赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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File042-2:「BELIEVE IN LOVE」
自作解説の番号振り間違えてた・・・修正大変でした。



さて、改めてこの作品について書こうと思ったんだけど、
「赤ペンが作るデュオ作品はどんな方向性になるだろう」
という、私の中の「そもそも論」の話だけあれば
それでいい気がしてきた。

お仕事の相手がどんなデュオであっても、
そこでどんなお話を描こうとしていたとしても、
大事なのはその「そもそも論」で、そこだけは
絶対に外したくないという、発想の源流。

で、その発端にメイPの存在がある、と書いたら、
たぶん納得される方も多いかと思います。
作っている作品のジャンル的に似たような方向を
向いている人っつーか、その筋の大家(笑)であり、
個人的にも付き合いが長い人ですからね。

ところが、
"具体的には、2008年版の「箒星」にキッカケがあるんです"
と書いたら、恐らく当の本人から大ブーイング
喰らいそうな気がします(笑)。


赤ペンが好きなメイPの作品を挙げろと言われたら、
すぐに出てくるのは「暴れ出す」「笑えれば」「sign」。
実は「箒星」って、微妙に波長が合わないんです。
あ、一応お断りしておくと、この話は本人にも
直接してるので、変な心配はなさらぬよう。
(・・・してたよな、多分)

で、その理由は昨年末、自分でゆきまこの動画を作ってみて、
確信は持てないけど、ちょっと感じました。
多分ゆきまこの在り様が、赤ペンの得意な守備範囲からは
ちょっと遠いのかな、と。

つまり作品としての「箒星」の評価とは無関係に、
本当に単純な好みの問題だという話なんだけど・・・
これを書いたらまた怒られるかもなぁ(笑)。

ともあれ、「箒星」がキッカケではあるけれど、
内容そのものに影響されているわけではなく、もちろん
あの作品のリスペクトとかカウンターになる作品にしよう、
なんていう発想があったわけでもなくて。

じゃあ、どの部分に影響されたのか。
それは作品についていた、作者コメントなんです。

実際に書いてあった文章以上に、本人とも直接
この事について話をしたんですが、その内容を
かいつまんで書けば、こんな趣旨です。

アイマスというゲームにおいて、無印であれL4Uであれ、
好きなアイドルを選んでデュオ(あるいはトリオ)を
編成するのは簡単ですというか、選ぶだけですよね(笑)。
ゲームとしてはそれでいいけれど、実際問題として
そんなに簡単にデュオって組めるものなんだろうか?


これ以上の説明が必要な人は「箒星」を見て下さい(笑)。
つまりは、そういう作品だからね。

さて、その意見というか考え方には大いに同意しつつ、
話し終わってから一人で、その事について自分なりに
咀嚼を始めました。当時はまだソロ作品ばっかり作ってて、
いずれはデュオもやりたいなー、と考え始めた時期でしたから。

で、赤ペンが得た結論というか
考え方は、こんな具合だったんです。

例えば雪歩と真が、どんな道筋を通ったのであれ
デュオを組んだとしよう。さて、その瞬間から
2人は「ゆきまこ」なのだろうか。


はるちは。ゆきまこ。やよいおり。
単純な略称としてわかりやすいですから、
私もそういう使い方をします。でも、単に組んだだけでは
「ゆきまこ」ではなくて、「萩原雪歩と菊池真」なのかな
って。

組んだところがゴールじゃなくて、そこからがスタート。
それははるちは然り、やよいおり然り、あらゆるデュオ・トリオ然り。

うん、これかな。
自分がデュオの作品を作るのなら、そのテーマは
こういうところに置くのがいいだろう。


・・・そこまで考えて、1年以上デュオ作品を放置するあたりが
私のマイペースっぷりを示してますが(苦笑)、
でも1年経ってもそれを忘れずにいて、実際に作る時に
その指針にしたという事は、この些細な会話が
私にとって大きな意味を持っていたという証左。

だから赤ペンのデュオ作品の源流は、やっぱり「箒星」なんです。
うーん、褒めてるし感謝してるつもりなんだけど、たぶん
そういう風には見えないよなぁ・・・(笑)。

ともあれ、いざ自分でデュオの作品を作ってみて、
そのテーマをキレイに消化できたのが



昨年末は色々大変だった(苦笑)とはいえ、
若干消化不良気味になっちゃったのが



なのかな、と。

何故その違いが出たのかといえば、ひとつは
それぞれのデュオそのものに対する私の距離感。
先ほども書いたようにゆきまこはちょっと掴みづらくて、
逆にはるちははイメージしやすかった、という事。

もうひとつは、それぞれの作品で切り出した時間軸。
はるちはの方はデュオ解散後。つまり、実状として
「春香と千早」ではなくなっている状態だからこそ、
逆に「はるちは」である事を強調できた気がします。

逆にゆきまこはデュオ継続中。「雪歩と真」では
オーディションに受からないシチュエーションを
「ゆきまこ」になることでひっくり返す、という部分を
もっと工夫できたのかな、と思っています。

で、前回書いたような理由で、そこからまた
デュオ作品をしばらく放置したと(笑)。
逆にその分、過去のデュオ2作を冷静に振り返る事で
今回の作品の在り様を考えるのに随分助かりましたけどね。

その結果、やよいおりのために選んだ時間軸が
「ラストコンサート」というタイミングでした。
今書いたような理由で、「明星」に近い状況の方が
テーマを描きやすいだろうという事ですね。
でも、同じ事をやってもしょうがないから
その時は描かなかった「その瞬間」を取り上げたいなと。
これは「ラストチャンス」寄りの選択。

一応三部作的なもののトリになる作品なんで、
そんな感じで全体を構成してみました。
今回は「赤ペンのストーリーPV」としてはテンポが早く、
時間も短い曲を使っているので、なかなか難しかったです。
色々改善の余地があるけど、まぁそれも経験ってことで。
今後はまた違った視点のデュオもの
作ってみようと考えてみたりしています。

そんなところなんだけど、大問題がひとつ。
予想以上に時間がかかって、年内のスケジュールを
また考えないといけなくなった!(苦笑)

現時点で年内2作の予定は変えてはいないけど、
最後の方はギリギリだなぁ・・・。

ふぅ。
ようやく、ひとつ肩の荷が下りました。
こういう空気の下で、早く動画を上げたかった。
それも「自分らしい」「自分がやりたい内容の」動画を。

ブログもラジオもニコ生も、語る手段として大事にしてます。
でもやっぱり、動画で何かしたいじゃない?
痩せても枯れても私は動画を作る人。それを再認識しました。

まぁそんな感じで、やよいおりに想いを馳せていただければ
これ幸い。この動画では、私はそんなにストーリーをギッシリと
詰め込んだつもりはありません。もし心に響くものがあるのなら、
それはあなたの中のやよいおりがそうさせてるんだと、
本気で思っています。

さぁ、時間も限られてるし、また作品を作る事にしましょう。
今後ともスタンスを変えるつもりはないので、お暇なら
お付き合い頂ければありがたいです、ハイ。
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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