赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
08 | 2023/09 | 10
S M T W T F S
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

MSC一次予選雑感
一次予選が終わったので。

MSCに参加する作品の何が難しいかって、
「予選を突破するための方法論」
「最終的に勝つための方法論」が往々にして
一致しないケースが多い、という点にあるんだろうなーと
前々から考えていたわけです。

それはキワどい内容で予選から強さを見せていた
「Taboo」「ピエールとカトリーヌ」が、決勝になった途端
ベスト3にも入れなかったという過去の事実が証明しています。

ニコマス外の話で言えば、M-1における
一時期の笑い飯の「準決勝の方が面白かった」
に通ずる部分もある・・・のか?(笑)

ともあれ、一次予選の期間が終わりましたので
赤ペンの投票についてちょいと書いてみました。


とりあえず、最初に私のチョイスとブロックごとの雑感を。

今回、赤ペンはまず最初に全ブロックを一気に見て
(某生放送で皆さんとご一緒したアレです)
その後で改めて投票してます。なので、予選全体を
俯瞰した投票をしているケース
が多々あるので
それは最初にご承知置きください。


Aブロック:A-8
A-1とA-6を含めた三つ巴。
「15秒でお腹いっぱいにならなかったもの」
という事で、これ。
この手の作品からひとつ、晒し上げ的意味合いで
選ぶのが目的です(苦笑)。

A-7については別作品と合わせて後述しますが、
それ以外は投票結果の如何を問わず、ある意味
上記3作に全部潰された格好のブロックかな。


Bブロック:B-4
旬のネタではあるけれど、動画にするとなると
ノベマス以外の方法論がまだ確立していないであろう
モゲマスから1作選んでみようという事で。
ただ、いずれにしてもこの次が難しそうだけどね。

B-2のぷよぷよ、B-7のBe Myselfは既存の有名作を
フックに使っているという点で趣旨が似てるかな。
ただ、その極北が他にあったからねぇ・・・。


Cブロック:C-3
はい、極北その1。言うまでもなく過去の優勝作、
サンデイを髣髴とさせる入りですね。最初の投票では
釣られておこうという趣旨で。ただし次回、ブロック内の
他の作品との兼ね合いもあるけど、このノリのまま
進行するようなら外すと思います。

C-5のゆうパックについては別の作品と合わせて後述。
C-6、この曲と貴音でPV作ってた人がいましたね・・・。
C-7の布袋も後述。C-8はもはや伝統芸能っすなぁ(笑)。


Dブロック:D-2
A-7、C-7と合わせて。削除の恐れがある素材を使った作品は
事前の告知で遠慮して欲しいって言ってなかったっけ?
という黒い理由にて、代表でこれを(苦笑)。

というか、ぶっちゃけこのブロックは赤ペン的には
決め手のある作品に欠けてたので、こういう選出理由が
出てきちゃったという話でもあります。


Eブロック:E-8
これも1回は釣られておきましょう、という趣旨。
赤ペンはかつて15秒黒バックの作品にも投票した覚えが・・・。
もちろん、次に出てくるのが普通のダンスPVだけだったら
選考外になると思いますけど。

E-4はC-5との比較で後程。
E-7も含めたノベマス系についても後述。


Fブロック:F-1
Cブロックに続く極北その2。Tatoo+Fランクアイドル。
1回は釣られておきましょう、でもこのままだったら
次回は選ばないでしょう、というC-3と全く同じ趣旨です。
他の作品も含めて書きたいことがあるので後述。

F-5は定番の格ゲークラスタ扱いにせざるを得ない。
F-6、今回は手描き作品が意外に少なかったですね。


Gブロック:G-5
オサレ系からひとつ選んでおこうかな、という趣旨で、
他ブロックも含めて楽しそうなのをチョイス。
この系統の作品は食傷気味かとも思ったんだけど、
これだけ数が少ないんなら、逆にMSCでの選択肢として
悪くなかったのかなー、なんて思ってみたり。

G-1、北米版も完全に伝統芸能ですね・・・。
G-8はもう15秒で十分だろ的な意味で外しました(笑)。


Hブロック:H-3
まぁなんだ、これも「次どうするんだよ」的な趣旨で。
つまりは晒し上げっすねぇ(笑)。涼ちんでいい作品を
選ぶ趣旨なら、某Pは怒ると思うけど鼻血にするでしょう(笑)。

H-6、しかしなんで格ゲークラスタは被りますかね・・・伝統芸か・・・。
H-8は敢えて今てってってーという着想は面白いかも。


こんな具合です。しかしまーチョイスの理由が
いちいち性質が悪いねどーも(苦笑)。
薄味な感想で恐縮ですが、気になった作品もを
ピックアップしてますので、これでだいたい赤ペンの投票行動の
判断基準はお分かりいただけるんじゃないかなと。
チョイスに困ったブロックの投票理由が軒並み黒い(苦笑)。

MSCは基本的に「どれがいい動画なのか選手権」では
ありません。
唯一決勝だけが「いい動画を選ぶ」という
判断基準で投票が行われる(というか、そうせざるを得ない)
けど、そこに辿り着くためにどうやって視聴者の指示を
得るのかが肝のお祭りです。少なくとも私にとってはそうです。

そう考えた時、全体的な雑感なんだけど、
「エゲつなく目立とう」という作品が複数入ったブロックと、
「普通の良作」が固まったブロックで色合いがハッキリしたなー、
という印象です。無論ランダム振り分けの偶然でしょうけれど。

後はあれかな、前回から相当に間が開いたことも
あるのでしょうが、「MSCらしい仕掛け」がある、
もしくは仕掛けようとした動画の数が、相対的に
減ったかなーと。ま、これは私が古株の人なので
そういう感想を持ちやすいってのもあるでしょうから、
あくまでも見方のひとつとして、なんですけどね。
今はそういうのはそぐわないのかもしれないし。

その他トピックス的なことを少々。

・アニマス作品
結果的に1つも投票しませんでした。私自身がアニマスを
あまり熱心に見ていないという理由もあるのでしょうが、
アニメ素材をそのまま使った場合に、意外性やインパクトを
持たせづらいのかな
、という事もちょっと思いました。
15秒だけだと、普通にアニメの名場面集映像みたいに
見えちゃうんですよね。

アニマス話のついでに、C-5とE-4の在り様がちょっと面白かった。
要するにどちらも「この次に何かが起こる」という構成で、
C-5はそれを隠蔽することで引きを作ろうとしていて、
E-4はその一端(修造ボイス)を見せて引きを作ろうとしている。
どちらを取るかはその人次第なんですが、赤ペンは
もしこの2作で比較するなら後者を取ります。結果的に前者は
先程書いた「アニメの名場面」に見えちゃう、ってのがその理由。

・ノベマス系作品
カクテル同様、MSCはニコマスがPV全盛の頃に立ち上がった
お祭りですから、ノベマスに不利なレギュレーションである事は
間違いありません。15秒でどんな文章を読ませるんだよ、と(笑)。
だから、ノベマスであっても絵作りが求められるし、その上で
文章も引きの強い単語や内容であったら心強いかな。

その意味では、この後ノベマス的表現が続くかどうかは
わかりませんけど、F-1の手法は大正解だと思います。
刺激的な短い文章と絵作りに既存作の印象というフック。
優勝できるかどうかはまた別問題だけど、勝ち抜くための
仕掛けをしてきてるなー、と感じました。

ともあれ、準決勝にはどの作品が残るのか。
次の段階でも基本的に私の判断基準は変わりませんが、
さらにプラスして「予選の印象」ってのも大きい。
予選の映像の延長線上にしかない作品、
予選の仕込みを回収して終わっちゃった作品とかは
多分選ばないでしょうから。

後は遅刻ペナルティー。
これで勝負がひっくり返るケースがどのくらいあるのか。
というか、各作品の得票数を発表する段階で初めて
どの作品が遅刻なのかが判明することになるのか。
「遅刻作許すまじ」という判断基準で投票する人は
恐らく少数派でしょうが(笑)、多少なりとも影響は
あるのかなぁ。どうなんだろう。

ちなみに赤ペンは、生放送でも言いましたが
このルールは「まやの好みじゃない」です(笑)。
遅刻は一切許さないか、遅刻作は作品数を問わず
1つにまとめ、このブロックはワイルドカードの
適用外にする、みたいな感じにするかなー。
ペナルティ自体はあってもいいと思うんだけど、
得票が無駄になる(ように見えてしまう)事が
やだなー、という漠然とした嫌悪感があるだけなんですが。

準決勝に関しても、投票期間が終わったらまた
エントリを書く予定ですー。
この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
→http://akapenp.blog107.fc2.com/tb.php/1325-e8b47378
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

赤ペンP

Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

FC2カウンター

最近の記事

最近のコメント

カテゴリー

リンク集<クリックで展開>

覚書的リンク集

月別アーカイブ

ブログ内検索

RSSフィード

最近のトラックバック