
ちょっとエッジが利いた作品や、意欲的な作りの鬼平犯科帳なんかが
定番としてシリーズ化していく、みたいなところもあるのでしょう。

時代劇の話から戻ろう。
疑似m@sは当然ながらアイマスの絵素材は使わないのだから
そういう「いい素材」をどれだけ知ってて持ってこれるか、
その勝負という側面もあるわけです。極真空手、リアルすいみん不足、
鹿実、須藤元気、後で出てくるhitonariPの上様シリーズ、
などなど例を挙げれば枚挙に暇がありません。

そしてそういう素材を知っていて、こういう時に
さっと持ってこれるのもまたセンスであり才能。
時間を掛ければ見つけられるんだろうけど、多分それだと
創作意欲がしぼんじゃってると思うんで(笑)。
疑似m@sは瞬発力。ちぃ覚えた。

以上、「ンモー」という単語を使わずにこの動画を
語るチャレンジを終わります(笑)。


ospさん


これまた非常に悩ましい作品です。

これも以前書いた話なんだけど、私はどちらかと言えば
「上手い事これを使いやがったな」みたいな賛辞の方が
ありがたいタイプです。だから手描きやMMDといった
「制約から解放され自由に表現できる方法」は、
自分が見る分にはともかく、作り手として使う方法の
選択肢にならないまま今日まで来ているのだと
そんな風に解釈しているわけでして。

だから、こういう作品の評価ってすごく難しい。

ストレートに書きましょう。
ポジティブに書けば、よくぞここまであの題材を
再現したよね、という話が、ネガティブに書くと
でも元ネタはあるんだよね?という話になる。
これだけやるのには大変な時間と労力がいる、
という事を理解できて評価する人がいる反面、
その過程を具体的にイメージできないが故に
その部分を評価できない人もいる。

そんな事を言い始めたらキリが無いのは承知しています。
なのであくまでも私個人の事を書けば、
こういう動画は頭でっかちで客観的な褒め方しか
できないんだよなぁ、と。

だから悩みました。変な表現になっちゃいますが、
「MMDでここまで再現したのはすごい」という評価を
私が口にしてしまうと、それは実感ではなくて
「MMDに詳しい人がそう言っていたから」という伝聞みたいな、
非常に客観的な部分が大きくなっちゃう。
それって、あんまりいい感じがしないじゃない?
元となるPVがすごく好き、とかだったらまた違うんだけど
今回はそういう事もなかったわけで。

だから選ぶかどうかはすごく悩みました。
そして、悩む理由がそこ以外になかったので、
選ぶことにしました。なんだその理由(苦笑)。

他に選びたい動画がたくさんあって枠が厳しい、
みたいな事もありませんし、何よりこういう時に、
ポジティブな理由で何かを選ぶ事はあっても、
ネガティブな理由で落とす事はしたくないじゃないですか。
この動画を楽しく見られたことは紛れもない事実なわけですし。

それに、まぁアレだ。
こうやって悩んだ事を文章に出来るって事は、
やっぱ選んどくべきなんだよ(笑)。

という事で、こうして選んで文章を書きました。
ルパンもそうだけど、MMDはここまで来てるんだなぁ、
という実感を、技術ではなく作品という形で示してくれた、
そういう作品だったと思います。


hitonariP


疑似m@s3作目。「元と(ry

疑似m@sにおけるもう一つの大切な要素はタイトル。
この話は「侍ち受け」でも書きたかったんだけど、
ここで書くために取っておきました(笑)。

「面白いタイトルを思いつき、それが面白く思えているうちに作る」
とは、ホントに言いえて妙だなーと。でもってこれだよ。
その理由を説明しようとすると長くなるうえにつまらなくなるけど
なんなんだよこのタイトル、という褒め言葉がよく似合う(笑)。

そしてもう一つ。これは疑似m@sに限らない事だけど、
「同じことをやり続けるという才能」
もまたすごく大切なのだなと。私だったらこういう事は
多分その時だけでおしまいにしちゃうと思うんです。
まぁそもそも「面白く思えているうちに作る」という
瞬発力が決定的に欠けているのでアレなんですが…。

笑い話で、イチローにヒットを多く打つための方法を聞いたら
「ボールをよく見て、バットをキチンと最後まで振る事だ」
という答えが返ってきた、というのがありまして。
実話だったかどうかは忘れちゃったので、あくまで冗談話の
ひとつとして話を先に進めます。

いや確かにそれはそうなんだけどよ!という笑いになるんだけど、
でもそれを聞いて一生懸命ボールをよく見てバットを振る人も
中にはいるわけですよ。その結果としてイチローにはなれなくても
イチローとは違う別の何者かになる人もいる。

hitonariPはそういう人なのかな、みたいな事を考えます。
いやこんなこと書いたらご本人に怒られるかもしれないけど(笑)。

冷静に考えたらあれよ、いくら「元の素材がいい」って言ったって
そこまで潤沢にマツケン素材がそこらに転がってるわけじゃ
無いんですよ(笑)。同じ素材を何度も使いまわして、
見せ方を色々工夫しているけれど、最終的にやってる事も
そのオチもだいたい見えるんですよ。時系列で並べると
SEの使い方がだんだん豪華になっているだけなんだよ(笑)。

でもやり続けた。結果、ワンアンドオンリーになった。
hitonariPの動画は文字通り「予想可能回避不可能」になり、
漏れなく視聴者は市中引き回しの上打ち首獄門、それを逃れても
余のもの終生遠島、幕府関係者は追って評定所より切腹の沙汰がある、
そういう作り手になった。何書いてるんだ俺(笑)。

ストレート投げますって宣言して、ストレート投げて
空振り取るんだぜ。最高にカッコイイじゃない。

東映が何をトチ狂ったか仮面ライダーオーズを江戸時代に送り込み、
白馬に乗った上様と劇場でコラボしたのが2011年の事でした。
そしてhitonariPは2008年の時点で上様にrelationsを躍らせていた。

以下、MMR的展開を妄想して終わらせてみたい気がします(笑)。


十傑P


今回は疑似m@sと同様MMD動画も結構多く選んでるんですよね。
そしてこのシリーズにも今回、一部でMMDが使われています。

さて、こういった「ゴリ押しが楽しいシリーズ」の中に、
「自由に動かせる」MMDが入ってる、という事を
作者コメントで事前に知って、ちょっと身構えた部分があるんです。
MMDのモデルを自由に動かしてこの作品を作ったら、
私が感じていたものとは別の「面白さ」になっちゃうのかなと。

で、結果から言えば今回に関してはそれは杞憂でした。
十傑集全員のモデルがない事もあるのでしょうが、
今まで通りのゴリ押し感も残しつつ、MMDを使うタイミングが
上手いというか、使い方にメリハリがあるというか、
私のわがまま全開の表現で書いてしまえば、
「俺の好きな使い方だ」みたいな事になるんですが(笑)。

次回以降があるとして、そこでどこまでMMDを導入するのかは
なんとも言えないところだと思います。いくらゴリ押しが
好きといっても、使える素材には限りがあるでしょうし
さりとて前述の通りMMDモデルを全て用意できるわけでも
ないでしょうし、そもそも何話までやるかによっても変わるだろうし。

でもまぁ、次回はその辺も含めて楽しみに待ちたいなと思います。
いち個人としては今回程度にMMD使用を留めてもらえるとありがたいんですが、
そもそも素材と関係なくこの作品自体ゴリ押しなのだから
あまり気にしてもしょうがない事のような気もしますし(笑)。

で、果たしてこのシリーズどこまでやるんでしょうかね?
まさか全話やるとは思えないわけですが(笑)、だとしたら
いくつかエピソードを抽出するのかなぁ、なんて思うわけで。

だったら絶対に20話はやって欲しいですね。
あの話を十傑集がどこまでブチ壊してくれるのか見てみたい(笑)。
あるいはもの凄くいい話になったりなんかして。
次点は律ちゃんステージの回かなぁ。あと最終話のお花見シーンも
捨てがたい・・・あ、多分そうなったらオチは桜の木の下で
十常侍が死んでいるというところに落ち着くと思います(笑)。


以上、選出した15作のコメントでございました。

で、今回の20選の私的見所。

○以下の作品がどのくらいの票を集めるのか
・ルパン三世VSアイドルマスター
・Now, I want only HONEY☆
(非表示なので次点扱い:春香ミラクルガール)

○具体名は伏せますが、P別得票数であの人たちが
 どのくらいの票を集めるのか

○いろんな意味での「数字」がどうなるか


あくまで「私的」なものなので、どんな結果が出ようが
それはそれこれはこれ、という話ですけどね。
それをもって何か語ろうという事もないのだけれど。

まだ集計期間は残っていますので、まだの方は
是非ご参加いただければと思います。
という事で、今年一発目のエントリでしたー。
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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