赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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よかった。
いや、マジでホントによかった(笑)。

7thライブが無事に終了しました。
私は両日とも不参加でしたので、レポート記事なり
twitterでの反応なんかを見ていたわけなんだけど。

改めて感じたのは、今回のライブの立ち位置というか
意味というか、そういう事。新たな情報を発信する場所かな、
なんて思っていたんだけど、そういう事ではなかったんだなと
皆さんの反応を見ていて感じました。

諸々の構成がアニマスを中心に組まれていたようですから、
メインターゲットは新しいファン層だったと思われますが、
このライブは、今までのアイマスファンの人たちと、
アニメあたりから入ってきたファンの人たちが交差する、
その為の場所
として設けられたものだったのかもしれません。

アニメから入ってきた人は、恐らくこのライブを見て
ビックリしたんじゃないかな。単体の作品のみで
十数名の演者が4時間、40曲以上もライブしちまうとか、
他ではそうそう見られる規模のものではないでしょう。

既存のファンの人に関しては言わずもがな。
2010年にああいうことがあり、昨年は全国でライブが
行われていたとはいえ、規模は縮小されていた。
それが横浜アリーナという大きな場所で2日間、
フルメンバーでライブをやってくれた。

新しい情報もそれなりに公開されたけど、
アイマス2の発表前後から比べればそのボリュームは
それほど多くなかった点は、まぁ感じ方は
人それぞれでしょう。少なくとも
「悪いニュースが見られなかった」
というのは、ここ2年の状況を考えれば
いい事にカウントしていいような気がします(笑)。

他にも細かい部分では色々と意見が散見されますが、
総じてライブとしての満足度は、誰もが高いように
見受けられました。ライブ前に随分と後ろ向きな話を
書いちゃいましたが、この方向に舵を切るイベントなら
あの話は全部杞憂になりますわな(苦笑)。

最初の言葉は、そういう事に対しての私の感想です。
みんなが喜べるライブになってくれてよかった。
心底そう思います。だってみんなの発言がホントに
幸せそうなんだよね。久しぶりにそんな光景を見た気がするよ。


そして、そんな空気に触れて私も幸せに気分になりながら、
複雑な気持ちもちょっと抱えていたりします。

ライブに参加しなかった事に関しては、
まぁ最初から決めていたんだからいいんです。
4時間とか多分体力切れてヘタりこんでたと思うわマジで。
だからそれは置いといて。

この幸せな時間を、ずっと夢見てた人がいて、
でも既に私たちの隣にはいない人たちがいる。
夢が実現した今この瞬間の熱気を伝えた時、
この光景を見た時、その人たちはどう感じるんだろうと。

そして、結論にはカンタンに辿り着きます。
見ても何も感じないか、そもそも熱気は届かないんだろう。

オールドファンの皆さんの感情の爆発は、
まるで先の見えなかったあの時期を通り過ぎてここまで来た
その反動の部分も、少なからずあるでしょう。
思うところを多少なりとも堪えながらここまで来た、
そういう人たちにとって、このライブは本当に
いいものになったと思います。

あの時面白半分に安全圏からワイワイと騒いでいた人たちに
対して、今ようやく胸を張って言えると思うんです。
「うちらオワコンなんですが、何か?」って(笑)。

でもね。
そういうことを乗り越えたから今がある。それは事実でしょう。
でもやっぱり、それを盲目的に肯定したり、「無かった事」に
しちゃいけないんだと思う。
今日の成功は、決して過去への免罪符にはなり得ない。

身近でそういう人を見てしまった身として、
その感情は今になってもやっぱり捨てきれないんです。
・・・うん、かなり面倒くさい話だね、これ(苦笑)。

言い出したらキリがないから、私にできる事は
「忘れずにいる事」くらいかな。
今の楽しい時間の前にはどうしようもなくつらい時期があったし、
つらい時期があってもなお、楽しい時間はやってくる。
それは、どちらかがどちらかを駆逐する話じゃない。

私の見聞する限り「大成功」と評しても
差し支えないライブだったからこそ、
そういう事を今一度噛み締めておきたい。
それを忘れてしまう事は、無責任に外野から石を投げたり、
去っていった人に一方的に罵声を浴びせる行為と、それほど
変わらない事のように、私には感じられます。

参加した多くの人にとってこのライブが忘れえぬ日に
なったのと同様、私にとってもまた、この週末は
自分の立ち位置を確認するひとつの節目になりました。
その意味でも、凄く意義深い2日間でした。


・・・随分湿っぽい話になってしまった(苦笑)。
こんな当たり前の光景になんで飢えてるんだろうとか
思わなくもないし(笑)、さっきも書いたけど、
今日が大成功したからといっても、相変わらず
「またなんかやらかすんじゃねぇか」くらいの気持ちは
普通に持ってるし(苦笑)。

でもね、ホントみんなが喜んでいるのは嬉しいんですよ。
直前に要らん事書いて正直スマンカッタ、とか思うくらい(笑)。

パフォーマンスそのもの、各種の演出、音響、
パブリックビューイング向けの映像の作り。
アイマスを通じて知り合えたいろんな知り合いの人が、
それぞれの経験に照らし合わせて、いろんな場所を褒めている。
そういう話を多角的に聞く事で、今回のライブの
「凄み」のようなもの
を、ひしひしと感じます。
それが聞ける事もまた、嬉しいことのひとつだったりして。

アイマスは、いよいよ「引き返せないところ」
足を踏み入れようとしている。そう感じました。
恐らく今日のライブは乾坤一擲の内容だったはずですから、
もう一度関係者スタッフを集めて同じ規模のものを
やるのも今後は難しいでしょうし、この上を行くものを
提供するのはさらに難しいでしょう。

例えばドームライブが実現したとして、それだけでは無理。
アイマスガールズの技量が上がるだけでも無理。
ファンの熱気が上がるだけでも無理。
きっと今日のライブ会場はそういう「場」だったのだろう。
皆さんの感想を見ていて、そう感じました。

みんながきっと満足した。ここが新しいハードルの位置。
いよいよ、下手は打てなくなってきた。
これからもきっとたくさん文句は言うと思うけど(笑)、
まだまだこれからも頑張って欲しい。それも私の偽らざる気持ちです。


そして。
そうやって幸せな時間を過ごした人たちを相手に、
これから赤ペンは動画を作っていくことになるわけです。
ハードルが上がったような気がしてならんけど(笑)、
でも、まだしばらくは頑張って動画を作っていられそう。

みんなが楽しくやっている場所じゃなければ、
作る側だって張り合いがないですから。
そして自分自身も楽しくやれなければ、作る意味がない。

で、ホントならこの2日間は自分の作業を
ガッツリ進めたいなーと思っていたんだけど、
ちょっと色々ありまして・・・その話は明日にでもまた。


参加された皆様、出演者スタッフ一同の皆様、
2日間本当にお疲れ様でした。
今日はいい夢が皆さんを待っている事を信じて止みません。

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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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