赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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1月のマイリストから
赤ペンは自分で動画を作るようになってから、
他の方の作品を見る機会がすっかり減って・・・と
書き続けて、はや幾星霜

それならそれでしょうがないけど、それにしたって
もうちょっと見ようぜ!という事で月に1回、
マイリストした動画からいくつかピックアップして
ご紹介するコーナーみたいな事をやろうと思いまして。

対象は1月に上がった動画です。一応ニコマスがメイン。
でも、放り込んだ動画ならジャンルは問わず。気分で決めます。
何作紹介するかは特に決めてません。完全に気分(笑)。
普通に再生数が多い作品も取り上げるでしょうし、
ニッチなところを攻めるかもしれません。これまた気分(笑)。

では、四の五の言わずにさっさと行きましょう。
今月は3作ほど選ばさせていただきました。
相変わらず長文なのは仕様なので諦めてください。


狡猾全裸富竹P


私はMMD界隈にはあまり明るくないので、そのつもりで読んでね。

MMDって、モデルを作る人もいればモーションを作る人もいて、
その一部は他のユーザにも配賦されたりするわけですよね。
で、動画を作るにあたっては、1人で全てを用意する人も、
他の方の素材をそのまま使う人も、そこにアレンジを加えて
使う人も、それぞれいらっしゃると。認識、あってるよね?

そういう場合、作品における「作者のオリジナリティ」って
どうやって賞賛したらいいのか、それって実は難しいのかなぁ、
なんて感じることがあります。軽々しく褒めたらいきなり
「よく知りもせず」とか言われちゃいそうじゃない?
いや、実際よく知らないのは事実なんだけどさ(笑)。

だから、一瞬そう感じるけど、すぐに忘れます。
ここでは私はただの、いち視聴者。
楽しいかどうか、それが唯一にして無二の価値観。
MMDの作品を見る時の私の視点は、いつもそんな感じです。
「"正しい"褒め方や認識」なんて求めないでくれ、と(笑)。

話がそれました。富竹Pの作品です。

この曲は日高ママに合う!って思いついて、
さらに音源を「歌ってみた」にした、このパッケージング。
モデルも可愛い。モーションもいい。歌も素敵。
元のPVからエフェクトを取り除いた画面構成、
ラストで外へ出て行く時にペロッと舌を出す動き、
一番最後の「日高舞参上!」の看板。

「理屈」で褒めるとこんな具合なんだけど、この作品については
「感想」を素直に書きたいなー、って思うんです。

赤ペンがアイマスのアイドルで一番好きなのは、あずささんです。
それはこの先も絶対変わりません。でもね、もし今、
「一番プロデュースしたい人は誰ですか?」って訊かれたら、
この動画を指差して「この人!」って言うかもしれない。言いそう。
で、プロデュースしたはいいけれどボロボロにダメ出しされて、
でもそれもいいかな、とか思えちゃいそう。

アイマスのアイドルたちにはまだ出せない、余裕としたたかさ。
可愛いらしくて、ちょっと色っぽくて、でも全然媚びてない。
きっとこの人、「1児の母」という事実すら武器にしてると思う。

そう、プロデュースでダメ出しされるのも当然ですよね。
きっとこの人は「セルフプロデュース」ができる人なんだもの。
己を知る者は、敵を知る事もできる。両方知れば、なんとやら。
うん、参りました。お手上げです(笑)。文句なしの1月イチ押し。


カマトロP


よりにもよって昇太の創作落語ですよ(笑、褒め言葉)。
落語だったら小朝とか志の輔あたりの方が無難だろうに、
と思ったらカマトロP自身が志の輔を使ってて吹いた。

技巧的な話で言えば、昇太って「上手」じゃないんですよね。
枕から本題に入っただけで苦笑いと拍手が起きるとか
それってどうなのよ、と(笑)。でも、面白いんですよ。
完成された芸を見せる名人的な空気は一切ないんだけど、
未完成な部分まで含めて客に提供できるタイプというか。
立川談志が「どうしようもなく下手糞だが面白い」みたいな
評価をしてた気がしますが、さもありなん。

その談志曰く、
「落語とは未来永劫変わらぬ人間の業の肯定である」
まぁその意味ではアイマスでも落語は展開できると言うか、
極めて落語的なシチュエーションは良くあるよなぁ、なんて
思ったりするわけで。この前のどきゆりPのアレとかね。

さて、恐らく四股名の「貴乃爪」と「姫だるま」から
貴音が主役になったんでしょうが、それにしても
他のどのアイドルより納得感があるのは何故なんだろう(笑)。
そして伊織先生が存在感で負けてない。これ重要。落語だからね。
私は空を仰ぐ絵を見て爆笑しましたよホント。

この動画を見ていて心地いいのは、切り替えのタイミングというか
その間合いというか、そこが決して「間違わない」事。
言葉は悪いけど、特に奇を衒っていない、当たり前のタイミング。
でも、絶対そこを外していない。絵の方はちゃんと見る人の
「惹き」を作るものがあるというか伊織の行司は反則だろ
俺のコーラ返せ
的な話になるんだけど、そうやってフック的な
役割は、絵の方に任せてるって感じで。

滑稽話だからくるくると状況が変わるんですが、それに比して
絵の種類は決して多くなく、だからといって少なくもなく。
結果としてドッシリとした安定感があって、最後まで
安心して見られる、聞ける、そして笑える。

この動画を見るとき、私の意識はニコマスPではなく
ただの落語好きになってます。一番重要だったのは
そこなんですね。よい一席でした。


惑星P


最後はアイマス以外のところから。
と言っても、惑星Pはアイマス曲を題材にした作品も
いくつか作られています。これとかこれとか
ご存知の方もいらっしゃいますかね。
今回は1月UPの動画という事で、こちらを。

ニコ動では定番の楽曲と言っていい「Bad Apple!!」
今話題の「まどかマギカ」のEDが組み合わさるとはねぇ。
確かに骨子の世界観として共通する空気はあると思います。
でも作者コメントにもあるように、どちらの曲も原曲から
ピッチ変更をしているそうで、恐らくは結構な力技を
使っていると思うんです。単純に同じコードの曲を合わせた、
という事ではないわけで、よく思いつくよなぁ、と。

なにせ音いじりは専門外なんで、っつーか映像だって
別に専門家じゃないんだけど(笑)、
細かい話は
全く出来ませんので、とりあえず「聞け」で終わっちゃうんだけど。

私自身が全然「音屋」な人ではない割に、どういうわけか
ニコマス界隈で音方面に明るい方々と知り合う機会が多く(苦笑)
専門用語の乱舞に必死についていきながら、色々楽しい話を
聞かせて頂く経験をさせてもらってます。

その影響もあるのか、気まぐれでやる生放送では、
最近はアイマスに拘らないマッシュアップ作品
よく流してます。惑星Pもそうなんだけど、こうした
マッシュアップ音源の製作者の方を、この流れで
知る機会が最近多くなりました。

音いじりといえばリミックスという手法もあるわけですが、
私がマッシュアップにより強い興味を持つのは、
そもそもMADムービーやMADテープで育った世代であり、
専門知識が薄い分、自分の出自に忠実な反応をしているから、
なのかもしれません。組み合わせの妙を楽しむ、的な感じかな。

そうなると、非アイマス、もっと言えばアニメやゲームの曲を
使っていない作品を聞くことが自然と多くなり、元の曲を
知らない場合は、それをキッカケにして原曲を聞いたり。

ニコマスに触れるようになって、耳にする音楽の幅が
広がった
方も多いと思います。私もそうなんですけど、
せっかくだからもう少しだけ羽を広げるのもいいかな、
と思って、最近はこういう作品を積極的に見て(聞いて)います。
もし興味があれば、皆さんもいかがですか?

・・・さて、今後私はこういう音源に動画をつけたり、
自分で音いじりをしたりするんでしょうかね?
まだ決めてもいないしアイディアもないけど、
それも密かに楽しみのひとつだったりして。


以上、1月の3作でした。
このコーナー、忘れずに来月以降もやれるのかなぁ・・・(笑)。
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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