赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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BGMはチャゲ&飛鳥「YEAH YEAH YEAH」<VRFのあれこれ・その5>
前回書いたような経緯で、赤ペンは
VRFに参加の運びとなったわけですが。

私の立場は、あくまでも参加者の1人です。
イベント運営そのものには、お願いされれば
出来る範囲で協力は惜しみませんが、その方向性や
運営方法に対して口を差し挟むつもりはありません。

でも、イベント当日に来てくれた視聴者の方に
いいステージを提供して楽しんでいただく、という
目的を考えた時、自分は参加者ではなく、
いわばスタッフの一員なのだと考えています。

以下、少々物騒な文章が格納されてます(笑)。
お読みの際にはお気をつけくださいな。


このイベントにおける赤ペンのスタッフとしての仕事は、
自分が与えられた30分間の中で良いステージを演出し、
視聴者の方に楽しんでもらう事。
イベント全体の進行を考える必要はないし、
他の参加者の方のケアをする必要もない。
スタッフとしては極めて限定された持ち場の担当です。

それってやっぱり普通の参加者じゃん!と
思われるかもしれませんけど、私の中では
全然意味合いが違います。

カクテルパーティの開催発表の時、
私はブログでこんな事を書きました。
抜粋すると。

参加する以上は、会場の壁の花で満足せずに、
自分の料理や出し物でお客様を楽しませるんだ。
そんな気持ちでいてくれたら、嬉しいです。


運営の立場としてそう望むのであれば、
自分が参加者としてイベントに関わる時は、
当然この言葉に従うべきですよね?

だから今年のVRFに参加するに際して、
赤ペンは「参加できた」事だけで満足せず、
自分の動画やステージングで、見に来てくれた人を
楽しませるために全力を尽くそう、と思っています。


はい、「全力」です。
私がここで使う「全力」という言葉には、
こういう意味を込めています。

ここにいるのは「動画製作者の赤ペンP」であると
同時に「ラジオや生放送で語りまくる赤ペンP」であり
「ブログで長文垂れ流す赤ペンP」であり、
そして「企画屋の赤ペンP」でもある。

だから動画そのもの以外の部分でも、色々考えて
楽しんでもらうための努力をしよう、と。
うん、今は言えないけど、使えるものは何でも使うよ。
他の参加者に「ズルイ!」って言われるかもしれないけど、
しょうがないじゃない。フェスっぽいことが得意な
作風でもなければ、腕があるわけでもないんだもん。

そんな風に考える理由。
この一連のエントリの最初の方で書きましたが、
去年のVRFの成功は、様々な要因に後押しされた面が
確実にあったと私は感じていて。

VRFの全容を把握した時、企画に携わった経験の
ある身としては、成功・失敗はさて置くとして
「随分リスキーな構成だよなー」と率直に感じました。
以下、先日のエントリと若干被りますが。

生放送が前提という事は、リアルタイム性が高い。
つまり見る側に時間的な拘束を強いる事になります。
瞬間的な熱気の爆発力は非常に高いけれども、
タイムシフト視聴が1週間しかない事を考えると、
イベントそのもの後追いフォローは実質不可能です。
それ以降、このイベントの内容や盛り上がりは
参加した人や見た人が「口伝」するしかない。

見る側以上に、運営も時間の拘束が厳しい。
一度生放送を始めてしまったら交代も出来ないですし、
事前のチェックやリハーサルも念入りにしなければならない。
当時はネタにしまくっちゃって、ぽぽんがぽんさんに
申し訳なかったんですが、カクテル直前生放送の
初日みたいな躓きは、生放送慣れしている人でも
普通に起きたりする。システムの問題もあったりするし。

挙句、例えば生放送やニコ動自体が急遽メンテに
入りでもしたら、全部がひっくり返る。そこの部分は
運営スタッフがどれだけ頑張ってもどうにもならない。
確かに実際のフェスが台風で中止ってケースもあるけど
そこはさすがに意味合いが違うじゃない?

それでも無事にイベントを進行できたのだから、
昨年の運営スタッフの苦労と尽力は
相当なものだったと思います。


また、9月に始まったあの騒動が少し落ち着いた、
そういう時期の開催。結果としてそれはこのイベントの
盛り上がりを後押しする形にはなりましたが、
当然正反対の方向に振れる危険性だってあった。

そういう中で、前例も先入観もまるでない、ゼロからのスタート。
そして大盛況のうちに幕を閉じた。本当に凄い熱気だった。

今年は、そこがスタート地点です。
昨年ほどには切羽詰った空気のない今、
昨年のVRFという前例があり、先入観があり、
昨年も来てくれたお客さんは当然、
「前回以上のもの」を期待し、求める。
カクテルのシークレットという派手な告知を
仕掛けた以上、一見さんだって来るでしょう。
肯定的な視点も、斜に構えた視点もない交ぜになって。


だから、もっと回を重ねたイベントならともかく
成功したイベントの2度目の開催においては、
「前回と同じくらい盛り上がった」は辛うじて及第点。
その上を行くための工夫と努力をしないといけない。
すごく難しいし、大変だと思います。

先ほども述べたように、私はイベント全体を
管轄する運営の立場ではないし、
今回に関してはそれをやるつもりもありません。
でもね、こう思うんです。

昨年はこのステージに立っていなかった自分が
今回は参加者の中にいるって事は、どういう事なのか。
昨年の成功の要因に何ひとつ関係のなかった自分が
今回その輪の中にいる事の意味は、何なのか。


「自分もスタッフ」ってのは、つまりそういう事です。
去年の熱気に乗っかってステージに立とうなんざ
これっぽっちも思ってません、ええ。
去年以上の熱気を生み出すための存在として
ステージに立とうと、そう考えています。

っつーかね、もうここまで来たらハッキリ書いとくよ。
イベントが終わってみんなが今年のVRFを振り返った時、
「今年も盛り上がったねー!」と言わせた上で、
まず真っ先に「赤ペンPのステージ良かったねー!!」
と付け加えさせたい。それが目標だよ。


極論すれば、イベント自体がコケても
そう言ってもらえたなら合格点だしますよ。
でもね、自分が出たイベントがコケたら
そりゃいい気分はしませんから、そうさせたくは無い。
まして、それを支える立場にいる人の心境は
痛いくらいに生々しく理解できる。知ってる。

めいろっくPには、こんな事を言いました。

「自分より前に出た参加者は、全部喰う。
 自分の横のステージの人は、叩き潰す。
 自分より後に出る参加者は、黙らせる。
 そのくらいの気持ちで頑張るので、宜しくお願いします」


もちろんケンカを売るのが目的じゃないですし、
実際の結果にも拘りません。私よりもいい動画を
作れる参加者の方は他にもたくさんいる。作風だって違う。
むしろ真っ先に「赤ペンダメじゃん」なんて
言われちゃうかもしれない。

言われちゃったらしょうがない。自分の力不足です
でも、目標を高く掲げなければ、途中で終わっちゃった時に
少しでも高い場所に辿り着く事はできない
フルボッコにされる事は百も承知で腹を括ってブン殴りに行く。

そういう意識で、イベントに臨もうと思っています。
私1人のステージの出来不出来が、イベント全体を
左右するわけではありません。でもひとつひとつの
成功の積み上げは、全体の成功に絶対に必要
ですから。

随分と物騒かつ失礼な事を書いてきましたが、
これも全部、その目標を達成するための
ハードルみたいなものです。これだけ言った以上、
それに見合うものを見せなきゃカッコ悪いよね?

ハードルは、それを飛び越えていくために
自分自身で設定するものである。


私の大好きな山際淳司の小説から学んだ言葉を
書き記して、この長文を締めておきたいと思います。

改めてになりますが、全力でこのイベントの
ステージを勤めさせて頂きます。
皆様、どうぞ宜しくお願いします!!


2011/11/12 赤ペンP
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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