赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
11 | 2023/12 | 01
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例えばこんな竜宮小町(その2)
竜宮小町のお話の続きであります。

現状では、プロデューサー不在の765プロにおいて
「どげんかせんといかん」的考えに基づいて
集まったメンバーが竜宮小町、という話が
とりあえず明らかになってますね。

ただ、その意思だけで自然発生的に生まれるというのも
若干無理がある話です。なので今回は、インタビュー内容を
ガン無視いたしまして(笑)、

「律ちゃんがプロデューサーとして、自分で3人の
 アイドルを選択して結成されたのが竜宮小町」


という仮説を立てた場合、何故この3人だったのかを
妄想してみましょうか。仮想ドラフトみたいなもんです(笑)。

ではルール。

・無印アイマスのお話をそのまま前提条件とする
・基本的に好きなメンバーを3人選んでいいが、
 やむを得ぬ事情により社長ストップが掛かる可能性あり
・選ばれる側に拒否権はないものとする(笑)
・ゲーム外のリアル事情は考慮しない


最後のは「あくまでストーリー的見地から妄想する」という
意味です。例えば「下田さんの負担を軽くしなきゃ」
という話を持ち出したら「そりゃ亜美か真美は選ばれるだろ」
ってなって終わっちゃいますから。

以下、全て赤ペンの妄想でございますので
事実に反する点も大量にあると思います(笑)。
ま、考え方のひとつとして笑って許していただければ。
っつーか、怒られても困るんで、ひとつよろしく。

まず、全ての前提。
どれだけ才能や可能性があろうとも、律ちゃんは
まだ何の実績も無い19歳のプロデューサーという立場。
その事は当然、彼女が一番自覚しているはずです。

もしもっと経験や実績があり、あるいは手腕に
長けている人であるなら、少々乱暴ですが何も考えずに
「タレント性が高いであろうメンバー」をかき集めて
全部自分でコントロールする、という方法論も
出来ると思います。でも、多分それは無理。
(恐らくそれをやるのが黒井社長ですな)

だから、律ちゃんは恐らく
「自分も含めた4人のユニットとしてのバランス」
という点から入ったのでは、と考えてみる。
言わば、全員で全員を支えあう構図。
元々みんな同じ立場だったんだから
自然な発想なのかもしれませんけど。

こういった観点からドラフト会議の戦略を
練った時、このユニットの栄えあるドラフト第1位
間違いなく伊織であっただろう、と赤ペンは考えてます。

律ちゃんは今回、プロデューサーとして裏方に回るので、
自分ではない誰かに現場の舵取り役を任せないといけない。
全体を俯瞰する自分とは別に、現場レベルで、メンバーと
同じ視点で動ける存在。スポーツなんかで、監督とは別に
フィールド上のキャプテンを置く、というような、
そういう発想をしたんじゃないかなぁ。

そういう存在は、ほぼイコールでユニットにおける
スポークスマン的役割も果たします。当然そこでは
言葉だけじゃなく、全般的な立ち振る舞いが
重要になってくるわけですよ。アイドルだし。
だから自分から雄弁に語って攻めるタイプや、
周りからのツッコミ待ちになるタイプではなく、
程よく喋りつつ隙を与えないタイプの方が好ましい。

そういう役回りを託す存在を12人から選ぶのなら、
やっぱり伊織でしょう。少々我が強くて口うるさいけど、
気付きに敏感で気も回しながら自己主張も出来る。
なんだかんだで面倒見もいい。
そして何より、いい意味でキレイに猫を被れる。

伊織の我の強さは基本的に突拍子も無い方向には
行かないので、行動原理は比較的わかりやすく、
プライドをくすぐれば行動の動機付けもできる。
だから先頭に立って引っ張る役としてはうってつけ。
むしろバックアップに回して光るタイプじゃないでしょう。

そして何よりの安心感は、
伊織は変にガマンをするタイプじゃないって事。
最終的には説得される事もあれば
納得しない事もあるでしょうが、そうやって自分から
発信をしてくれる相手とは、ディスコミュニケーションの
心配がない。
それって凄く大きいと思います。

伊織と初対面だったらそこまで踏み込んで
この役回りを任せられたかどうかは微妙でしょうが、
そこは既にお付き合いがある律ちゃんだから大丈夫、と
少々都合の良い解釈をしておきましょう(笑)。

・・・そしてこれはユニット誕生後の後付け理論ですが、
現場における気苦労担当を律ちゃんは伊織に
押し付けたかもしれないなぁ(笑)。
残り二人のメンバーの暴走振りに頭を抱える伊織、
それをバックステージから見ていて頭を抱える律子、
という絵が容易に浮かびますねぇ。って結局
二人とも気苦労は絶えないのか・・・。

これを受けてのセカンドピックが、あずささん。

3人組のユニットにおけるキャラクターの色分け手法は
・3人とも同じタイプ
・3人ともバラバラなタイプ
・1人:2人の割合で構成

のどれかになると考えた時、「3人同タイプ」の編成よりは
違うタイプを加えて最初からアクセントをつけた方が
考えやすいし、やりやすいでしょう。

伊織は「可愛らしいアイドル」、偶像的な魅力で
勝負するタイプと考えると、2人目は反対方向に振って
もっと実体を持った魅力で迫れる人を配置したかったのかな。
・・・ま、要するにグラマラス路線の人ってことね(笑)。

この路線の選択肢トップ3はあずさ・貴音・美希
という事で概ね同意頂けるかと思いますが、
じゃあ何故この中であずささんだったのか。

ひとつには「伊織との兼ね合い」。
美希は間違いなく「前に出る」タイプ。
貴音は多分「勝手に目立っちゃう」タイプ。
あずささんは「一歩引く」タイプ。
というか引きすぎて困る事も多々ある人(笑)。
前に出る伊織を、後ろで支えてくれる役回りを選んだと。
それでいて背も高いしあのスタイルですから、
存在感が消えてしまう心配も少ない。

もうひとつ。
思うに、「あずささんは律ちゃんより年上である」
という事実が、案外大きい気がします。
あずささんはキャラ的にはおっとり系ですが、
世の中には年齢の積み重ねが無ければわからない事って、
絶対ありますからね。しかもアイドルの中で唯一の
成人でもある。いや、飲みの席に送り込もうとか
そういう戦略は無いと思うけど(笑)。

ステージ上を引っ張るのは伊織でOK。
全体の方向性は律ちゃん自身が引っ張ればいい。
でもそうじゃない部分で、「引っ張る」と言うよりは
「支える」とか「拠り所になる」存在。安定感。
それを託されたのがあずささんかな。

最初のPVのコミュシーンを見て、
「うわーこれ子持ちのお母さんの空気だわ」
と感じたのは私だけではないと思いますが、
その感覚をこんな感じで説明してみました。
大丈夫かな?必要以上に贔屓目になってないかな?(笑)

さて、最後に選ばれたのが亜美という事になるわけですが
その理屈を、赤ペンは相当捻って考えてます。

既にユニットには、引っ張る存在と支える存在を
ピックアップしました。ここに最後に付け加えるなら、
「押し出す存在」かと。有無を言わさず前へと進む
推進力、パワーのような存在。「引っ張る」ってのとは
微妙に違う。その意味ではやよいあたりも
候補に挙げていいかもしれませんね。

ただ、今回はちょっと毛色の違う推進力を求めてみた。
実は律ちゃん、最初は真美を選びたかったんじゃないか、
なんて妄想をしてみましょう。

亜美と真美はこれまで二人一役で「双海亜美」を
演じてきたわけです。それがここに来て、亜美と真美を
別々の存在として登場させる事に決まった。

当然、真美は「亜美ではない自分」を模索して
表現する方法を考えるだろうし、もちろんそれは
亜美と同じものであっては意味が無い。

今後、各キャラの設定は色々と明らかになるでしょうが、
現時点で既に「自ら歩みを進める意思と理由」を
状況的・潜在的に内包しているのが、真美だと思うんです。
そのパワーを、このユニットに加えたかったんじゃないかなと。

・・・で、ここに「高木ストップ」がかかった!(笑)
ドラゴンもしくはユリオカ超特Qの声で脳内保管願います。

その「亜美とは違うもの」という考え方のベクトルは、
一歩間違えれば嫉妬のような感情だったり、
「とにかく違えばそれでいい」という極端な発想に
なりかねない。それは絶対に避けなきゃいけない。
これはもうアイドルとしてどうこうって話じゃなくて、
13歳という多感な年頃の1人の女の子の問題です。

さすがにそこまでのマネジメントを律ちゃんが背負うのは
荷が重過ぎるだろう、という社長の判断が働いても
何の不思議も無いでしょう。それはプロデューサーとしての
資質や手腕とは、また違った要素が必要な事だから。

そこで、亜美が選ばれた理由。
もちろん、あのパワーそのものみたいなキャラクター。
亜美には「今まで通りでいい」という、消極的ではありますが
確実な選択肢がある分、真美ほど不安定な立ち位置ではない事。
それでいて真美という「イヤでも意識せざるを得ない存在」が、
同じ事務所、同じアイドルという土俵の中にいる事。

つまり亜美も、真美と似たような理由付けを持っていて、
それも加味した推進力を持ったアイドルだと思うんです。
伊織ともあずささんとも違う、というか、その二人を
まとめて巻き込んで前進していけるパワー。

で、だ。
真美を指名してきた律ちゃんの思惑を察した高木社長、
それを却下するのと同時に、今書いたような理由を説明して
亜美を推薦したんじゃないかと。

インタビュー記事にもありましたが、二人はちょうど今、
お互いが違う存在であるという自意識を持ち始めています。
これがそもそも他人同士だったり、年齢の違う兄弟姉妹なら
そんなに心配する事はないんだけど。

そういう二人を「プロデューサー待ちのメンバー」という
同じ枠の中に入れてしまう事を、避けたかったんだろうと思います。
それぞれに違う環境を与えてあげて、それぞれに考えさせる。
そうでなくても双子の兄弟姉妹って、学校では大抵
同じクラスにはならないですよね。要はそういう事です。

亜美が先に新しいユニットに加わる事の理由付けとして、
「今までが"双海亜美"だったから」というのは、感情論はともかく
理屈の上で一応筋は通ります。「今まで」を背負う亜美と、
「これから」を考える真美。前作までならこの話は
「よーするに代役で双子を使った」という身も蓋もない話で
終わってたんでしょうが、今回は違うはずですよ。

こういった諸々の事情のどこまでが、律ちゃんと社長の間で
話に上ったのかはわかりません。ただ、律ちゃんのプランに
亜美がフィットしないのなら、どんな提案がされたところで
GOサインは出ないでしょう。こうして、無事3人が選ばれました。

元気印の女の子がドーン!と飛び出し、
ちょっと年上の女の子がたしなめつつも前に出て、
もっと年上のお姉さんがそれを見守る、という構図。
パッと見た時はアンバランスな感覚がするけれど、
案外どんな場面も柔軟に乗り切っちゃいそうなメンバー。


三者三様の個性を、さてさてどんな方向に
プロデュースしていったもんだか・・・という
「竜宮小町誕生秘話」なんて、どうでしょうかね?

それにしても随分妄想が先走ったもんだなぁ(笑)。
というか「・・・って律ちゃんが考えたんじゃね?」と
言いながら赤ペンの思考回路を書いているだけというですね・・・。

今回はトリオ編成が基本システムになっていますが、
実は竜宮小町が先に出来てしまった事で、いわゆる
「定番トリオ」が結構出来なくなっちゃってますよね。
ロリトリオとか弁当トリオとか某艦隊とか。
現状選べるのって元961トリオ(美希・貴音・響)
修羅場トリオ(雪歩・真・美希)くらい?

だから自分好みのトリオを選びつつ、勝手にそういう
裏設定を考えてみるのも、なかなか面白いものです。
うーん、赤ペンはどうしたもんか。この前書いたように
センターは貴音だから、春香とやよいを入れて
「セレブと庶民」的な・・・うわ、石を投げないで!(笑)

んじゃ、この話はもう一回。
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           O 。
                 , ─ヽ
________    /,/\ヾ\   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_   __((´∀`\ )< というお話だったのサ
|_|__|__|__ /ノへゝ/'''  )ヽ  \_________
||__|        | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从  | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\  /   ::::::::::::ゝ/||
────────(~~ヽ::::::::::::|/        = 完 =


AA上手く出来てるかしら?
そうねぇ、超若手新人未経験Pじゃ美希は手に負えないよなぁ。
同じ理由で千早の才能も生かせないだろうしな。
だったら扱いやすい春香なんか良さそうかなと思うけど、目線が近すぎていい意味でのビジネスライクさに欠けるか。
うん、伊織って選択はすごい納得出来るんだよな。
自薦だろうが他薦だろうが伊織ならって思えるし。

あとの二人はなぁ……
赤ペンセンセーの理由でも納得はできるけど、
それでもやっぱり双子一緒にプロデュースしたかったなぁと思っちゃうのはもうどうしようもなく仕方のないことだよね。
【2010/10/07 22:15】 URL | Gate #mQop/nM. [ 編集]


「第一回選択希望選手!竜宮小町!水瀬伊織!15歳!ツンデレ!765プロ」(cvパンチョ)



いおりんのドラ1マジ最高!!
【2010/10/08 03:09】 URL | た。 #- [ 編集]


> GateP
はーい、仕方のない事はまだ脇に置いといて下さい(笑)。
あるいはアイマス2の後の双子をプロデュースしてみたいかも。
その機会があるかどうかは微妙だけど・・・。

ま、あくまで勝手な妄想による人選だからね。
そこはもう各自が自由に思い描けばそれでいいのかと。

> た。
脳内大音量再生余裕でした。でもあえてひとつだけ。
「水瀬」と「伊織」の間にタメが無いぞ!(笑)
【2010/10/08 21:19】 URL | 赤ペン #Td/ILGRk [ 編集]


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赤ペンP

Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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