赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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世界を支えるもの
私は友Pのツイートからこのブログのエントリに辿り着きました。

かのろぐ(Kanohlogue)
「ドラクエ6」が本当に目指したもの(全6回+補遺)


まだ急ぎの仕事がなかった出社早々、このエントリを
コーヒーを飲みながら全部読んでた(笑)。
ドラクエ6をプレイしてた頃の記憶は随分と曖昧なものに
なっていたんですが、これを読んで色々と思い出してきました。
ドラクエ派とFF派、さてあなたはどっち?みたいな話を
よくしていたもんです。ちなみに赤ペンはドラクエ派。

そして他のエントリも拝見して、こりゃ面白いわと。
興味深い切り口はたくさんあるんだけど、
とりわけいろんなことを感じたのは、
ゲームの中で語られる物語と、ゲームシステムとの
関係
というか、そんなお話の部分でした。


この言葉自体は、前掲のドラクエ6のお話ではなく
ドラクエ4について語っているエントリの中のものですが。

「ゲームバランスが、物語をかたちづくっている」

物語を言葉だけで語るのではなく、
映像として見せるだけではなく、
ゲームバランスやシステムによって
プレイヤーにわからせる。
だってドラクエは小説でも映画でもなく
ゲームなのだから。

このブログのエントリにはそういう趣旨の文章が
多くて、だから読んでいてとても面白い。
文章だけじゃない、映像や音声だけじゃない、
ゲームというジャンルの特性として、
そういう部分にも仕込みができるという事。

語られている論旨は、確かに筆者の方の個人的な想像であり
正解かどうかはわからないんだけど、そこで提示される
「証拠としてのシステムの在り様」は目から鱗。
チャモロがスライム専用装備を使える件の話とかは
ホントお見事でしたもん。

逆に言えば、そういうシステムから読み解いた
お話でもあるのだから当然なのかもしれないけど、
いずれにしても「こういう事なのだろう」という
仮説に対する「状況証拠」がキレイに揃ってる。

このまま海沿いの崖の上に行って容疑者に
これを突きつければ2時間もののサスペンスが
無事終わるだろう、というレベルだと思う(笑)。

というか、先日の某生放送でも言ったけど、
この人も凄いけど堀井雄二ってすげーよね、と。
ほぼ一人でこの世界を構築しちゃうんだもの。
一人だからまとまる部分も少なからずあるにせよ。

で。
なんかこれを読んでて、改めて考えちゃったんだよね。
同じゲームとして、つい比較しちゃったのよ。アイマス2と。

んー…今更すぎる話ではあるんだけど、まぁいいか。
こういう時期だから逆に書いてみたい気もする。というか
この話、実は今までずっと書きたかった事なんだ(苦笑)。

ゲーム最終盤での、ジュピターとのフェス対決。
ここで敗れてしまった場合、いわゆる「巻き戻り」で
ゲーム内の時間が遡り、特訓でユニットを育成してから
再度フェスに挑む、という仕組みになっていますよね。

この再チャレンジでジュピターに勝てば先に進みます。
そして負けたら同じことが繰り返される。
とにかくここで勝たなければゲームは先に進まない。

ところが。
アイマス2における最終目的は「IA大賞の完全制覇」です。
そしてそれを達成するためには、ジュピターとの対決に
至るまでの段階で、ファン数やCD売り上げのノルマをクリアして
各地方ごとに存在する特定のフェスに勝っていないといけない。

だから往々にしてこのゲームでは、
「あれだけやり直しをさせられてようやくジュピターに勝ったのに
 IA大賞完全制覇の条件を満たしてなかったのでベストエンドじゃない」

という事案が発生しちゃったりします。
確かにお前は魔王を倒した。でもあそこのダンジョンを
クリアしてないからバッドエンド。そんな感じだね、これ。

この巻き戻しシステムから私が受け取るのは、
とにかくこいつらを蹴散らさないと始まらないんだ、
というメッセージです。強大な敵、ライバルを倒すのが
大事なのだと。何しろ勝たなければゲームが
先に進まないんだもの。そう言えば今回は
そういう部分を強調しているみたいな話もありましたね。

でも、その大事なバトルを必死の思いで乗り越えても、
それは単に時計の針を進めるためだけのイベントだった。
強大な敵との勝負をつける前に、ゲーム全体の勝負は
とっくの昔に決まっていた。

なんかこれ、すごく虚しく感じると思う。
そこまでの自分のプレイも、ジュピターという存在も。

だからせめて、
「ジュピターとのフェス対決で負けた場合
 ゲームは進むけどベストエンドの要件は満たさない」

ってしておけば、それだけで随分とゲームの印象は
変わったんじゃないかなーと思います。
あるいはSPみたいに、IU決勝戦で勝ったら終了、みたいな。


ともあれ、面白く拝見するとともに
色々と考えさせられるエントリ群でした。
語るための手段や方法が増えれば増えるほど、
その全てで同じことを語らなければ、
「言っている事とやっていることが違う」
みたいな話になっちゃう、って事でもありますよね。

その辺の整合性を敢えて作りこまず、
細かく語らない事で、逆にユーザーの側に
物語を想像してもらうやり方ってのも
なるほどやり方としてはあるのかなと。
UGCとかCGMとか、そこまでの話は持ち出しませんが。

一方でその場合、想像の方向性が
コントロールできない事と、いわゆる
「○○はワシが育てた(キリッ)」
の意識が高すぎるユーザーの存在が
非常に面倒になるってのもありますし。

…なんかあれだ、銀英伝で語られてた
人民の統治の制度論の話みたいだな(笑)。
このまま行くと変な方向に進みそうなので、
今日の話はこの辺で。とにかくご紹介したブログは
非常に興味深い内容が多いのでオススメです!
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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