赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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カクテルパーティ閉幕によせて
・・・似たようなタイトル、どこかで見たな・・・(笑)。

「今年もやるよ!」

きつねPから声を掛けられたのが、
確か5月の連休明けの事でした。
あれから4ヶ月。

皆様のおかげをもちまして。
「im@s KAKU-tail Party 6」、無事閉幕いたしました。
改めてになりますが、関係各位、参加者の皆様、
視聴者の皆様に、篤く篤く御礼申し上げます。


で、今の心境を一言で書けば、

「ポッカリ」

かなぁ。あんだけ毎日積み重なってたタスクが、
日曜日に目覚めたらひとつ残らず消えちゃってるんだもんね。
PCのデスクトップもフォルダも整理してキレイになって。
わかってはいたけど、不思議な感覚ですね。

そしてすっかり真っ白な灰になっちまった状態でね(苦笑)。
しばらくはのんびりと社会復帰のリハビリをしようと思ってます。
でも区切りという事で、終わった直後の感想などをつらつらと。

過去のカクテルを振り返ると、その開催の合間に
常に何らかの変化があった事がわかります。

1から2の間は、何よりもカクテルパーティというイベントが
皆さんに認知して頂けたという変化がありました。

2から3の間はL4Uの発売、当時借り物Pの多くが利用していた
Stage6の閉鎖といった、映像素材にまつわる変化が多くありました。
開催直前に発覚した、765コマンドによるBB素材の存在も
無視できない変化のひとつです。

3からSPの間は、SP発売による新しい世界観の提示がありました。
またBB素材が完全に一般化し、多くの人がそれを使えるように
なった事で、動画の表現方法が広がった時期と言えるでしょう。

で、SPと前回のDS/DSXの間。
もちろんDSの発売によって更なる世界観が加わったわけですが、
ニコマス的、あるいは動画的な部分においては、目に見える
大きな変化があまりなかったよな、と赤ペンは考えています。
いわゆる成熟期というヤツでしょうか。

パーティ自体も、基本の部分は変わりませんでしたが
開催の度に様々な試みを試してみたり、参加人数や
選抜方法などの部分での試行錯誤を繰り返しながら
歩んできたのかなと、客観的に見て感じています。

そして今回。
言うまでもなく、アイマス2発売という
過去最大級の変化がありました。
それにまつわる諸々の出来事まで含めて、
本当にいろんな事があった上での開催。

運営に携わりながら楽しみにしていたのは、この状況において
参加される方がどんな選択をして動画を作るのか、という点でした。

来年、あるいは再来年になれば、アニマスまで含めて
2の世界観なり素材が主流になるのかもしれませんが、
今はまだ素材的な意味でもお話的な意味でも、
無印と2が文字通りパラレルに存在しています。
またニコマス的な視点で言えば、MMDに代表される
「新しいツール・素材」がどんどん一般化して、
表現方法も多岐に渡っている状況があります。

そんな混沌とした状況の中での開催。
それも今回は120名という多数の参加者の方を
お迎えしています。それこそ何が出てくるのか、
まるで予想できないシチュエーション
だったわけです。

その結果がどうであったのかは、6日間に渡る本編を
ご覧頂いたとおりです。本当に様々なタイプの動画を
見ることが出来て、運営としても視聴者としても
存分に楽しませて頂きました。

やっぱり、物事が現在進行形で動いている時の方が
こういうイベントは面白いのかもしれませんね。
だからと言って去年みたいな「動き方」をされても
大変困るわけですが(苦笑)。


もうひとつ、予想していなかった出来事について。
それは参加された方の顔ぶれの幅広さです。

それこそニコマス黎明期から活躍されているベテランから、
パーティ参加者募集の直前デビューの方まで、各年代?から
様々な方が参加してくれました。でも、まぁそこまでは
それなりに予想はついたんですが。

ビックリしたのは、それこそ2年ぶり、3年ぶりに
お名前を拝見する方がいらっしゃった事。
好きでやっている趣味の世界、続けるのも離れるのも
その人の考えひとつではありますが、私自身も
長くこの界隈にお世話になっている身でもありますし、
久々に見る名前に興奮を隠せない瞬間もあったりして。

中夜祭生放送では軽く世代闘争(笑)的な流れもありましたが
そんな話ができるようになるくらい、この界隈も歴史を積み重ねて
きたんだなぁ、
なんて事を改めて感じてみたり。


そんなこんなで、カクテルSPの時以来2年ぶりに
メインスタッフとして裏方をやらせて頂いて感じたのは、
「カクテルパーティ」という看板の重み、でした。

主催であるきつねP自身も最初に語っていますが、
もはやこのイベントは、「ちょっとやってみようぜ」
みたいな軽いノリで始めることの出来ないところまで
きてしまっているのは、紛れもない事実でしょう。

参加者総数120組。
ほぼ専任のメインスタッフ8名。
他にもサポートスタッフや絵師さんといった
協力者の皆様も含めて、総勢で200名近い関係者の方の
尽力があったからこそ、このパーティは成立しています。

それだけの方が力を貸してくれるのは、
また多くの方が楽しみにしてくれるのは、
ニコマスに関わっている皆さんの、
このイベントに対する想いがあるからこそ、
なのでしょう。それは非常にありがたい事であり、
そしてそれは背負ってみると、ずしりと重い。

「カクテルだから」

良くも悪くも、こういう枕言葉がつきやすいんですよね。
ニコマスが時間を積み重ねる事で様々に枝葉を伸ばして
いったように、カクテルパーティもまた、見る人の中で
いろんな形で捉えられるようになってるのかな、と。

そして客観的に見て、このイベントが持っている
ニコマスへの影響力も、無視できない大きさに
なっていると思います。挙げ始めたらキリがないし、
回避できるものなのか仕方ない事なのか、その境界線も
曖昧でわからなくて、でも確実にそれは存在する。
スタッフとして、そこは自覚せざるを得ない。

そういう看板を背負いながら、でも個人的には
明るく楽しく運営の仕事が出来たかなと思っています。
いや、まぁ個別の事象を挙げていけば
頭を抱えるような事もあったけどさ(苦笑)、
そんな事は最初から織り込み済み。苦労も含めて、
裏方稼業の醍醐味を満喫させていただきました。

色々と反省点や改善点はあるけれど、
皆さんに楽しんでいただくために出来る事を
全力でやったつもり
です。


さて。
果たして次のパーティがあるのかどうか。

それはきつねPの考えひとつであり、また諸々の状況が
どう推移するのかにもよるだろうし、今の段階では
なんとも言えません。なるようにしかならないでしょう。

でも、ひとつだけ思っている事があって。
次は参加者として、このパーティに関わりたいかな。

私が最後に参加者として関わったカクテル3は、
もう3年以上も前の話になってしまいました。
あれから、自分はどこまで来たのか。
それを確認してみたいなー、なんて。

・・・まぁ恐らくは主催の狡猾な陰謀によって、
参加者もやりつつ自分自身の紹介文を書きながら
生放送のホストとかやらされそうな気もするし(笑)

「またパーティやりますね!私はスタッフやりませんけど!」
とか言った時点で「ああ、コイツ出るつもりだな」とか
バレバレな気もしないでもありませんが(苦笑)、
ま、実現するかどうかはその時次第という事で。

何はともあれ、ひと段落。
改めて、このイベントに関わってくれた皆様、
ご覧頂いた皆様、全ての方に無限の感謝を。

赤ペン自身も少し休憩時間を頂きながら、また
「作り手」の側に戻って、頑張ろうと思います。

最後は、某Pのエピローグの言葉をちょっとお借りして。

正直に言って、2017年までこの趣味を続けられるかと
問われたら、首を縦に振る自信はありません(笑)。

でも、その時になって懐かしく振り返ることのできる
時間を皆様にお届けできたとしたら嬉しいし、
それが運営スタッフとしての何よりの報酬です。


ご支援ご声援、

本当にありがとうございました!



2011/9/27
im@s KAKU-tail Party 6 運営スタッフ 赤ペンP

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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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