赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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けっきょくなにがひっかかってるんだろう
んー。
色々考えたんだけど、やっぱり書いておこうと思います。

これが単に「新しいアイマスの中身はアリかナシか」という
それだけで済む話だったのなら、以前から書いている通り
「ゲームやってから考えようぜ」の一言で、後はもう
ゲームが出るまで待っていれば良かったんですけどね。

ところが、事はそう単純ではなかった、と。

あれから1週間。
自分の中でひとつ区切りをつけておきたいので
普段の自分のポリシーを、ちょっとだけ破ってみました。

今回の件については、既にいろんな考察もされているし
整理してまとめていらっしゃる方もいます。
挙げ始めたらキリがないんだけど、とりあえず
「挙げても迷惑がそれほど掛からない」人で、かつ
「だいたい同じ意見である」人という事で、
またコイツか!と言われると思うけど、貼っておきましょう。

狐狐庵(きつねP)「アイマス2騒動について」
http://kitsunep.blog118.fc2.com/blog-entry-308.html


普段なら断りなんて入れずに好き勝手に紹介するんだけど、
さすがに今回は事前に相談しました(苦笑)。
しかし普段は長文長文と煽るくせに、書くときゃ
キッチリ書くんだから手に負えないねまったく。

基本的な私の意見は、ほぼここに書いてあるきつねPのそれと
同じと考えていただいて結構です。
まぁ発表当日の夕方から
きつねP・M@co.jPと生放送で語ってましたしね。
なので、アウトラインはこちらの文章を参照頂くとして。

間違いなく長い話になるので(笑)、今日のエントリで
書いておきたいのは、今回の件で赤ペンが唯一、
少し感情的に腹を立てている出来事です。

それは現在の状況そのものでも、ゲームの変更点でもなくて、
発表されたあのステージイベントそのものに端を発する、
「情報発信の流れ」について、です。

何しろ「感情的」なので、事実誤認とか、私の知りえない
何らかの事情があったのかもしれません。
でも、私の率直な感想を包み隠さずに書いておく方が
いいと思いますので、事前にご承知置き頂ければ幸いです。

それでも読んでみようという方のみ、この先へどうぞ。

私も含めて、Ustreamの生中継を見ていた方も多いでしょうし
イベント内容の詳細は割愛します。確かにいろんな発表そのものに
ビックリしたのは確かなんだけど、そのシーンを見た瞬間、
ちょっとアツくなりました。

それが「若林さんが最後を締めたシーン」だった、と書けば
同じ気持ちの人は大勢いらっしゃると思うんですが、
私は若林さんが話し始める前、ああいう表情を見せる前、
っつーか、ガミPが退場したあたりから、もう唖然としちゃって。

補足が必要ですね。
このブログでもよく書いている通り、赤ペンはかつて
ゲーム屋さんという立場にいたんですが、そこで私は主に
宣伝を担当する部署に所属してたんです。

まだるっこしい説明はすっ飛ばそう。
要するに、私はああいうステージイベントの企画に携わったり、
時に自分自身が「メーカー担当」としてマイクを握って
ゲームの説明をしたり、そういう事をしてました。

TGSみたいなビッグイベントのステージはさすがに
広告代理店が入ったり、ベテランの宣伝マンや
ゲームの開発陣・プロデューサーが先頭に立つわけですけど、
それでもひとつのイベントが回っていく一部始終を
当事者として体験した、という過去がありまして。

うん、あくまでも「過去」の体験談です。それも昔の。
だからこそ今回の感想を「感情的」という言い方に
しています。現状に則してないかも知れないですし、
ただの感傷と言われればそれまででしょうから。
それを承知の上で、続けます。

――なんで声優さんに締めさせてるのよ。

ここはアイマスのライブとは趣旨が違うんです。
ステージを回す能力の有無なんて関係ない。
彼女達はあくまでも「ゲスト」という立場で
扱って差し上げなきゃいけない、そういう場です。

こういうステージの進行はメーカーの人間が仕切るか、
少なくともコンパニオンを雇ってやってもらうのが筋でしょう。

余談だけど、私が一緒にお仕事をさせて頂いた
コンパニオンの皆さんのプロ意識は凄かったです。
目の前にお客が誰もいなくても、どれだけお客がいても、
興味がある事でもない事でも、我々のオーダーに合わせて
全く同じ笑顔とトークを貫くんだもの。
リハーサルの時までは、ゲームの「ゲ」の字も
知らない人が多かったはずなのに。

私も人前で喋るのは得意な方ですが、やっぱり
状況によってテンションが上がったり下がったりします。
当時は駆け出しの社会人だった事もあって、すごく貴重な
経験をさせてもらったと感じています。

閑話休題。
あの日のステージは私にとって、その経験の枠内ではあるけれど
あり得ない光景でした。自分が見てきた、教わってきた
ルールとは違う、もう極論すれば、事情を説明してくれなきゃ
「理解できない」光景。

仮にあの場で、若林さんがこれっぽっちの動揺も見せず
明るくイベントを締めていたとしても、同じ感想を
持ったと思います。今回の発表が、多くの人にとって
もっと好ましい内容だったとしても。

まして、あの発表内容で、ご存知のような状況だったと。
たとえビジネスであっても、礼を失するにも程があるだろう。
本当ならメーカー側が真っ先に守らなければいけないのが
例えば彼女達のような存在だってのに。

しかも、この様子がUstreamで生中継され、多くの人が目の当たりにした。

例えばこれが、イベントを見た人の感想がブログなりtwitterなり
掲示板なりに上がってきて、それを見た人の反応からはじまったのなら
受け手の側もそれなりにブレーキが踏めると思うんです。
そういう感想ってどうしても主観が入りますから、
情報をある程度精査するというステップが入る余地もあるんだけど。

そうではなくて、まさしく「事実」を、多くの人が共有した。
ニュースソースは、脳内でも風の噂でもなかった。
おまけに、あまりに多くの事実が矢継ぎ早に目の前に突きつけられて、
それを切り分けて個別に考える余裕もなかった。

Ustの画面を閉じて、ゲンナリしました。
19時過ぎに件のインタビュー記事が公開されて、
その先の事は、もうご承知の通りです。

今回発表された「アイマス2における変更点」について、
もちろん個別にはいろんな感想や思いがあります。
あずさ派として穏やかな心情でいられるわけも無い(苦笑)。
でもね、なんと言うか・・・うん。

何故このタイミングで、こういう情報を、こういう形で
ユーザーに開示したのか。何を予測して、何を期待してたのか。
メーカー側が、アイマス2というゲームのどんな要素を、
どういう風に、ユーザーに伝えていきたいのか。知ってもらいたいのか。
既存のファンをどうしたいのか。新規のファンをどうしたいのか。
アイマスというコンテンツをどうしたいのか。

今の時点で、それがわからない。まるで見えない。
私は、それが一番腹立たしくて、悲しいです。

個別の変更点については自分なりに折り合える地点が
見つかったけど、この事だけは、どうにもならなかった。

その象徴が、あのイベントでした。
しかもあれはメーカーのブースではない、
TGSの主催者側が用意したメインステージです。
より一層「外側」に向かって開かれているはずの場所。

ええ、わかってます。

私の感想が、自分の決して深くはない経験に根差した、
現場の事情を知らない人間の戯言に過ぎなくて、
他の方にはあまり関係のない話だって事くらい。

プロモーションの順番として、こういうマイナス面が強い
情報を、まさか発売直前に公開するわけにもいかない。
だから今のうちにアナウンスするしかない事も。

熱心なファンの人たちは、ありがたい存在である反面
新しい事をやる際の足枷になってしまう事も。

だから時には、新しい一歩を踏み出すために
目を瞑って切り捨てる勇気が必要な事も。

どの道ただのいちユーザーである我々には、基本的に
選択肢は無くて、だったら事実を冷静に受け止めて
そこから楽しみ方を考えた方がいいだろうって事も。

それでも、やっぱり、あのやり方はなかったと思う。

アイマスがどうとかゲームがどうとか感情論とか
大人の事情とかポジとかネガとかそういう事じゃなくて、
もっと大事なものが欠けていた。見えなかった。

ユーザーがこれだけ混乱している現状の原因は、
確かに当事者である我々、ユーザー自身にもあるのでしょう。
でも、どっちを向いているのかわからないシロモノを
あれだけのボリュームでいっぺんに叩きつけられたら、
そりゃ混乱もするさ。つい隣の「意見が違う人」に
物申したくもなるさ。嘆きたくもなるし、そういうのを見て
気分が悪くもなるし、いっそ達観したくもなるさ。

「色々考えた結果、新しいチャレンジをするために
 竜宮小町の4人をプロデュース出来ない内容にいたしました。
 ファンの皆さん、とりわけ4人が好きだという皆さんには
 本当に申し訳ないと思っています。

 でも彼女たちをないがしろにはしません。ちゃんとフォローも
 していきますし、その分今までのアイマスにはない新しい展開を
 皆さんにお見せできると確信しています。
 発売に向けて、まだまだ新しい情報もお伝えしていきますので
 今後も応援、どうぞ宜しくお願いいたします」


あのステージの上で、勇気を持って胸を張って、メーカーの誰かが
こんな風にユーザーへ直接メッセージを送っていたなら。
そりゃ納得できないことも多々あったでしょうが、
少なくともここまでの騒ぎには、ならなかったんじゃないかなぁ。

アイマスとアイマス2は「パラレル」。
本来なら「今までと違う事をする為のエクスキューズ」として
この言葉があったはずです。でも今、ユーザーには
「逃げるための言い訳」にしか、見えていないと思う。

予想通り長くなってきたので、今日のまとめを。

私は、今回明らかになった情報の中身そのものについては
基本的にネガティブか、良くて「ゲームを見るまで保留」
という捉え方をしています。少なくとも、聞いてて無条件で
胸が踊るような話は、何ひとつなかった。
でも、それはそれとして「じゃあこれをどう展開していくのか」
という部分を、なるべくポジティブに考えたいとも感じています。
さっき書いた事とは矛盾しちゃうけど、でもやっぱり、
今までもそうしてきたし、その方が絶対に得だと思うから。

ま、一言でいえば「複雑な心境」というヤツです。
食わず嫌いはイヤだけど、目を閉じて鼻をつまんで
無理矢理食べるってのもちょっと・・・と。

で、そんな中とにかく納得いかないのは、メーカー側の
気概というか心意気というか、そういうものがまるで見えない、
投げっ放しジャーマンみたいな情報の出し方、伝え方です
、と。
そんなところでしょうか。

ともあれ、そんな心境とこんな状況の中で、
今後について考えてみました。その話を、次回に。
この記事に対するコメント

おひさしぶりです。
>「色々考えた結果、新しいチャレンジをするために
>竜宮小町の4人をプロデュース出来ない内容にいたしました。

こっからのくだりにとても共感しました。
そして「複雑な心境」ってのも。
俺は「モヤモヤしてる」とだけ書いて、上手く文章にできなかったんで
尊敬します。
【2010/09/25 10:07】 URL | シャックル #jxT87rSU [ 編集]


> シャックルP
どもども、ご無沙汰ですー。
あのセリフでも多分私は納得しづらいとは思いますが(苦笑)。
そういう諸々を含めてとにかく「複雑」「モヤモヤ」が広がってるのが
息苦しい原因なんだと思います。えーと、尊敬はしなくていいです(笑)。
元々書く人ですから・・・動画作れ俺(笑)。
【2010/09/25 21:28】 URL | 赤ペン #Td/ILGRk [ 編集]


とりあえずゲーム業界にいる人間として、「声優に締めさせるなよ」には心底同意させて頂きます。
【2010/09/26 00:29】 URL | he #- [ 編集]


初めまして、伊織Pやってるものです。
今回の件覚悟はしてたのですが。ガミPの「出来ません」発言で殴られたような衝撃をうけました。
他はまあいいのですが。伊織をプロデュース出来ないことがショック。
結局情報の出し方とかフォローの仕方がありえなかったんだなーって。
相方が律子Pで神の涙とか話聞いたら応援するしかないと結論つけまして。
会社側が何やってんだいということだったのかと。
自分はアイマス続けますし、まあなんかあるだろうと楽観的に思ってたのですが。やっぱりモヤモヤしてたので。
この記事見て少し晴れました。
ありがとうございました。
長文乱文失礼致しました。
【2010/09/26 00:46】 URL | 隔離病棟患者P #XzN1cqIg [ 編集]


> heさん
ですよね。あれは発表内容以前の問題だったというか、
そんな事でなんで問題提起しなきゃいけないんだ、って話だと思います。

> 隔離病棟患者P
どうも初めまして!
些細な事だって、ボタンの掛け違いで伝わらなくなる。まして今回みたいな
デカい話なんだから、一層。難しいからこそ、正面切ってファンの人と
向かい合って欲しかったなぁ、という気分です。あ、長文については
一切謝らなくていいですよ(笑)。
【2010/09/26 01:02】 URL | 赤ペン #Td/ILGRk [ 編集]


アイマスDSの男の子の時には何で騒がなかったんでしょうね。
【2010/09/26 21:40】 URL | pad #- [ 編集]


> padさん
シチュエーションが違いすぎるので比較は難しいのですが・・・
DSでは盛り沢山の設定やギミックが用意され、かつその事前情報の
出し方などに、ものすごく気を遣っていたフシがあります。
それに比べると今回は「出しっ放し」感は否めないかな、とは感じました。
簡単な私見で申し訳ありませんです、ハイ。
【2010/09/26 23:18】 URL | 赤ペン #Td/ILGRk [ 編集]


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赤ペンP

Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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