赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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「アニマスと私」的なもの
私は関東住まいですから、このエントリの時点で
アニマスは7話まで放映されているタイミングになります。

1話から全部録画はしてあったんだけど
そのまま放置しちゃってた映像を、
先日6話までまとめて一気に駆け足で視聴しました。

で、感想って程の事ではないけど、考えてみた事など。
あ、この先の文章はニコマス脳100%なスタンスなので、
不快に思われるかもしれません。あと少しだけネタバレあり
その辺はご承知置きくださいね。


録画を放置してあったとか、
一気に駆け足視聴したとか、その辺の行動で
赤ペンとアニマスの距離感はなんとなく
ご理解いただけるとは思います。

まぁ、ねぇ。
この前10分かけて断髪式を自分で描いた人間が
ニコニコしながら「アニマスすっごく楽しみですっ!」
っていうのも空々しいでしょ?(笑)

ちなみにその断髪式。トップ記事の備忘録にも
ちょっと書きましたが、まぁあれで正解でしょうね。
あっさりやるか2話くらい回すかの二択だろうし、
でもPS3発売前に切っておかないと、ねぇ。
というか、そこまでの5話分のためだけに長髪バージョンの
設定を起こしたんだ・・・と妙に感心している自分がいる(笑)。

ともあれそういう距離感だから、リアルタイムや
上映会でみんなと一緒に楽しんだり、積極的に
感想や意見を言うような立ち位置でもないので、
マイペースで視聴しようと思っていまして。

うん、「ちゃんと見る」事は、絶対にしなきゃ
いけない事だと考えていたし、実際の作品を見て
その意識はさらに強くなりました。

ニコマスにおける赤ペンPは、主にストーリーPVと
いわれるものを作ったりしているわけです。
そして自分が盛り込もうとするストーリーを
考える際、実際のゲームにおいてどうなのか
という点は当然真っ先に考慮するべき事項だったりする。

今までは、ゲーム及びその周辺コンテンツが
考慮の対象でした。まぁもう少し拡大解釈して、
同じニコマスの作品ってのも入ってくるけど。

でも今は、アニマスについても意識せざるを得ない。
そしてアニマスは、恐らく今までの対象とは
ケタ違いの純度と影響力を有しているわけです。

ゲームの場合は、お話を見せるだけじゃなく、
実際にプレイさせる部分も必要だから、どれだけ
ストーリーを盛り込みたくても、やっぱりそこには
語られないブラックボックスな部分があちこちにあって、
そこに我々の想像の余地があった。

でもアニメは、言わばストーリーの固まり。
穴がないとは言わないけれど、その大きさは
確実に小さくなっているわけです。

そしてそれは2クールという長い期間と時間をかけて、
アニメーションという手法を専門としてやってきた
スタッフたち
の手によって作られ、語られる。

そういう、純度と影響力の強さです。

以前も書いたけど、赤ペンは別にアニマスdisを
したいわけでも、ケンカを売りたいわけでもありません。
そりゃあ戦略的な視点から考えればまた違った話に
発展するのかもしれないけど、今まで見た感じでは
躍起になってNG出すようなアレな内容ではなかったし、
そもそもアニメのスタッフには感謝こそすれ、
ケンカを売る理由は一切ないよ(笑)。

アイマスを好きな人の多くは、その感想の如何を問わず
アニメを視聴しているはずですよね。
そしてそのストーリーを「共有認識」として捉える。
もちろんそれは、赤ペンが作るニコマスの作品を
見てくれる視聴者の人たちも、同様でしょう。

うん。公式相手に云々じゃないんだ。
それを見ている皆さん相手に、って事です。

そういう人たちに届くような作品を作るためには、
何をどうしたらいいのだろうか。
そこを真摯に考えないといけないよね、と。

例えば。
第5話の終盤、布団の中での会話のシーン。
印象に残っている人も多いと思うんですが、
あれを見て真っ先に思い出したのが、

シラカワP


これでした。詳細については、この作品について
書いた時のエントリ
をご参照下さい。
あるいは竜宮小町のデビューを見つめる
他のアイドルたちの風景なんかもそうかな。

ああ、もちろんどっちが先で後でエラくてエラくなくて、
みたいなつまらない話がしたいわけではなくて。

どちらも言われてみれば「確かにそうだよね」
という事であり、でもこうやって提示されないと
なかなか気付けない事でもあります。
これまではゲームというパッケージの制約上
オミットされざるを得なかった風景が、
こうして具体的な形になり、多くの人に提示される。

それは大きなドラマやストーリーじゃなくて、
ふとした事でようやく気づくような、些細な、日常の風景。
この先、自分が向き合うのは、そうやって形になり
命を吹き込まれた風景を見た経験がある人たち。

ストーリー系PVって、そういう部分を拾って形にするという
側面
が少なからずあるわけで、とりわけ赤ペンは意図的に
そういうところを狙ってた人ですから、今までと同じように
茫洋と作っていたら、多分飽きられるぜ(笑)。


もちろんアニマスのお話に乗っかる事も、
それを回避する事も、選択肢としては存在します。
裏を取ることだって出来なくはない。
でも、何しろアニマスは現在進行形だからねぇ。
変に考えすぎて自滅してもしょうがないんだけどさ。

そんなわけで、アニマスを見ることで、
「自分が作るもの」を見つめなおすいいキッカケ
もらったような、そんな気分です。

多分この先もリアルタイムで必死に追っかける事は
しないとは思うんだけど、なるべく溜めずに
ちゃんと追いかけていこうと考えています。
他にも何かの「キッカケ」が、見つかるかもしれないしね。
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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