赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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"where" and "how"
今日も今日とて裏方稼業にいそしむ赤ペンです。
それでもこんな具合で文章を書けているって事は、
まだ状況が切羽詰まっていないという裏返しですが。

かと言って、これが長く続くと直前の反動が怖いし、
さりとて早い段階からテンパるのもちょっと・・・と
なかなか微妙なところではありますね(笑)。

で、まだ体力があるうちに、もう少し新年らしく
アイマス界隈の去年の振り返りと今年の展望みたいなものを
備忘録として書いておこうかなと。
って、もうお屠蘇気分も抜けてるこの時期に
「新年らしい」もないだろうに・・・(苦笑)。


2012年という年を振り返った時に思うのは、
この1年は「2nd Vision以降のアイマス」に留まらず、
恐らくはこれまでのアイマスの歩みの中でも
最も幸福な期間だったんだろうな
、という事です。

その点をシニカルに
「まぁ、バンナムが余計な事しなかったからね」
と表現しちゃってもいいんだけどさ(苦笑)、
それはつまり「大きな一手を打つ必要がなかった年」
という事でもあると思うんですね。

2011年末にアニマスが大団円を迎え、
今のアイマス、765プロのアイドルたちの
世界観がある程度固まった、その上での1年。
大げさな表現をすれば、「Go to the NEXT STAGE」の
掛け声の下、常に「次」を意識して走り続けていた
アイマスが、ひとつの大きな踊り場を迎えた年だった、
そんなような印象を受けます。

要するに今までのアイマスって、市場規模自体は
大きくなったかもしれないけど、なんだかんだで
「コアなファンが支えてるニッチな市場」の域を出てなくて、
興味のない人からすれば名前くらいは聞いたことがあるけど、
実際どんなものかは知らないし、見に行かなければ
目にする事もない、みたいな位置にあったと思うんです。

それがアニマスを経た事で、対外的な意味において
一気に存在感が増し、彼女たちを見る機会は
これまでに比べて間違いなく増えたと思います。
そしてそれは、ファンはもちろんだけど、同時に
「ファンではない人たち」の視界の中にも、
彼女たちが入ってくるようになった
という事。

そこにはいろんな意味合いが含まれます。
彼女たちを見つめる視線の中には、好意的なものも
冷ややかなものも、等しくあるのでしょう。

例えとしてあまり適切ではないかもしれないけれど、
ホームグラウンドとなる劇場で頑張っているアイドルを
わざわざ見に行ってくさす人はそうはいないでしょうが、
それが売れて注目され、日々の生活の中で頻繁に視界に
入るようになると、色々と言いたくなったりなんかする(笑)。
「アンチ○○」、もっと言えば「アンチ○○ファン」ってのも
どうやったって出てきちゃうんだろうし。

でもまぁ、それは上を目指して駆け上がっていく時には
必ずついて回る話です。そこを潜り抜けなきゃ次はない。

ともあれ、そんな「ひとつの結実の1年」を経た今年。

当然ながらアイマスは今年も「次」を目指して
アクションを起こすのでしょう。
去年の貯金で
今年も食い繋いでいけるって事もないだろうし、
その意思もないでしょうから。

私個人のスタンスは、最近よく書いているように
このコンテンツの最前線からはちょっと離れた位置に
ありますので、そのアクションの内容自体は
楽観も悲観もせずに受け止めたいなと思うんですが、
一方で、そのアクションの「方向性」には
ちょっと注目しておきたいなと、そんなことを考えています。

昨年の11月半ばだったかな。
VRLの準備で作業に没頭していて、twitterの
タイムラインは時折眺めるくらいだったんだけど、
あるときふと気付いたんです。

発売直後にあれほどみんながプレイしていた
シャイニーフェスタの話題が、いつの間にやら
パッタリとなくなってるな
、って。

あのゲームの内容なり趣旨なりを考えれば、いつまでも
しゃぶり尽くすような物でない事は確かなんだけど、
それにしてもあっという間に、アッサリと消費されたなー、
みたいな事を感じて、ちょっと考えてみたわけ。

2012年のアイマスの歩みは、アニマスを中心とした
既存のコンテンツに「背中を押された」物だったのかなと。
では2013年はどうなのか。さすがに既存コンテンツの
後押しだけではもう続かないでしょうから、今度は
アイマスを「引っ張る」ものが必要だろう。
その牽引役は、何になるのか。

前述の通り、シャイニーフェスタ的なゲームでは
牽引には至らない事が目に見えてわかったし、
ゲームのアイマス2にその力はもうないでしょう。
ナンバリングタイトル級の新作の話が水面下で動いていたとして、
無印から2に至るまでの時間を考えると、今年大々的に
何かをやるってのも考えづらい。

アニマスに関しては、既にひとつの大団円を迎えているから
やれるとしても「番外編」とか「延長戦」的な内容、
26話とかシャニフェスのアニメみたいな感じでしょう。
さすがにあの続編は、語るお話と動く人物を絞らなければ
無理なんじゃないかなぁと思うんです。
某ガールズバンドマンガの大学編みたいになっても、ねぇ?(苦笑)

引き続き「現在進行中のアイマス」を背負っているモゲマス。
第三弾のCD企画も発表されたし、ご存知の通り昨年末には
既存のアイマスガールズとジョイントしたイベントも実現しました。
全員が一緒に「The IDOLM@STER 2nd MIX」を歌っているシーンは
恐らく多くの人が感慨深く見つめていたと思います。
その意味では、確かに牽引役の候補として有力なのでしょうが。

今年も「シンデレラガールズ」としての存在価値は
確実に高まっていくと思いますが、それが既存のアイマスの
ゲームや他のコンテンツと融合していくためには、
まだまだ時間が掛かるんじゃないかなーと。
このイベントのように平和的に融合していければ理想的だけど、
これは「中の人が出てくるイベント」だし、見ている人たちだって
両者が出る事を知った上で集まった、そういう場所での出来事。
そうじゃないところでは、また違った方法論が必要だろうし。

ふむ。
単なる邪推及び希望的観測の羅列なんだけどさ(苦笑)、
結局いちユーザーが手元にある情報から推察しても、
そこには限界もあるし決定打にも乏しい。
というか、現状でアイマスがやれる事をやりきって、
ここに至るまでに積み重ねてきた全てが一気に華を咲かせたのが、
去年だったのかな
とすら感じます。その象徴が7thライブであり、
レコード大賞の企画賞受賞だったのかな、って。

だから、今年は何を仕掛けるのかに興味があるんです。

今年のアイマスが、陣頭に掲げる旗印は何なのか。
「次のステージ」は、どこにあるどんな場所なのか。
そこに至るまでに、どんな方法論を選んで使うのか。

大げさに言えば、そういう事になるでしょうか。

順調に行けば、再来年が10th Anniversary。
「10年続くコンテンツ」なんて、その始まりの時点では
ただの希望的観測であり漠然とした目標でしかないと思うんだけど、
今のアイマスにとって、もはやそれは極めて現実的で
具体的なマイルストーン
だと思います。っつーかここまで来て
10周年記念が出来ないとか、むしろ緊急事態だろうと(笑)。

前述の通り私はその真っ只中にはいないし、その頃には
さすがに今みたいに動画を作っているとは考えづらいけど、
ここまで来たら、やっぱりそこまではちゃんと見届けたいよ。

作り手も受け手もいろんな事も様々に変わり、その規模も、
在り様も、価値観も複雑になったこの界隈において、
「次の一手」なんて簡単に言ってしまったけれど、
実際のところはなかなか難しい選択になるのでしょう。
その一手は果たして誰に向けた、どんな事を期待したものなのか。
それをみんながしっかり見極めないといけないのかもしれない。

ま、小難しい話を書いてみたけれど、結局アイマスは
毎年何かがあって興味深いし面白いよね、という話に
帰結しちゃう気がするんですけどね(笑)。
敢えて無責任な個人的見解を書いておけば、
「今年は外交より内政が大事な年じゃないかなぁ」
とか思ってるんだけど、面倒な話になるから割愛。

とりあえずは2月のライブがどんな具合になるのか、かな。
まだ「動く」には早い段階かもしれませんけどね。
しかし、ただでさえワンフェスと被ってるところに、
昼夜2公演の合間にシンデレラガールズのイベントとか
冗談抜きで死人も出かねないスケジュールなんですが(笑)。
で、その頃私はカクテルの裏方作業のまさに佳境ですなぁ・・・。

まだ2013年は11ヶ月以上ある。慌てるような時間じゃない。
そちらの仕事がひと段落したら、また考えてみたいと思います。
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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