赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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File-EX07-04:「VerRockFestival 2011」
当初「JOINT」は、トリの作品として
フルサイズで作るつもりでした。
締めを飾る動画、それも既存作じゃない動画が
いきなり先行して公開されてる状況とか
なかなか面白いかな、とも思っていたんですが。

それが頓挫した理由は2つ。
1つはダンスのBPM。この楽曲はBPMが180あって、
アイマス2の楽曲だと、その速度帯でこの曲調にあう
カッコいい系の曲が2nd MIXの一択になってしまう事。
ただ、これもダンス全部がハマりそうにはなかったし、
relationsや迷走MINDだと、若干早回しがキツそうで。

結果的にはこの後箱○に「I Want」や「オーバーマスター」が
配信されて事なきを得たんですが、8月半ばの時点では
フルサイズで作るにはダンスが質・量ともに苦しいかなー、と。

もうひとつは、ステージの締めの楽曲として
もう少し明るくて前向きな感じの曲の方が
いいかなー、と考え始めた事。
「JOINT」は確かにカッコよくて好きな曲調なんだけど、
ちょっと締めの曲とは違うかなーと。っつーか元々
この曲はアニメのOPに使われているわけだし(笑)。

で、「JOINT」は音源を編集してショートVer.で
作る事にして、改めてトリの曲を考え始めました。


ちょうどその頃、この人とチャットをしていました。

OP制作・ぎょP


まさしくこの動画にまつわる、カクテル6の
事務的な話がメインだったと思うんですが、
そこからなんとなく雑談をしていて。

チャットの最中、私の部屋のテレビは
フジテレビ系のCSチャンネルになっていて、そこでは
アニメ「ワンピース」の一挙放送が行われていました。
この時はチョッパーが仲間になるエピソードが放映されて
いたんですが、この時期のワンピースのテーマ曲が、

ぎょP


だったんです。こちらはぎょPが作った
3月のチャリティーライブの作品で、
これを見た私が同じくワンピースのテーマ曲だった
東方神起の「Share the world」を使って
動画を作った、なんて事もあったりして。

一挙放送だから、30分ごとにこの曲が流れるわけ(笑)。
あまりに見事なタイミングだったので、ぎょPに
「ちょうど後ろでBelieveが流れまくってるよーw」
なんて話をしていて、そこで唐突に思い出した。
あ、そういえばワンピースの曲でもうひとつ、
作りたい曲があったんだっけな。

それがこの「sailing day」でした。
こちらは劇場版の主題歌なんですけど、
自分の中で2年くらい暖めていた楽曲でして。

その日の夜、改めてこの曲を聴きなおして、
「こっちでステージを締める方がいいね」
と思いました。元々ワンピースっていう作品自体が
わかりやすく熱血な、ベタだけど正面突破で
見る側に迫るストーリーなわけです。

それを下敷きにして作られたテーマソング、
しかも劇場版のものなら、映画のエンディングで
流れる事が前提の曲。どう考えてもこれが
締めに合わないわけがないだろう、と。
それに赤ペンらしからぬ、フェスっぽい
アーティストの楽曲ですしね(笑)。

さて、じゃあどんな方向性の作品にしたらいいだろう。
原曲のPVを見よう!演奏するバンプの面々の間を
赤シャツに麦わら帽子の人がたくさん駆け抜ける!!
ああ、参考にならない!!!(笑)

さて置き。
ここまでの話は、あくまでもアイマス2準拠の、
デュオを組むことのないやよいおりの話でした。
じゃあ、最後の最後で2人が同じステージに立っている
ってのが、一番キレイにまとまるかな。

「暴れだす」は完全にストーリー系PV。
「JOINT」はシンプルなダンスシンクロ動画。
じゃあこの曲はダンスをメインにしつつ、
ここまでの話の流れを反映させた演出を組み込もう。

まず、2人が同じステージに立つ理由がある
舞台設定をして、幕間劇としてあらかじめ見せよう。

ベタだけど、やっぱりラストはオールスターってのが
「らしい」よなぁ。だとしたら、ダンスの目先を
変えるために、人数を徐々に増やそうかな。

ダンスの振り付け自体はそこそこ合っていれば
いいので、カット割りで全員をちゃんと映し、
カメラワークで変化をつけていく。

で、最初と最後にやよいおり。テーマが「繋」なので
ラストの締めは、ざわわんの手を繋ぐシーンの大写し。

私は決して「ダンスシンクロの人」ではありません。
きっと動画単体では、他のダンスが得意な方たちの作品に
及ばないだろう。だから、ここまで積み重ねた物語を
バックボーンにした演出を作品に入れていく事で、
その差を埋めようと思いました。

そしてもう一つ。
この動画を「ステージの締めに特化した形」
作ろうと。いわば「鍋の締めの雑炊」ってことね(笑)。
単品のダンス動画としての完成度はある程度捨てて、
ここまでのステージの流れを踏まえた形で展開させる。
こうする事で、製作の工数をある程度減らすことが出来ます。
「暴れだす」がどうにも逃げ道のない状況になりそうだし、
こちらは赤ペンが得意ではないダンス動画だし。

そして、これを見る前段階の「鍋」の部分は、
確実に全員がちゃんと見てくれる。
30分のステージというVRFだからこその考え方です。

このタイミングでPS3版が発売され、
S4Uで歌詞消しやクインテットステージ追加などの
変更が加わっていたのはホントに助かりました。
それにこの曲が4分少々だったのも助かった。
5分以上あったら無理ゲーです・・・(笑)。

ただ、PS3で素材を撮るためには、1回は
ゲームをクリアしないと小町組が使えない。
そのスケジュールは最初から組んであったけど、
それ以上の周回は時間的に厳しくて、
アクセサリとかは集められそうにない。

なのでコーディネイトはあまり凝らない代わりに、
この衣装に765プロのアイドルたちへの
赤ペンPからのメッセージを込めました。

あの衣装の名前そのまま、なんですけどね。

こうして8月下旬、セットリストが固まりました。
色々と制約がある中で、自分が納得できる
選曲や筋立てが組めたかなと思っています。

ここからはカクテルの運営に入るので
作業がほぼ不可能。なので、空いてる時間を使って
作品や全体の流れを考え、キチンと固めよう。

カクテルが終わったら、まずは「JOINT」。
リハビリを兼ねて基本に忠実にダンスを組み、
作り手としての自分のエンジンを温める。

目処がついたら、すぐに「暴れだす」と「sailing days」を
並行して作業する。確かに同時進行は骨が折れますが、
ストーリー系とダンス系で方向性が違うから、
それぞれの作業がいい気分転換にもなるんじゃないかな。

それぞれの間に挟む幕間劇の内容と時間を調整して、
さぁこれでやる事は決まった。こうして私のVRFが
幕を開けたと、そういうお話でした。予想通り長い!

でもまだ終わらない。
次回は幕間劇やスペシャルサンクスな方々のご紹介を。
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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