赤ペンPの添削日記
由無し事を徒然に書き連ねる日記。
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選ぶ、という事。
すっかり季節の風物詩?になった、卓球Pが主催する
「2010年上半期ニコマス20選」の時期が近づいてきました。
卓球さんの胃の痛みを完全スルーしつつ(笑)、
今年は私も参加します。実は初参加!
これまでも拙作を色々と選んで頂いてたし、
またそのコメントも楽しく拝見させて頂いてましたので、
私の方からも同じ事をしないとね、という事で。

あ、さすがに各作品への詳しいコメントは
誕生祭が終わってからにさせてください(笑)。
最初はマイリストだけ貼って参加しますが、ひと段落したら
夏休みの絵日記よろしく色々書くよー!

・・・で、私の選出状況なんですが。
もしかしたら20作に届かないかもしれないなー。
今のところ14作かな?

既に誕生祭に向けて動画に着手している手前、
残り半月で無理矢理選ぶのもアレですし、恐らくは
そのまま提示って事になるのかな。ま、レギュレーション的に
問題があるわけじゃないので、それも一興。

で、なんでそうなってしまうのか。
もちろんそこには「赤ペンはあんまり動画を見ない」という
根本的な理由もあるんだけど、他に考えたことなど。


上半期に投稿された動画の中から、これは!と思った
20の作品を選ぶ。
他の細々としたレギュレーションは
とりあえず置いといて、これが最も基本的な
このお祭りのルールです。で、ブログやツイッターを拝見すると
この時期にどれを選ぶかでお悩みの方もたくさんいらっしゃると。

さて、これまで参加された皆さんに質問です。
あなたは、何を基準に20の作品を選びましたか?
あるいは、何を基準に20以外の作品をふるいにかけましたか?

ま、回答なんて人それぞれだし、無論正解もないわけですが。

今回、自分で選んでみて思ったこと。
ぶっちゃけね、「いい作品」なんて20どころの騒ぎじゃ
ないくらいある
わけです。「見て欲しい作品」もたくさんある。
「誰もが知ってると思うけどあえて選ぶぜ!」ってのもあったし、
「こんなの俺が選ばなきゃ誰も選ばないだろう」ってのもありました。

で、結局「選ぶ作品」と「選ばない作品」を選別しなきゃならない。
となると、言葉は悪いけれど、今書いたようなフィルターじゃ
明確に線引きできないんですよね、結局。
何故こっちは入ってあっちは入らない、と他人に言われるなら
まだしも、自分でそう思っちゃったら話にならん(苦笑)。

だから、私はもっと自分自身で納得できる基準を
用意しようと思いました。で、それを使う前段階で、
公式レギュレーション以外のマイルールを軽く通して
さらに選びやすくすると。

まず当然ながら「自分が見た作品」。これは譲れない。
どれだけ世間?の評判が良くても、見てなかったら選ばない。
そうなるとノベマスをあまり見ない私は、必然的に
ノベマスの名作を見落としたり外している率が高くなります。
(と言いながら、実は今回選んでるんだけど)

で、そういう事を一切気にしない、ってのが次のルール。
1P1作のルールは遵守しますが、アイドルやジャンル、
使われている音楽などに偏りが出ても、それには
全て目を瞑る。しょうがないじゃない、と割り切る(笑)。

当然、数字もあまり気にしません。もちろん参考にはします。
数字が示す傾向的なものもあるわけですしね。でも、
多くの人が見ていようが見ていまいが、それはそれ、これはこれ。
さっきも書きましたが、ほぼ同様の理由で周囲の評判も気にしない。

そうやってふるいにかけた作品群の中から、
私がチョイスするために必要な絶対条件。それは、

「この作品を肴に文章を書きたいと思えるか否か」

です。そこ、笑わない!(笑、って俺が笑ってるし)

イヤラシイ話を書きますが、言うてもこれだけ文章を
書いている身ですので、その気になればどんな作品を
題材にしても、それっぽい文章を書く事は出来ます。
文章のテンプレ、長文のテンプレは一応持ってますから。

問題は、「書きたいと思えるか」って部分。
以前シラカワPの「空想メロウ」について書いた時、
ご本人に伝えた事だったり、ディープPについての文章を
書いた時の話に通ずる部分があるんですが。

自分にとって引っ掛かりのある、意味のあるものに対しては
いくらでも言葉なんて紡げるものなんです。
そして往々にしてそういうものは、自分自身を映し出す
いわば鏡のような存在であることが多い。


そして私にとって「そうさせてくれる作品」は、
見ている作品数が少ない事を差し引いても
決して多くはない。必ずしも長文を書くのかと言われたら
そんな事はないし、作品そのものの文章よりも
自分語りの方が割合が多くなっちゃうんですが、
それでも、何か書いておきたい。そう思わせてくれる作品。

それは作品のクオリティに由来する場合もあれば
作り手に由来する場合もあるし、自分が作った作品、
考えたアイディア故にって事もあるかもしれない。
ネタ系なら「バーカバーカ」って言いたいだけとかね(笑)。
アイマスやニコマスの内側に理由があることも、
外側に理由があることも。えとせとらえとせとら。

その人の家に行って、本棚やCDラック、並んでいるDVDを
見れば、ある程度その人の事がわかる、みたいな話ってあるけど
この企画も、結局はそういうものなんでしょうね。
「俺はこういう作品に心を動かされる人間です」みたいな
ある種の名刺的なリストが、そこに出来ると。

よく卓球Pは「この企画はランキングじゃないんで」って事を
言うんですけど、そりゃそうだよね。自分晒しの企画に
ウエシタもあったもんじゃないし、多くの人が選んだ作品は
確かに「多くの人に届くだけのものを持った素晴らしい作品」という
評価はできるけど、だからと言ってその人数の多寡で、
こっちの事を色々言われても癪じゃない?
「皆が選んだ作品ばかりのお前は大衆に迎合している!」
とか言われても、知るかっつーの(笑)。

そもそも。
たとえ一人にしか届かなかった作品だとしても、
それが深く深く突き刺さったのだとしたら。
それこそ、比べることに意味はない。比べられても困る。

だから選んだ作品が20作に届かなくても、それはそれで。
今年上半期、私が見たニコマスの動画の中に
私の書き手としての部分を揺さぶった作品が、たまたま
その数だったってだけの話で、他の時期ならもっと少ない事も、
もっと多くて選ぶのに悩む事もあるでしょう。

選んだものは他人のもののようであって、
実はそこに自分と言う存在が少なからず見え隠れする。
それを拾い集めて見つめ直すことにも、意味がある。

選ぶ、って事は、つまりはそういう事。
赤ペンはそんな風に考えてます。

ま、そんな重っ苦しく考えなくても、「もっと作品見ろよ!」って
みんなに怒られたら済む話だしね(笑)。とりあえずもう少し
加えたいなーとは正直思ってますので、時間を見てもっと色々と
見たいなーと思います。そして私に選ばれてしまった方、
この夏は長文にゲンナリしてくださいな(苦笑)。
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Author:赤ペンP
都内某所に潜伏し、ひっそりアイマスMADを製作中。表向きはうだつの上がらないサラリーマン。人生のモットーは、なだらかに昇りなだらかに落ちる放物線。

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