赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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File-EX04-01:「隣に・・・(Medley Ver.)」
あずさメドレーでは「いっしょ」も担当していたんですが、
そちらはエンディングなので半分くらい構成も決まってたし、
書いてくれといわれたら書くけど、割愛でいいでしょ?(笑)

さて、この時期に、あずさ派が、この曲で、メドレー形式の中で、
あの人が作る、あの曲の前で、作品を作る
という事。

今挙げた要素は、人によって気にするものもあれば
気にならないものもあるでしょう。でも私にとっては
全部気になる要素だったわけで、作る前から
あらゆる意味で詰んでいたとも言えます(笑)。

じゃあ、なんでこの曲を担当したのか。
うん、なんでなんだろうね?

・・・こんな書き出しで始まるような話だから、今回も殺人的に長いよ!
キリのいいところで前後編にしましたです・・・。


とりあえず、四の五の言わずに貼ろう。

桃邪気P


Die棟梁P


七夕P


以上、自分が作る前に「参考」として見た、
この曲のPVであります。もうこの時点で死ねるね(苦笑)。

既に「名作」と呼んで差し支えのない作品がある中で、
その曲を使って動画を作るというのは、こういった企画には
よくある話で、他に経験されている方もいらっしゃるでしょうが、
それにしてもねぇ・・・単純にスローな楽曲でメドレーでは
使いづらいってのもあるし、まぁ敢えて書くことはしないけど、
違う意味でのやりづらさもある曲ですから。

だから、元々この曲をメドレーに入れる予定はありませんでした。

うん、なかったんです。
という事は、つまり「誰も希望を出していない」という事です。
もちろん、私も含めて。ま、出しづらいわな。

ちなみに、私が最初に出していた希望曲は、
公式曲なら「You're my only shining star」、
コラボ用として一青窈の「月天心」といった辺り。
それは置いておくとして。

とにかく「隣に・・・」に関しては、
例えばエンドロールみたいな場所で使うとか、
そんな具合でなんとかならないかねぇ、なんて話を
去年の夏頃の時点で既にしていたんです。
それが入る事になった理由は・・・まぁ、察してよ(笑)。

私はそれを「営業判断」と表現しています。
作り手としてじゃなくて、企画屋としての判断、
視聴者の視点がどういう方向を向いているかを
最優先に類推して下した判断、って事です。
それが正しかったかどうかは別の話ですけど。

ともあれ12月の頭に、この曲を強引に突っ込んだ構成を
考える羽目になり、それはすぐアイディアが出たんだけど、
当然「じゃあ誰がやるのよ?」って事になりますわな。
担当者の事なんて頭が回るわけがないっす(苦笑)。

・・・こういう時ってさ、「言いだしっぺ」がやらなきゃ
しょうがないよね。多分一般論としてそうだろうと思いますし、
それ以上に「企画屋」としての赤ペンの偽らざる心情として
それ以外の選択肢はあり得ないと思ってるんです。

実際にそうするかどうかは別としても、こういう時に
腹を括れない人間が音頭を取るのはどうなのよ?
みたいな。
こんな事を書いたら怒られるかもしれないけれど、
でも少なくとも、私はそう考えるタイプの人間です。

ま、そういう個人的な心情はともかくとして。
実は赤ペン、曲の希望を出してはいたけれど、
「どうせ誰か調整役も必要だろう」と思ってたので、
最初から「でも他に必要な曲があったらそっちをやるわ」
と宣言してました。

一方で、他の人の希望曲は、もう全部出揃ってます。
そこに追加でもうひとつお願いするのは難しいし、
ましてこの曲で作ってくれとか頼みづらいじゃない?(笑)

だったら、使おうと言い出した、まだ曲が決まっていない
赤ペンがやるのが一番理に適っていて、筋も通るだろう。
そこまで含めた「営業判断」でした。

企画屋さんとしてはそれで納得しました。
で、作り手としての赤ペンはどうだったのか。

12月頭に構成を考えて、「じゃあ、やります」と
正式に返事をした1月半ばまでの間。さすがに決断を
下すまでには色々と逡巡しまくりましたが、それでも
割と早い段階で腹は括れてたし、この間も
「イヤな感覚」みたいなものは、あまりありませんでした。

だってね。
構成をする時、この曲で終わらせる形には
絶対したくなくて
、そうすると入る場所は
たった一つしかない。この曲の後ろに入っても
負けないだけのパワーと意味のある曲の前。

・・・ただでさえ「自分は合作向きではない」って
思っているところに、この曲背負ってRidgerPの、
しかも自分があずさ派になる大きなキッカケでもある
「Destiny」の前とか、もう開き直るしかないじゃない(笑)。

うん、「吹っ切れた」を通り越して「突き抜けた」。
だから「逆ギレ」じゃないけど、むしろ他の全員を
食うくらいの気持ちでやろうと思って。その腹積もりでやって、
ようやく他の参加者の方と同じスタートラインかな、って。

それに私がどれだけあがいたところで、次の人が間違いなく
キッチリ締めてくれるはずだしね!(笑)鍋の締めの雑炊みたいな。
だったら美味い雑炊に必須の、いいダシを取らせるべきだろうし、
それ以上に、ただのダシ要員で終わるつもりもないぞ、と。
そう考えたら、むしろこの曲はこれ以上ないくらい
「武器」にもなってくれるのかなぁ。選曲勝ち乙!

・・・その代償に相当胃を痛めた訳ですけど・・・(笑)。

どんな曲を使ってどんな作品を作ろうが、
やっぱり楽しく、前向きに。そこを譲っちゃいかんだろう。
少々捻くれた思考回路ではあったけれど、そうやって
自分の身上を改めて確信できたのは、大きかったかな。

こうして雑念なしにこの曲と向き合うことが出来ました。
いや、むしろ雑念ばかりだったのかもしれないなぁ。

前半戦は「この曲で作ることになるまで」の話で
タイムアップだわ(笑)どんだけ書けば気が済むんだ俺。
という事で、続きは次回!
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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