赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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今年のうちに
もう今年も終わりですね。
年々時間がたつスピードが早くなっていきます・・・(苦笑)。

さて、今日のエントリは「自分のために」書きます。
もちろん普段もそうしているんだけれど、今日は特別。
自分の中できちんと整理をつけるために、今年のうちに
ちゃんと書いておきたいと思って。

湿っぽい話になっちゃうから、読み進める方は
あらかじめご承知置きください。

何の話なのかといいますと。

ニコマス外のプライベートでは
そういう出来事がなかった私にとって、
今年一番大きかった、「お別れ」のお話です。


いつも通りの呼び名で書きたいので、
「ntmP」ではなく「なつめさん」って書きますね。

なつめさんとの初対面は3年前。
ニコマスPの大規模なオフ会の場だったんだけど、
「初めまして」の瞬間は、それはそれは酷いものでして。

なつめさんは、誰が持ち込んだのやらわからない
馬の被り物をすっぽり被ってました。
アイマスのDLCみたいに顔が見えるタイプじゃない、
「This is 馬」な被り物です。

ちなみに赤ペン、フランスへ競馬を見に行った時に
金子オーナーの勝負服にこの被り物を被った
残念なイケメンの人の写真を撮った経験があります(笑)。

一方の赤ペンはどうだったのか。
これまた誰が持ち込んだのやらわからない
スパイダーマンのマスクを被ってまして(笑)。
しかも私はド近眼で眼鏡をしてるんですが、
当然マスクを被る時は外さなきゃいけない。

なつめさんも私も背が高いので、そんな人が
被り物を被って突っ立ってりゃ、そりゃ目立つわな。
お互いがお互いの存在に気付いて近寄ったんだけど、
私はさっき書いたように周りがあんまり見えてないし、
なつめさんの被り物もどう考えたって視界が狭い。

仕方なく、当日つけていた名札をお互いがガン見して
P名を確認し、「ああ、あなたが!」と思ったけれども、
2人とも口元までマスクで隠れてるから声が届かない(笑)。
しょうがないから、お互い会釈してしばらく並んで
その場に突っ立ってました(笑)。そんな第一幕で。

まぁさすがにそれで終わるわけもなく(苦笑)、
後になってお互い素顔の状態で改めてご挨拶。
私は当然なつめさんの事は知ってたんですが、
なつめさんが私の事を知っていてくれたのは
素直に嬉しかったな。

いやそれどころかいきなり

「赤ペンさん、『親父の一番長い日』で作りましょうよ!」

だって。さだまさしの代表曲のひとつであり、気が遠くなるほど
長い曲でもあります(笑)。ムチャ振りするなー、
でもこの人もまっさん知ってるんだ、って思いながら
赤ペンが反射的に返した言葉は、

「いやー『猫背のたぬき』なら・・・」

この曲はさすがに知らない人の方が多いでしょう。
アルバムには収録されているものの、元々はテレビ番組の中で
即興で作られた、純然たるネタ曲。
歌詞が『猫背のたぬきは酒の肴に結構うるさい』だからねぇ(笑)。

そんなマイナー曲の名前を出したのに、なつめさん、知ってたんだ。
「お前そう来るか」みたいな、なんとも形容のしがたい
いい笑顔が返ってきましてね。っつーかなんで知ってたんだろう・・・。

それが、お付き合いのスタート地点でした。
日々仲良く会話を交わすって程ではなかったけど、
それ以降、何かの場で顔を合わせる事も多かったなぁ。


なつめさんと積極的に関わった大きな出来事を
挙げるとすると、2009年の年明けにあった
24時間新年会の中で行われた、この企画の
運営スタッフとしてのあれこれ、かな。



私は前後の茶番劇(笑)の脚本を書き、
なつめさんはキャストとして全登場人物の声を担当。
俗に言う「ntmP無双」ですね(笑)。

この時は筋立ての形が上手く決まらなくて、
みんなの意見を聞きながら「日本昔ばなし」風に
まとめようか、ってなったんですが。

そうなれば当然、ナレーションも寺田農的な感じに
しなきゃいけないんだけど、ぶっちゃけ赤ペンは
「なつめさんならそのくらい余裕だろ」
くらいにしか思ってなくてですね(苦笑)。
・・・あ、でも「全キャラCV担当」は俺の案じゃないですから!

ともあれ、結局もの凄い量の仕事がなつめさんに降る形に・・・。
他の新年会企画にも関わってたはずなのにね・・・(笑)。

エンディングでは私やなつめさんも含めた
スタッフ全員が登場人物として出てきます。
すいぎんPのアレ(笑)が強烈だったと思いますが、
実はこれ、なつめさんのアイディアです。
で、完成前だったか後だったか、なつめさんが
ボソっと話した事がすごく面白くて。

「いや、俺、『自分』の声ってどういう風にしたら
 いいのか、ちょっとわからなくなってさ(笑)」

普通に喋っといたらええやん自分なんだし!(笑)
でも結局演技をつけちゃう律儀ななつめさんでした。

この時の反省会ラジオのホスト役が
なつめさんと私だったんですが、

「まぁ先生が喋るんなら俺は何もしなくていいや」

いや、あなたの方が全然喋りが上手いですから(苦笑)。
嬉しい反面非常に困ったなー、アレは。

他にはトカチゴールド2もあったし、
何かの時にはよく顔を合わせてたし、
今年の頭には近所の美味いさぬきうどんの店で
舌鼓も打っていたっけ。

そして、また一緒に楽しい企み?を
やる機会が訪れようとしていました。

カクテルパーティ6の運営スタッフが決まり、
開催告知の動画が上がった後で、なつめさんが
新たにスタッフに加わる事になったんです。
だから動画内には名前がないけど、
カクテルの公式ブログには、なつめさんの名前が
運営スタッフとして記載されています。

実はね、インフォメーション動画で、前回みたいに
参加プロデューサーの方のナレーションを
お願いする他に、今回はOPの動画の煽り文を
実際に読んでもらおうか、というアイディアがあったんですよ。

で、どーせやるなら朗読みたいなのは面白くない。
なんかさ、勘違いしたDJ風のナレーションとかで
やってみたら面白いんじゃないかな、みたいな事を
きつねPが言い始めて。

赤「・・・ちょっと待て。それってもしかして
  台本を俺が書く流れだよね???」
き「そうなるねー2828」
赤「んー、でもなつめさんがやるんだから
  台本って言っても『軽妙なトーク』くらいでいいよね」
な「先生ふざけるなw」

そんな軽いやり取り(若干誇張アリ)をしつつも、
まだ本番までは時間があるから、これからのんびり
内容を考えようかなー、なんて漠然と思っていて。


そんな矢先の、出来事でした。


その連絡は、皆さんより少しだけ早く、
携帯のメールに頂きました。連休明けで
仕事の方がバタバタしている中での突然の知らせで、
残念ながらお別れの場に伺う余裕はありませんでした。

私も一応、それなりに長い時間を生きています。
親しい人、身近な人との辛い別れも、
それなりに経験してきました。
だからこういう時、どんな風にすれば
またいつも通りの自分に戻れるかも、
それなりに承知はしているつもりです。

まして、私となつめさんはどこまで行っても
ニコマスという趣味の世界での繋がりしかありませんでした。
本名も、普段の仕事も、プライベートの事も、
お互い詳しい事は何ひとつ知らなくて。

でもね。
私よりも長い時間を、私よりも濃密な時間を、
彼と過ごしてきた人たちを、たくさん知っていた。
具体的な顔も名前も、たくさん知っていた。
すぐ近くで、それを見ていた。

その人たちが、今、どんな思いでいるのだろう。
連絡を聞いて、まずその事が頭に浮かんで、
それを考えた時が、一番辛かった。

皆さんがこの話を知ったその日の夜、
珍しく夜遅くまで、友人たちとチャットをしていました。
なつめさんとは何の関係もない、バカ話でした。

「元気が出るまでバカ話していきなよ」

気を使ってそう声を掛けてくれた友人の一言が
とても嬉しくて、ありがたかった。

カクテル6のFinale動画で、スタッフロールの最後に
ntmPの名前がクレジットされています。
具体的な仕事はこれからだったけど、一緒に楽しい事を
やろうとしてくれていた、大事なスタッフである事に
変わりはありません。運営チェックの時にきつねPが
「入れよう」って一言だけいって、みんな何も言わずに
次のバージョンで当たり前のように、あの名前が入ってました。


その日以来、それこそこうやってなつめさんの事を
文章に書いていても、いまだに実感が湧きません。
多分この先も実感しないままなんでしょう。
実感したくないってのも確かなんだけど、
例えばお墓や遺影を見ても、やっぱり
実感は湧いてこないような、そんな気がします。

皆さんもご存知の通り、なつめさんは
明るく楽しい事が大好きでした。
でも、筋が通らない事に対して黙っているような
そういう人でもありませんでした。
辺り構わずそういう思いを撒き散らすような事を
しなかった、というだけの話で。

「みんながいなけりゃ何にもできないんだよ。
 そこ、考え違いしてる人多いよね」

ある時、雑談の中でなつめさんが吐き捨てるように
そう言った事を、今でもハッキリ覚えています。
理不尽な事、筋の通らない事に対して、
真っ当に疑問を持ち、腹を立てる人でした。
そんな人に、新年会の企画をやっている中で
「この企画の運営、楽しいね!」
って言ってもらえたのは、主催でもなんでもない
ただのお手伝いだった私ですけれど、すごく嬉しかったです。

お別れの場には、非常に多くの方が
訪れていたと聞き及んでいます。
きっとニコマスに限らず、どんな場所でも
ああいう人だったから、なんでしょう。
こんな形で確認したくはなかったけどさ。

なんだか、他にも書き始めたらキリがなさそうだ。
やっぱりね、それなりに落ち着いたけど
何かの拍子にふと思い出しちゃうんですよね。

去年のntmディナーショウで売られていたバッグ。
あれ、やたらいい誂えで丈夫だから、便利に
使ってるんですよ、今も。

私が関わったニコマスの企画にまつわるデータは、
全て企画ごとにまとめて保存しています。
その中にはなつめさんのボイスのデータとか、
ラジオの音源とか、実は映像もちょっとあったりする。

そしてもちろんニコニコ動画には、
今もなつめさんの動画が変わらず存在する。

見たり聞いたりする度に思い出して、
でもやっぱり、実感は湧かなくて。
なんだろうね、この微妙な感じ。
身近な人を失った喪失感ほど重くなく、
テレビで有名人の訃報を聞いた時ほど
遠い場所のお話でもない。

「インターネットでいろんな繋がりが増えたからさ、
 多分これから先は、そういう事もどんどん
 増えていっちゃうんだろうね」

飲み会の席でこの話題になった時、ある人が
ポツリといった一言です。そうなんだよね。
これだけお付き合いの幅が広がってるのに、
詳しい事は何ひとつ知らない、そういう知り合いが
数年前に比べて確実に増えました。

この先もこういう事があるのかもしれない。
もしかしたら自分が、他人にそう感じさせてしまうかもしれない。
そう思うとちょっとゾッとするし、だからこそ
日々色々と気をつけなきゃいけないんだろう。

単に悲しいとか辛いとかというだけでなく、
本当にいろんな事を考えさせられました。

じゃあ、そろそろまとめよう。
ホントに止まらなくなる。

今年の下半期。カクテル6の運営の仕事を、
自分なりに精一杯頑張らせて頂きました。
返す刀で参加したVerRockFestivalも、
自分なりに全力でステージを勤めさせて頂きました。

どちらも、とびっきり明るく楽しくやりたかった。
楽しい事が大好きだったなつめさんのところに、
ちょっとでも届いたかな。

うん、届いてると思う。
届いている事も、届いていない事も
等しく証明できないんだから、
それは信じたもの勝ちだよね、きっと。

そんなわけで、相変わらず楽しくやってます。
詳しい事は知らずじまいだったけど、
同じニコマスPとして出逢った、その事だけは
2人に間違いなく共通していることだからさ、
だからニコマスで楽しくやり続ける事が、
何よりのメッセージになるんだと思う。

あなたと知り合えて、私の人生は間違いなく
ちょっぴり楽しいものになりました。
だから、会えなくなったからといって
その分楽しさを目減りさせるなんてあり得ない。
羨ましくて化けて出てきたくなるくらい、
これからも楽しくやっていくつもりです。

ただねぇ・・・作ると宣言したものの、
「親父の一番長い日」、やっぱニコマスで
やるのは相当難しいんだよねぇ・・・どうしよう・・・
ま、まぁ頑張ってみますが、できなかったら
ゴメンナサイという事で。
その場合、次に逢った時は気の済むまで
正座させて構わないからさ。


今まで本当にありがとう。
あなたに「先生」なんて大層な呼び名で
呼んでもらえた事、絶対に忘れません。

じゃあ、また逢える日を楽しみにしています。

2011/12/29 赤ペンP
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赤ペンP

Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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